しあわせ日記

9月1日(水)好きだから
 96年9月1日に、このホームページは始まりました。
 きょうは誕生日(創立記念日?)です。
 なにはともあれ、めでたい、めでたい。
 とってもいいことだと思います。

 きのうホームページにあるカウンタ(外からは読めない?)がちょうど5万を越えました。これまた、めでたい。
 今までの3年のうちの後半は、この日記だけしか更新していませんが、ホームページの1日のアクセス数は少しずつですが右肩上がりを続けています。
 インターネット人口が増えているからそれに比例して、なのかもしれませんが、きょうは本人の努力のたまもの、ということにしておきましょう。(えらい、えらい)

 どうして続けられるのか?
 答えは簡単。「好きだから」です。

何が?



9月2日(木)風
 9月になり、少し涼しくなったような、ならないような。
 私は今年の夏は去年よりは暑くはないと感じていたのですが、どうも実際には反対のようですね。
 なぜ私がそんなふうに感じたかと考えると、今年のほうが風があったというイメージが残っているからです。

 私は最近、風がとても好きです。以前から好きでしたが、最近は特に。
 少しでも風を感じられると、「いいなぁ」って思っちゃうんです。そう思うと本当に気もちよくなれます。以前より、風に対して敏感になっているようです。

 最近、最高なのは、風呂上がりの扇風機(事務所ではうちわ)の風です。「あー」とか口に出てしまうくらいに気もちいい。体から汗が蒸発していく感じがなんとも言えず、いいんです。1日の中でこれに匹敵する快感の強さは他にはあまりありません。

 好きになると、それだけそのものに(心の)目が行きやすくなります。
 それが好きだという自覚があると、より愉しむことができるように思います。
 何かを好きになり、それとの関わりを大切にすることは、幸せになる方法の1つです。
 幸せになりたいと思うのなら、好きなものをもっと好きになり、それともっと仲良くする方法を考えてみてはいかがでしょうか。



9月3日(金)豆
 最近のお気に入りの1つが“枝豆”です。週に5日は食べています。
 はじめはビールのつまみに、と買ってきて自分でゆでていて、ゆでかげんをみるために熱いのを口に入れたら、これがうまい。ホクホクしてクリのよう。もちろん冷やしてもなかなかおいしい。クセになるなにかがあるような気がします。
 それからは、なくなると買ってきて、ゆで方や食べ方を工夫しています。

 私は昔から納豆やとうふは好きでしたから、元々豆は好きなのでしょう。でも、納豆やとうふを今のようにおいしく食べられるのは、昔の人が工夫を重ねたからだと思います。すごいと思います。そう言えば、みそもしょうゆも原料は大豆でした。

 好きなものと関わるときにも“工夫”することが大切だと思います。工夫することで、より良く関われたり、自分に合わせて自分の好みをつくることもできます。自分の工夫が活かされれば、そのものをもっと好きになり、もっと愉しめるようになると思います。
 あなたは好きなものを愉しむ工夫を続けていますか?

 ところで、枝豆は大豆だ(若いうちに刈り取ったもの)っていうことを知らない人はいませんよね? まぁ、これを読んでる人はもうみんな知っているということでいいわけですね。

好!好!



9月4日(土)バスケット
 きょうもバスケットの練習があり、終わってからいつものように仲間と飲んで深夜に帰ってきた。
 バスケットボールを続けて30年以上、「好きだから」と言うしかないようです。

 「好きこそものの上手なれ」という言葉がありますが、「上手になればなるほど好きになる」ということもあると思います。また、上手になればそれだけ愉しめるようにもなります。
 上手になるためにはどうしたらいいか?
 それは、それぞれに考えてください。

 1つ思うのは、人と比較するのではなく、自分の進歩や上達を喜ぶことが大切だということです。人と比較していたら上を見たらキリがないし、成績を気にしすぎるのもよくありません。

 上手になれる可能性のあるものを好きになると、長い間愉しめます。
 自分(の幸せになる能力)を育てることは、一生の目標にできます。なおかつ、うまくできれば幸せを感じられることは間違いありません。
 私は、今は単なる“幸せオタク”ですが、いつか“幸せの達人”になれたらいいな、と思っています。



9月5日(日)ご褒美
 なぜバスケットをやるか? のもう1つの答えとして、「練習のあとのビールのため」などと言ってしまうことがあります。とにかく「最高!」って感じられるんです。

 好きなものは自分への「ご褒美」とすることができます。
 例えば、私はチョコレートをご褒美に使ったりもします。また、ビールは1日のご褒美としても、夜、よく使います。

 自分の好きなものを使って、自分にご褒美をあげる、自分を喜ばせる、自分を幸せにしてあげるっていうふうに考えられるようになると、なかなかいいと思うんですけど。



9月6日(月)ひとり
 私は“ひとり”が好きです。それは、ひとりでいる時にはほとんど幸せでいられるからです。

 不幸になりやすい人は、ひとりの時にイヤな感情を募らせたり、落ち込んだりしてしまうような気がします。
 ひとりの時に、イヤな出来事を思い出したり、イヤな人のことを考えたり、先のことを心配しすぎたり、自分に足りないことを考えたり、自分を責めたり、・・・。

 ひとりの時には、人の目を気にしたり、人に気を使う必要はありません。自分の自由になることが多いはずです。少なくとも考えることは相当に自由だと思います。
 イヤなことがあっても、イヤな人がいても、その時は(私ならハオハオなどで)なんとか(できるだけラクに)やり過ごし、ひとりになったらコロッと幸せなことを考えることができたらどんなに幸せに暮らせるか、と思いませんか?(そう簡単にはできませんが)

 私は、ひとりの時には、自分(の幸せ)のためを考えることができます。自分の幸せになる方法を実践します。自分を喜ばせようとか、自分にご褒美をあげようとかも考えます。ひとりの時には、自分(の幸せ)中心に考えることができます。
 私は、幸せでありたいとか、自分を幸せにしたいという気もちが人よりも強いと思います。自分なりにその方法を工夫し続けています。幸せになりたい人は、・・・。

 ひとりを愉しめるようになれると、人といっしょにいる時にも愉しめるようになると思います。ひとりでもいいと思える人は、人間関係を恐れなくなるような気がします。



9月7日(火)=歩く
 私は“歩く”ことが好きです。それは、歩いている時にはほとんど幸せな気分でいられるからです。

 歩いている時には、今の幸せに専念できます。目をどこかに向ける以外には考えることぐらいしかできません。だから、幸せになることを考えやすいのです。私の場合には、それが習慣になっているので無意識にそうなります。

 知人といっしょに歩いている時以外は、実質的には“ひとり”なんだなぁ、と気づきました。だから自分の自由に(幸せになることを)考えられるのです。
 歩いている時に、すれ違う見ず知らずの他人を気にしすぎたり、目の前にいもしないイヤな人のことを考えたりするのは、もったいないと思います。せっかく幸せに過ごせるはずの時間が。

 幸せを感じることを実践し始めるのにいちばんいいのは、歩いている時だと思います。ハッピー・ウォーキングを実践してみることをおすすめします。
 1日の中に、確実に幸せを感じられる時間が少しでも持てることは、幸せに暮らすために大きな役割を果たすように思います。



9月8日(水)人
 私は“人”が好きです。人からたくさんの幸せを得ることができるからです。
 「人を幸せにする幸せ」については、このホームページの大きなテーマの1つです。

 私は、人を観察したり、人の話を聞いたりするのも好きです。いろいろな人のことを知りたいのだと思います。
 今朝も電車の中でまわりにいる人をなんとなく観察しながら、「この人は今、どんな気もちなんだろう?」「この人は今、何を考えているんだろう? それはなんのため?」などと考えていました。幸せそうだなぁ、と思えた人は見当たりませんでした。「幸せを感じるために何か考えよう、しよう」なんて人はいないのかなぁ、なんて考えてしまいました。

 「会えば会うほど好きになる」や「知れば知るほど好きになる」というようなことが心理学の実験であるようです。
 もっとも、相手のイヤな面を知ったり、会ってイヤな思いをするようでは逆効果だとは思いますが。
 人のどこを見るか、どんなふうに接するかは、自分の心がけで変えられると思います。

 私が“人”に特別に興味があるのは、実は“人の幸せ”に興味があるからだと思います。最終的には、自分の幸せに役立てられたらいいな、と思っているからでしょう。

 「人間が好き」っていうのは、大事なことだと思います。
 私は「好きになる」っていうのも、心がけや工夫や努力がものをいうんじゃないかと思っています。



9月9日(木)夢
 私は“夢”が好きです。「夢を持ち続けて生きよう」と思っています。
 「夢を持って生きる幸せ」については、このホームページの大きなテーマの1つで す。

 自分の夢のことをあれこれと考えているだけで、楽しいと思います。うまくいったら・・・なんて考えていると幸せな気分になってきます。
 私は自分が「夢を持って生きている」ということを幸せだと思うことがあります。

 きょう、私は次の具体的な夢へ向かっての第一歩を踏み出しました。すぐにGOというわけにはいきませんが、自分の方針は明確にしました。

 私はかつて、会社をやめ独立、自分の作ったパソコンソフトを発売、本を出版、自分の発表の場を作る(このホームページの開設)といった夢を実現してきました。それぞれが大成功したということはありませんが、私は十分に満足しています。その中でたくさんの幸せを感じることができたし、人生の中でいい経験を積み重ねてこれたと思っています。

 私は、20代のある時期からは常にいくつかの夢を持っていますが、そのうちで現実になることはそう多くはありません。また、その歩みはずいぶん遅いと思います。
 私の場合には夢は、その“成功”や“結果”よりも、それをやること自体、そして経過をどう愉しめるかどうかが重要だと考えています。
 と言っても、「うまくいったらいいな」とはよく考えます。(それを考えるのは楽しい)

 「夢があるから・・・」
 私は、“夢を持ち続けて生きる自分”が好きです。



9月10日(金)幸せ
 “好き”っていうことは、幸せのヒントであり、幸せの素のようなものです。
 好きなもの(事、人、物)を大切にすることが幸せにつながります。

 好きなものを見つける。そのために、新たなところを探し回る、自分のまわりのものを見直してみる、・・・。
 もっと好きになるようにする。そのために、もっとよく知る、うまく関われるようになるために努力する、いいところを見つける、・・・。
 愉しむ。そのために、好きだと自覚する、関わる時間と回数を増やす、素直に感じる、工夫する、・・・。

 私がいちばん好きなのは“幸せ”です。
 私の場合には、ふつうじゃないと思いますが、みんな“幸せ”が好きなはずです。
 だったら、好きなもの(幸せ)ともっと関わり、愉しむ工夫をしたほうがいいと思います。

自育の広場2:好きなもの/大切なもの


   

この日記のつづき

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