幸せになる能力養成講座

第8講 希望を見いだす能力
 不幸からなかなか抜け出せない人、イキイキと生きられない人は、希望を見いだすことができないのだと思います。
 希望を見いだすことは、自分の心の中だけの作業です。
 不幸な自分をそのままにほうっておかないで、自分を助けてあげることです。
 今の自分の幸せのために、希望を見いだそう。

 希望を見いだせるようになるためには、まず自分の現実を受け入れることが必要です。(第7講) そして、希望を持とうと意識し、考えることです。
 希望を見いだすためのヒントを参考にしてみてください。

 とにかく、希望を思い浮かべることで、心の中が少しでも明るくなることを体験してみてください。
 人から言われても受け入れられない言葉でも、自分の中から出てきた言葉には力があります。

 不満がある、イヤなことがあった、自分はダメだ、などの不幸を嘆くだけで終わらずに、現実を受け入れた上で希望を見いだすことで、心を少しでも上に向けるまで考えをつなげる習慣をつけましょう。

 希望を見いだすにも想像力が必要です。希望を見つけられない人は、想像力が足りないか、あきらめが早いのです。
 心がけを続ければ、だんだん慣れて、得意のパターンもできてきます。

 希望を見いだす能力を育てるには、最初が難関だと思います。すぐにはっきりとした希望が思い浮かばなくても、落ち込んだりあきらめたりしないでください。とりあえずは、「いい時もあるさ」「なるようになる」「きっと幸せになれる」のような希望で、少しだけでもラクになりましょう。
 意識して努力すれば、たいていの時は希望を見いだせるようになれます。

 希望という言葉から、輝かしい将来の幸せをイメージされる方がいるかもしれません。今よりほんの少し幸せなことでも希望です。私は、「○○たらいいな」と気軽にたくさん言ってしまえばいい、と思っています。
 小さな希望でも、心を少し明るくしてくれます。大きな希望やたくさんの希望は、心をもっと明るくしてくれます。
 心の明るさが幸せであると同時に、新しい幸せを生み出す元だと思います。


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「○○たらいいな」
 

   第9講 夢を持って幸せに生きる能力

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