しあわせ日記

1月1日(土)テーマは夢?

2000年、おめでとうございます
 
 大みそかの夜、久しぶりに紅白歌合戦を(前半だけ)見ていたのですが、歌詞の中に「夢」に関するものが多いように感じました。昔から「愛」と「夢」は歌のテーマであり、人生のテーマなのかもしれません。

 「夢を持って生きる」ことは幸せになる方法の1つです。幸せになる方法は他にもたくさんあります。“これ”と言った夢を持っていなくても、幸せに暮らすことは可能です。

 ただ、私は「夢を持ち続けたい」と思っています。

 西暦2000年という新しい年にあたって、“自分の夢”を見つめ直してみるのもいいのではないでしょうか。大きな夢でなくても、小さな夢や目標なら誰にでも持てると思います。自分なりの夢を持ってみてはどうでしょうか。

 もう1つ、「少しでも幸せに暮らせるようになる」という目標をおすすめします。この目標は「幸せになる」という“人間の夢”につながる目標であるとともに、今年を少しでも幸せに過ごすために役立ちます。

 2000年もよろしくお願いいたします。
                          本多時生



1月2日(日)たった一度の人生

 たった一度の人生だから、大切にしたい。
 たった一度の人生だから、やりたいことをやってみたい。
 たった一度の人生だから、夢を持って生きたい。
 たった一度の人生だから、出会いを大切にしたい。
 たった一度の人生だから、いっぱい幸せを感じたい。
 たった一度の人生だから、・・・。

 この世にひとりだけの自分だから、・・・。

 人生に一度の今だから、・・・。
 人生に一度のきょうだから、・・・。
 人生に一度の今年だから、・・・。

 さぁ、何をしようかな?



1月3日(月)チャレンジ
 夜、「はじめてのおつかい」(日本テレビ系)を見て、いつものように感動した。映画やテレビを見て感動することはあっても、実生活の中で感動することは少ない。年末年始のテレビ番組で感動したものを思い出すと、何かに“チャレンジ”する姿に感動することが多い。

 何かにチャレンジしてそれがうまくいけば、その喜びは大きい。苦労が多かったほど感動する。うまくいかなくても、それはきっと“いい経験”と思えるはず。成功した人がよく、「思えば、苦労していた頃がいちばん充実していて楽しかった」というようなことを言ったと、目や耳にしたことがある。

 “チャレンジ”というと大きいことのような気がするが、小さいチャレンジもたくさんあり、それなりの感動はついてくると思う。自分なりのチャレンジを考えてみたい。チャレンジ精神を発揮できるような何かが見つかったらいいな、たまには自分のことで感動できたらいいな、と思います。



1月4日(火)幸せを選ぶ
 「時間がないから」「お金がないから」というのは、夢が持てない言い訳でしかありません。1つの夢を持てない理由にはなるかもしれませんが、1つも夢を持てない理由にはなりません。自分の今の環境で持てる夢が必ずあるはずです。

 夢を持てない理由として「他に大切なものがある」というようなものがあります。
 その中で多いのは、誰かが反対するから、誰かを悲しませるから、誰かに迷惑がかかるから、誰かに何かをできなくなるから、・・・、など。まわりの人と自分のやりたいこと、どちらを選んだらいいか、という悩みもよくあります。
 また、他にやりたいことがある、他にやらなくてはならないことがあるということもあります。

 自分の夢と他のもの、どちらかを選ばなければならないことがあります。
 その際には、「(自分の)幸せを選ぶ」ということが大事なのではないでしょうか。自分の夢を選ぶのも、その他のものを選ぶのも、どちらにしても自分の幸せのために選ぶと考えれば、少しは選びやすくなると思います。そして、選んだものから幸せを得られるように努力してほしいと思います。

 幸せになる方法はたくさんあります。
 私は、その中の1つとして「夢を持って生きる」ことをおすすめします。
 すぐに“夢を持てない理由”(言い訳)を考えずに、今の自分に持てる夢を探してほしいと思います。将来の幸せの予感を感じられない目標ではなく、幸せの予感という幸せを感じられる夢を持つことをおすすめします。



1月5日(水)第一歩
 私の夢の1つは、「多くの人の幸せに役立てたらいいな」というものです。ちょっと抽象的な夢です。正直言って、そのために具体的に何をすればいいかはまだわかりません。ただ、本を書いたり、このホームページをやっていることが、この夢の実現につながっていくだろう、とは思っています。そういう意味で、私は夢を持って生きているし、少しずつでも前進しているんじゃないか、前進して行けば具体的な道筋や目標が見えてくるんじゃないか、少しずつ目的地に近づけるんじゃないか、と思っています。

 具体的な夢が見つからなくても、方向だけでもわかっていれば、その方向に踏み出すことはできます。夢を持って生きる上での第一関門は、「第一歩」を踏み出すことです。

 「第一歩」と言っても大きな一歩である必要はありません。足踏みからでも、準備運動からでもいいと思います。自分の夢に関することを本やインターネットで調べることからでも、その夢を実現するために必要な技術を身につけたり・能力を養ったり・財力を蓄えたりすることからでもいいわけです。

 「多くの人の幸せに役立てたらいいな」というのは、ちょっと控えめな言い方ですが、ここで“多くの人”というのは相当多くを考えています。私としては、“大きな夢”だと思っています。そして、“素晴らしい夢”だとも思っています。「多くの人を幸せにすればするだけ、自分が幸せになれる」ということを私は信じています。できることなら、私は世界一幸せになりたい。

 どんな夢をもってもいいと思います。ただ、できれば、そのことが人の役に立てる・人を幸せにできることであってほしいと思います。人を幸せにすることが自分の幸せと思える人には特に。そう思えない人は、人の利益・幸せを考えることが自分の夢を実現・成功につながる近道と考えることをおすすめします。

 自分の夢を持っている人は、第一歩を踏み出し、少しずつでも前進してほしいと思います。前進していれば「夢を持って生きている」と思うことができ、「夢があるから」と、幸せを感じることもできます。



1月6日(木)夢の魅力
 自分の夢に第一歩を踏み出せない理由の1つは、「夢に魅力を感じられない」ことだと思います。
 夢に十分な魅力があれば、黙っていてもやりたくなるはずです。

 魅力の1つは、夢を達成した時に得られるものです。達成しても幸せを感じられないような夢では、やる気が出なくて当然です。また、達成した時に得られるものを忘れてしまっていても同様です。自分の夢が叶った時を想い、幸せの予感を感じることが重要です。夢の実現をイメージすることを意識的に行うことをおすすめします。それが、やる気を出す方法であり、幸せを感じる方法でもあります。

 もう1つの魅力は、それをすること自体で得られるものです。楽しいこと・好きなこと・充実感やよろこびを感じられること・自分の成長を感じられることなど、「やりたい」と思えることが何よりも大きいのです。同じ事をやるにしても愉しむ工夫をすることが大事だと思います。つらいだけのこと・つまらないことでは続かないのも当然です。こういう夢を持てるだけでも、やれるだけでも「幸せ」と思えることなら、それだけで素晴らしい夢だと思います。

 幸せを感じられる夢を持ち、過程の幸せを感じながら、前進し続けることが大切だと思います。



1月7日(金)夢があることは幸せ
 自分の夢に第一歩を踏み出せない理由で大きいのは、失敗や挫折を恐れるからではないでしょうか。
 夢の実現を疑ってみても、暗い気もちになり、やる気が減るだけで、いいことはありません。うまくいった時のことを思ったほうがずっといいと思います。

 自分の夢を見直してみることは、時には必要だと思います。でも、それはやり始めてから1年に1回とかで十分だと思います。その間は、うまくいかないことを考えるヒマがあったら、どうしたらうまくいくかを考えたほうがいいに決まっています。夢への第一歩を踏み出す前からうまくいかないことを考えるなんて、どこか間違っていると思います。

 「夢はあるけど、その実現はきっと不可能」と思うようなことでは、イヤな気分なるだけです。ただの憧れや過去の夢では、幸せは感じられないし、落ち込む素にしかなりません。そういう幻の夢は早く見限って、今の自分に持てる現実の夢を探したほうがいいと思います。

 夢は将来の幸せを予感させてくれるから価値があるんです。夢があるだけで幸せに暮らせるはずのものです。夢を持っているのに幸せだと思えないのは、本当の夢ではないのかもしれません。

 夢を持って生きることは、今を幸せに生きるための方法だと、私は考えています。



1月8日(土)夢が自分を育てる
 夢を持って生きれば、それを実現するするためには、困難がつきものであり、努力が必要です。困難を恐れたり、努力をしたくないというのでは話になりません。

 夢は「結果がすべてではない」と思います。「いい経験」と考えられれば、と思います。困難もいい経験になります。努力したことは自信になります。夢への過程にはたくさんの幸せがあります。夢を持って生きていること自体が幸せと思うこともできます。たとえ、夢の結果が実現せず、夢をあきらめることがあったとしても、それはきっと人生の中のいい経験になると思います。

 夢が自分を育ててくれると思います。いい経験を積むことで、きっといろいろなことを学ぶことができると思います。自分の幸せとか、人の幸せとかについても経験を通して知ることがあると思います。

 夢を持たなくても幸せに暮らすことはできると思いますが、ラクばかりをして暮らしていると、自分を育てることはできません。自分が未熟だと、小さなことで不幸になったり、幸せに暮らし続けるのは難しいと思います。
 どうせ苦労するんなら、自分の夢のために苦労したほうがいいと思います。そして、「自分を育てる(幸せになる能力を向上させる)」という人生の夢・目標だけは持っていたほうがいいと思います。



1月9日(日)夢はきっと叶う
 誰でも、つい、自分の夢の実現を疑ってしまうことはあると思います。でも、そこで迷って立ち止まってしまったら、夢の実現は遠ざかってしまいます。
 そこで感じた不安を心のバネにして、「では、どうしたら?」と考えたほうがいい。それも、前進をしながら考えることが大切だと思います。

 「夢はきっと叶う」
 こう信じることは、結果としてウソになるかもしれません。
 でも、こう信じていたほうが、実現の可能性も高くなると思うし、なにより幸せだと思います。

 夢の実現を信じることは、夢を実現するためにも、夢を持って幸せに生きるためにも必要なことだと思います。
 夢の実現をどのくらい信じて、それを力にして前進できるか、それが大きいと思います。



1月10日(月)夢を持ち続ける
 あなたは、夢を持って生きている人をうらやましいと思いませんか?

 私は、夢を持ち続けて生きたいと思っています。
 希望を抱き続けることが、幸せに生きる原動力かもしれません。

 夢の実現を体験したいのなら、チャレンジし続ければいいと思います。
 サイコロを振り続ければ、いつか自分が望む目が出るのではないでしょうか?
 サイコロを一度も振らなければ、絶対に夢は叶いません。
 同じサイコロを何度も振ってもいいし、違うサイコロを振ってもいいと思います。とにかく振り続ければいいのです。
 自分には持ち切れないサイコロもあります。でも、自分に持てるサイコロはたくさんあります。サイコロを何度も振るうちに、力がついて、重いサイコロも振れるようになると思います。
 人生の中で一度でも夢が叶ったら素晴らしいと思いませんか?

 私も年末年始に、自分の人生や夢について考え直してみました。
 そこで、そろそろ新しい本を書いてみよう、と考えました。こんな本を書いてみたいというのは前々からいくつかあるのですが、今の仕事との兼ね合いもあり、少なくとも今年中に1冊はまとめてみたいと考えています。それが出版できるかどうかは、また別の目標で、その方法も考えて何か手を打ってみたいと思っています。
 ちなみにその1冊とは、「くよくよしない考え方(仮題)」というようなものを考えています。「小さいことにくよくよするな!」(リチャード・カールソン/サンマーク出版)に負けないくらいの内容にするつもりでやりたいと思っています。


   

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