夢を持ち続ける
ひとつの夢が終ったら、次の夢を持とう。
夢の結果には良い場合も悪い場合もあります。悪い結果に終った夢に対して、前向きな反省はするべきだが、後悔はしてはいけません。すぐに新しい夢を持とう。
新しい夢を持ち、それが実現すれば、前の夢の挫折も新しい夢の実現のためのステップだったことになります。前の夢が終ったから、新しい夢を持つことができたのです。前の夢の挫折の経験があったから、新しい夢を実現できたのです。ということは、何度つまずいても、あきらめないで夢を持ち続ける限り、過去の失敗はすべて成功の基です。過去の挫折で以降の人生を不幸にしてしまうのが一番いけないのです。そして、新しい夢を持つことが挫折から立ち直る特効薬なのです。
「もう、歳だから夢は持てない」と言う人がよくいます。夢を持つのに歳は関係ありません。自分の今の環境の中で自分の夢を持てばいいのです。その歳だからできる夢もあります。歳をとるに従って自分の能力や環境は変化します。だから、その時の能力や環境に合った夢も変わってきます。死ぬまで夢を持ち続けよう。
「自分には夢がない」や「やりたいことがわからない」などと嘆くのはよそう。自分の夢を見つけることを生涯の夢の一つにしよう。夢を探すことは幸せなことです。一生に一つでもこれこそと思える夢が持てたら幸せです。私たちは、幸いにもこの世に生まれてきました。限られているとはいえ、十分な時間が与えられています。ただ漫然と過ごしていては、いつのまにか時は流れてしまいます。だが、あせる必要はありません。夢を持っていないことを不幸に思うこともありません。ゆっくりと夢を探すことを楽しめばいいのです。あきらめなければ、きっと自分の夢が見つかるはずです。
一生の夢もあります。自分を高めることです。自分の進歩や成長は喜びです。いろいろな経験や知識や技術を身につけることは素晴らしいことです。中でも、幸せになる能力を身につけることは、確かな幸せを得ることにつながります。幸せになる能力を身につけていけば、将来も心配することはありません。
夢があるから苦しいことにも耐えることができるのです。不幸な気持ちになった時に夢の実現を想えば幸せの予感を感じ、前向きに生きる元気がでてくるのです。
夢を無くして将来の幸せを信じられなくなると人は生きるのが空しくなります。夢を持ち続けることが、人生をイキイキと幸せに過ごす方法なのです。