「幸せになる方法」実践講座

第11講 現実を受け入れる

 この講では「幸せになる方法」の5番め「不幸を幸せに変える」の第1ステップの「現実を受け入れる」を取り挙げます。
 不幸な出来事が起きたときに、まずするべきことが現実を受け入れることです。では「受け入れる」とはどういうことでしょうか?どうして受け入れることが大事なのでしょうか?そして、何をどうやって受け入れたらいいでしょうか?この3つについて説明します。

[1]受け入れるとはどういうことか?
 まず私が考えている「受け入れる」を読んでください。肯定しなくていいから受け入れよう。あきらめずに受け入れましょう。

[2]どうして受け入れることが大事なのか?
 不幸な出来事が起きたときに、その現実を受け入れられないと、前向きに考えることができません。
「信じられない」「どうして私だけがこんな目に」「こんな事(人)は許されない」などと現実を拒否していては、嘆くだけで時間を過ごしてしまいます。また、自分でどうにかすることをあきらめて、落ち込んだり自分の弱さを責めていては、不幸に陥るばかりです。
 現実を拒否したりあきらめてしまうと、そこで思考は停止してしまいます。現実を受け入れられると少しは気分がラクになります。そして、感情がおさまれば前向きに考えられるようになります。現実を受け入れることは、自分の不幸な状態に気づくことです。それに気づけば、それをいいきっかけとすることもできます。
 確かにどんな不幸な出来事も時間がたてば忘れられます。しかし、ただ現実から目をそらしているだけでは、不幸から抜け出すのに時間がかかってしまいます。また、同じような事が起こる度に不幸に陥ります。現実を受け入れ不幸を幸せに変えることで、不幸から早く立ち直り、いい経験とすることができます。

[3]何をどうやって受け入れるか?
 実践方法 現実を受け入れる
 受け入れる対象は、事実、自分の感情、人です。
 現実を受け入れるのに役立つ1つの方法は、「ハオハオ」という言葉です。

 自分がつらい時にはとにかく、現実を受け入れよう。そして、普通に生活するように心がけ、前向きに考えられるようになるまで待とう。もし、つらい事を思い出したら、その度に受け入れましょう。そして、明日の幸せを信じよう。

第12講 明日の幸せを信じる

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