しあわせ日記
6月1日(金)『幸せになる方法2001』
『幸せになる方法』は生涯で何冊か書きたい本です。自分が死んだ後も、末長く多くの人の役に立てるような本を残せたら、というのが私のいちばん大きい夢かもしれません。
1995年7月30日の『幸せになる方法』(近代文芸社)出版から、もう6年近くたちました。その間にいろんな幸せになる方法を考えて試してきました。そろそろ次の『幸せになる方法』を書いてみたいとも思うのですが、他に書きたい本もあるし、やりたいこともいろいろあるので、もう少し先になりそうです。
そこで、もし今『幸せになる方法』を書くとしたらどんなものになるのか、試しにちょっと書いてみようと思います。
と言っても、まったく新しいことはほとんどないと思います。この日記で書いてきたことのまとめのようなものになるんでしょう。
「幸せになる方法」の5つの基本は変わっていません。
1.幸せを感じて生きる
2.将来の幸せを信じて生きる
3.夢を持って生きる
4.人を幸せにする
5.不幸を幸せに変える
とりあえず、『幸せになる方法2001』ということで。
6月2日(土)幸せを感じて生きる
幸せになるためには、「幸せを感じて生きる」ことが何よりの基本。
幸せを感じて生活する、幸せに暮らす、ということ。
1日の中で幸せを感じられる時間を何回か確実に持てるようになる、ということ。
そのためにはまず、幸せについての幸せになる考え方。
「幸せはたくさんある。自分が幸せになる方法もたくさんある」
「幸せには、大きい幸せも、中くらいの幸せも、小さい幸せもある」
「幸福感を得られないと価値がない」「幸せだなぁ、と思えることが重要」
というような。
そして、幸せを感じて生活できるようになるためには、小さな幸せを大切にすることが不可欠。愉しむ、よろこぶというようなことが大きい。
幸せになるための第一段階は、今の自分(の環境)のままでもそれなりに幸せに生活できるようになる、ということ。たいていの人はそれができるはず、そうなれるはず。
そのためには、悩みや問題があってもそれなりに幸せに暮らす。
心が疲れた時や心が傷ついた時にも、幸せを感じられる時間が持てれば、より早く回復できる。
今を大切に、気分よく生活することを心がける。
実践方法としては、ハッピー・ウォーキング。
感じた幸せを力に、幸せになれることができたら、なおいい。
幸せを感じるのも能力/能力。うまくできるように工夫や努力をすることで、能力は育てることができる。
まずは、それなりに幸せに暮らせるように。
それから、少しずつ、もっと幸せに暮らせるように。
幸せに暮らせるようになることが、いちばん現実的な「幸せになる方法」だと思うのです。
6月3日(日)明日の幸せを信じて生きる
「明日の幸せを信じて生きる」なんてすごく難しそうですか?
「明日の幸せを信じて生きる」ことができたら、幸せだと思いませんか?
希望があるのと、希望がないの、どっちがいい?
希望を見いだすのも能力。うまくできるように工夫や努力をすることで、能力は育てることができる。
将来の幸せの確信や希望が持てなくても、「なるようになる」や「明日があるさ」と思えれば、それはそれで大きいこと。
明日の幸せを信じる方法、それは今の生き方による。
将来不幸になるような生き方や、将来幸せになれるような生き方をしていない人には、明日の幸せを信じることは難しい。
将来幸せになれるような生き方、それは自分を育てる生き方。
幸せになる能力を高めていけばそれだけ幸せになれる。
今がある程度幸せに暮らせる人は少しずつ今より幸せになれる、と信じることができる。
明日の幸せを信じられる、なるようになると思えるようになると、思い切ってチャレンジできるようになれます。夢とか愛とか。
6月4日(月)夢を持って生きる
「夢を持って生きる」ことは、幸せになる方法の1つ。
夢を持っていなくてもいい。幸せになる方法は他にもたくさんある。
でもやはり、「夢を持って生きる」ことはおすすめの幸せになる方法。
夢を持って生きる・ポイントその1「自分の夢を持てること」。
ここで「夢」とは、自分が実現の可能性を感じられ、実現した時のことを考えると幸せの予感を感じられること。
夢には、大きい夢も、中くらいの夢も、小さい夢もある。
「自分の夢」になりうることはたくさんある。探せば見つかる。
「夢を持てない」という人は、まず小さい夢から始めてみては。
夢を持って生きる・ポイントその2「夢を持って生きる幸せを感じる」。
夢を持つことは今を幸せに過ごす方法。その上、将来の幸せの可能性も。
結果よりも過程重視。目標達成への過程を愉しむ。過程を愉しめたほうが結果もいいのでは。
夢を持てるのも、夢から幸せを感じられるのも能力。うまくできるように工夫や努力をすることで、能力は育てることができる。
夢を持って生きる方法で、最近私が考えているのは、
「ハオハオ、ホープホープ、ハウハウ、ドゥドゥ、フィールフィール」
まず、現実はハオハオ。ハオハオから始めよう。
で、どうしたい? 「○○たらいいな」
では、どうしたら? 「こうしてみよう」
とにかくやってみる。「やれるだけやってみよう」
で、どんな感じ? いいことは好!好! よくないことはハオハオ。
これを繰り返す。
私は、7月からこの方法を実践するつもりです。そして、1つの夢にチャレンジすることを目いっぱい愉しもうと思っています。
6月5日(火)人を幸せにする
「人を幸せにする」ことは、幸せになる方法の1つ。
ムリして人を幸せにすることはない。幸せになる方法は他にもたくさんある。
でもやはり、「人を幸せにする」ことはおすすめの幸せになる方法。
人を幸せにする・ポイントその1「幸せにしたい人がいること」。
自分が幸せにしたいと思う人を幸せにすればいい。そうじゃない人は・・・それなりに。
多くの人を幸せにすること(よろこばす/役に立つ/貢献するなど)は、夢や生きがいにもなる。
人を幸せにする・ポイントその2「人を幸せにする幸せを感じられること」。
人を幸せにすることは、自分が幸せになる方法。
「人を幸せにすることは自分の幸せ」と思えるか思えないかが大きな分岐点。
「人を幸せにすることは自分の幸せ」と思えると、自分の幸せになる方法がたくさん増える。
人を幸せにすることを実践する。
思いやりをもって幸せに暮らす。
人を幸せにできるのも能力。うまくできるように工夫や努力をすることで、能力は育てることができる。
人を幸せにする一番の方法は、「人の自育の手助けをすること」ではないか、と最近考えています。自分が本当に幸せになるためには、自分を育てる(幸せになる能力を向上させる)の一番。だったら、人を幸せにするには、・・・ということです。
親が子に対する一番の愛も、子供の自育の手助けをすることではないでしょうか。
基本的には、子供がひとり歩きするのを見守る。でも、危険な時には守り、傷ついた時や病んだ時には看病する。できれば、幸せへの道が見つかるように照らし、応援する。このようなことが大事なんじゃないでしょうか。
甘やかし過ぎて弱いままおとなにしてしまったり、子供の心に深い傷を残してしまったりすると、子供が将来苦しむことになってしまいます。
「自育」をテーマにした新たなページを7月に開設する予定です。私自身の自育と、読者の方の自育の支援ができたら、と思っています。乞う、ご期待!
6月6日(水)不幸を幸せに変える
「不幸を幸せに変える」なんて、すごく難しいことだと思われるかもしれません。
でも、人生の中では小さなものから大きなものまでいろんな不幸に出遭ってしまうものです。
それをいかに少しでも軽く済ませ、幸せへ向かわせることができるかが、幸せになるためには大きいのです。
不幸を幸せに変える・ポイントその1「小さなことでくよくよしない」
イヤな感じがした時には、「自分は不幸になる考え方をしているのではないか? 幸せになる考え方は?」。
「イヤなことを考えているのに気づいたら、何かいいことを始めよう」「いいきっかけにしよう」
いいこと・幸せなことをする・考えることが、イヤなことを忘れ、心を癒すことにもつながるのです。
不幸を幸せに変える・ポイントその2「大きな(忘れられない)不幸はいい経験にする」
不幸を幸せに変えることは、すぐにはできないこともあります。そういうことは、時間をかけて幸せに変えていくしかありません。
別の方法は、幸せに暮らすこと。幸せに暮らせるようになると、過去の不幸な出来事も「いい経験だった」と言えるようになるものなのです。
不幸を幸せに変えられるのも能力。うまくできるように工夫や努力をすることで、能力は育てることができる。
イヤな気もちになること、いやな人、不幸な出来事は、実は自分を育てるいい材料。そんなふうに思えるといいのですが。
6月7日(木)「方法」
私は、幸せについていろいろ考えますが、できるだけ「方法」につなげたいと思っています。生活の中で実際に使える方法はないか? と。
どう生きたらいいか? 幸せになるためには? と、私も過去にいろんな本を読みましたが、それが直接「幸せ」に結びつくことはほとんどありませんでした。今から思うと、ただ読んだだけでそのまま何もしなかったからでした。読んだことをヒントに自分の(生活の中の)幸せに役立つ方法を考え・実践しなかったからです。
幸せは星の数ほどあり、自分が幸せになる方法もたくさんある、と私は考えます。
いろんな幸せになる方法があります。
・好きなもの(を愉しむ)、ハッピー・ウォーキングなど、生活の中で愉しむ方法。
・幸せになる態度で生活する、幸せな気分で眠りにつくなどの方法。
・気分転換法、ストレスへの対処法、健康法などの方法。
・「ハオハオ」、ひと言でかたづけるなどの役に立つ言葉。
・幸せになる考え方のような、役に立つパターンやフレーズ。
・幸せになる考え方を心がける、物事を考えるヒント、3Hの考え方などの考え方。
・人間関係に関する考え方や方法。
・「気分よく生活しよう」「自分を育てよう」などの生活目標や人生目標。
・5つの幸せになる方法のような生きるヒントや方針。
自分の幸せになる方法をたくさん持てばいいのです。
6月8日(金)実践
たくさん本を読んだり、いろいろ考えたりしても、それだけでは自分の生活も幸せ度も変わりません。自分の幸せになる方法を考え、それを実践しなければ、本を読んだり考えたりした時間がムダになってしまいます(それを愉しんでいるからいい、という人は別ですが)。せっかく時間をかけて、本を読んだり考えたりするのだったら、それを活かして実践に結びつけられたら、と思います。
まずは、自分の幸せになる方法を考えること。本を読んだり自分が経験したりしたことをヒントに自分の幸せになる方法、それも自分が実践できる方法を考えること。
そしてとりあえず、試してみること。自分の生活の中で実際に試してみて、その効果を感じてみること。まったく自分には合わない方法だと思ったら、やめにして他の方法を考える(今は合わなくても、いつか役に立つ可能性もあります。幸せを感じる能力が高まれば、役に立つ方法が増えるものです)。
そして、工夫を続けること。最初からうまくできないのは当たり前。それをいい経験にして方法の工夫や改良をすればいい。頭で考えるだけより、経験しながら方法を考えていったほうが実践的ないいアイデアが浮かびます。やってみなければわからないことがあります。
幸せになる方法を実践する努力の方法もあります。
私は、すでにそれなりに幸せに暮らせるようにはなりました。
自分の明日の幸せも信じられます。「なるようになる」と思えるので、おもいきった生き方も選択できます。
7月からは「多くの人の役に立つ(多くの人に読んでもらえる=売れる)本を出版したい」という1つの夢の実現にチャレンジします。
「幸せ」の探求と、このホームページを通して少しでも「人を幸せにする」ことに貢献できたら、というライフワークでも新しいことを始めます。
これからの生き方がいい結果に結びつくかどうかはわかりません。私はそんなに要領がいいほうでも、バリバリ行動力があるほうでもありませんし。でも、これからの新しい生活を目いっぱい愉しもうと思っているし、どんな結果になってもきっといい経験になると信じています。たとえ今回いい結果がでなくても、「夢を持ち続けて生きる」ことは変わらないと思うし、まだ何回かチャレンジするチャンスはあると思っています。
私は、幸せになる方法を考えるだけでなく、実践しなければ意味がない、と思っています。当然、私の人生でそれを証明できるように生き続けるつもりです。
6月9日(土)自育
今私が考える“幸せになる方法”と言えば、やはり「自分を育てる」、幸せになる能力を向上させれば幸せになれる、ということになりそうです。
幸せになる能力の身につけ方は、「幸せになる能力養成講座」のはじめに書きました。
『幸せになる方法』には、幸せになる能力を向上させる練習というのを書きました。
今年のテーマを「自育」として、「なりたい自分なら」とか「竜馬に学ぶ自育」とかも書きました。
いろいろ書いてきた私自身も、今までは忙しくてなかなか自育の時間がありませんでした。7月からは本格的に自育を始めようと思っています。
また、読者の方の自育を助けるページも始めようと思っています。
共に、自分を育てて、幸せになりましょう!
6月10日(日)『幸せになる方法』
“幸せになる方法”は私のライフワークであり、後世の人の役にも立つ『幸せになる方法』を残せたらというのが私の最大の夢です。
今回、『幸せになる方法』(近代文芸社)を読み返しながら、今の段階での『幸せになる方法』を考えてみましたが、基本的には変わっていないな、というのが実感です。
「幸せを感じて生きる」「夢を持って生きる」「人を幸せにする」はそのままでいいと思っていましたが、「明日の幸せを信じて生きる」と「不幸を幸せに変える」は難しい感じがするので変えようかと、だいぶ前から考えていました。例えば、「希望を持って生きる」と「いい経験とする」のように。でも、ポイントを説明しようとした時、前のままのほうがいいような気がしたので、そのままになってしまいました。
最後に、もう1つ。幸せになりたければ求めたほうがいい、ということです。
幸せはたくさんあって、特に求めなくても出逢える幸せもあります。でも、求めないと得られない幸せもたくさんあります。何もしないで幸せを待っているより、幸せを求めたほうが幸せになれると思います。幸せになれるように努力したほうが幸せになれると思うのです。
幸せになりたいと思う人の役に立つような、『幸せになる方法』が書けたらいいな、幸せのホームページが作れたらいいな、と思っています。
『幸せになる方法』は、少なくともあと2冊ぐらいは書いてみたいと思っています。
今の段階で書いてもいいかな、という気もしますが、もうちょっと先のほうがいいかな、とも思ったりします。
その前に書きたい本がいくつかあるので、そのあとで考えることにします。