「幸せになる方法」実践講座

第13講 不幸を幸せに変える

 この講では「幸せになる方法」の5番め「不幸を幸せに変える」方法をまとめて説明します。次の3つのステップです。
   [1]現実を受け入れる    [2]明日の幸せを信じる
   [3]幸せになる考え方をする
 [1]は第11講、[2]は第12講で説明しました。
 不幸な出来事にあった時、現実を受け入れ、明日の幸せを信じていれば、必ずその先のことを考えられるようになります。その時に、幸せになる考え方をすることが大切です。

  実戦方法 幸せになる考え方をする
    (1)不幸中の幸せを探す  (2)いい経験とする
    (3)いいきっかけにする  (4)幸せへのバネにする
 この4つをヒントにして、自分が幸せになる考え方を創り出しましょう。人から言われてもなかなか素直に聞くことはできませんが、自分で考え出したことは役に立ちます。具体的にどのようなものが不幸を幸せに変える考え方かは、不幸を幸せに変える例を参照してください。

 この実戦方法の難しいところは、実際に自分が不幸な出来事に遭遇したときに、うまくできるかどうかです。ふつうの状態のときにはできることが、つらい状況でできるかどうかです。そのために役立つのは、不幸を幸せに変える練習です。
  人の不幸を幸せに変える練習
  自分の過去の不幸を幸せに変える練習
 これらの練習により、不幸を幸せに変えることができるという実感を持てれば、実際に自分が不幸な出来事にあったときにも、幸せになる考え方ができるのではないでしょうか。少なくとも、不幸を幸せに変えようと「幸せになる方法」を見直して、考え方やヒントを探すことができると思います。

 不幸な経験は、つらさなどのマイナスばかりではありません。いい経験やいいきっかけとすることもできます。自分の幸せを教えてくれ、自分を人間として育ててくれます。幸せになる能力を高めることができます。そのためにも、不幸を幸せに変えるように努力しましょう。
 どんな不幸な出来事も「いい経験だった」、「学ぶことがあった」、できれば「今から考えると幸せな出来事だった」と言えるようになると思います。一時の不幸も人生の中では幸せになります。それを目指して、不幸を幸せに変えましょう。

第14講 幸せになる能力を向上させる

 実践講座