しあわせ日記 「幸不幸は考え方しだい」

9月11日(土)考え方
 あなたは、どういう時に、自分が幸せだと思いますか?
 あなたは、どういう時に、自分が不幸だと思いますか?

 素直に、幸せな感じがした時に「幸せ」と思えるのは素晴らしいことです。自分が意図していなくても幸せな感じになれる時はありますが、自分で幸せな感じになろうと思ってなれることもあります。幸せになる考え方や方法を自ら実践することです。
 不幸な感じがした時には、そのまま信じてしまうのではなく、疑ってみたほうがいいと思います。不幸な感じがするのは、起きた事や状況だけがすべてではありません。それに対する自分の考え方の影響が大きいと思います。

 私は、「自分は今、不幸になる考え方をしているのではないか?」「今の幸せになる考え方は?」とよく自問します。
 自分の不幸になる考え方のクセを知ることは、不幸に陥ることを防ぐのに役立ちます。
 自分の幸せになる考え方のレパートリーを増やすことは、幸せに過ごせる時間を増やすのに役立ちます。

 イヤな気もちになる考え方・不幸になる考え方、気もちがラクになる考え方・幸せになる考え方について、いろいろと考えてみようと思います。



9月12日(日)比較
 人は自分の幸せを比較によって判断することが多い。人と自分を比べたり、過去の自分と今の自分との比較によって、幸せか不幸かを決めることがよくある。
 ちょうど3年前にこのホームページを始めてすぐに、このように書きました。

 人のいいところと自分、自分の足りないところと人を比較して、イヤな気もちや不幸になることがあります。自分より恵まれていると思われる人と自分を比較してしまいがちな人もいます。これらが不幸になる考え方だということは、今は理解できると思います。世の中には、自分より恵まれていない人がたくさんいます。「そういう人と比べたら自分は幸せなんだ」と思うことだってできるわけです。

 私は、自分のいちばんつらかった時、いちばん苦しかった時期などに比べれば、「今はまだまし」と思うことがあります。そう思えることで心がだいぶラクになります。
 反対に、過去の自分のよかった時と今を比べて不幸になる人もいるかもしれません。

 自分が比較によって、イヤな気もちや不幸になっているのに気づいたら、「これは不幸になる考え方だ」と考えましょう。そう考えられるだけで、少しはラクになれるはずです。できれば、「今の幸せになる考え方は?」と考えましょう。
 このように考えられるようになると、・・・。

ハオハオ     好!好!



9月13日(月)自分の頭の中にあるもの
 このホームページに来ている人は、人と比較して不幸になることは少ないように思います。
 人との比較よりも多いのは、自分の頭の中にあるもの(自分/人/事など)ではないでしょうか。
 できるはずの自分ができない。人が○○してくれない。自分の思い通りにいかない、・・・。
 これらは、自分の頭の中にあるものと現実を比較しています。頭の中にある理想は好ましいものかもしれません。でも、真実なのは自分の頭の中にあるものと現実のどちらでしょうか?

 少なくとも「自分の思い通りにならない」とイヤな気もちになるのは、不幸になる考え方です。それを知っているだけでも、不幸に陥る前に自分を助けることができると思います。ただし、それを忘れていなければ、ですが……。



9月14日(火)加点法と減点法
 ○○があるから、○○できるから「幸せ」という考え方があります。
 ○○がないから、○○できないから「不幸せ」という考え方もあります。
 前者が幸せになる考え方で、後者が不幸になる考え方なのは確かです。
 前者は「加点法」の考え方で、後者は「減点法」の考え方です。

 あなたがイヤな気もちになった時には、「減点法の考え方じゃないかな?」と考えてみてください。もしそうなら、それは不幸になる考え方です。幸せに暮らしたければ、不幸になる考え方はやめて、幸せになる考え方をしましょう。

 では、幸せになる考え方は?
 例えば、加点法の考え方です。自分が持っているものを数えたり、自分が今できる幸せになる方法をすればいいのです。



9月15日(水)××があるから
 悩みや問題があるから、自分には欠点やコンプレックスがあるから、環境が恵まれていないから、イヤな人がいるから、過去に不幸な経験があったから、など「××があるから」と考えて、イヤな気もちになったり不幸に陥るのも“不幸になる考え方”です。

 このような「××」はほとんどの人が持っているものだと思います。
 1つでも××があってはイヤ・不幸と考えたら、みんなが不幸になってしまいます。多くの人はなにか××があってもふつうに生活し、××があってもだいたいは幸せに暮らせる人もいます。

 ××を大きなものにしてしまうか、自分の生活の中の一部として小さくできるか、それは大きな違いだと思います。
 「××があるから」と考えてイヤな気もちになっているのに気づいたら、「××もあるけど、○○もある」「今は××だけど、いつかは○○」のような幸せになる考え方ができるといいと思います。できれば「××、ではどうしたらいいか?」と考えられたら、と思います。
 そして、いちばんオススメしたいのは、「不幸を数えて暮らすより、幸せを数えて暮らそう」という幸せになる考え方です。



9月16日(木)イヤな気もちになる事
 その事を考えると必ずイヤな気もちになってしまう事があります。今は解決も対処もできないようなこと、自分にはどうしようもないこと、イヤな人のこと、過去に不幸な出来事など。

 対して、考えると幸せな気もちになれる事もあります。自分が好きなもののこと、自分の夢について、愛する(幸せにしたい)人のことなど。

 もちろん考える対象は同じでも、考え方によっていい気分になるかイヤな気分になるか、分かれるのがふつうです。その事々、その時々に幸せになる考え方を心がけたいものです。

 でも、この事を考えるとイヤな気分になり、この事を考えるといい気分になれるとわかっていれば、幸せに暮らすために役立つと思います。イヤな気分になった時には「この事を今考えるのはよそう。それより幸せになれる事を考えよう」と考えを切り替えることができます。



9月17日(金)悪く悪く考える
 不幸に陥っている時には、物事を悪く悪く考えがちです。
 あった出来事を悪く悪く考えたり、これから先のことを悪く悪く考えたり、自分のことを悪く悪く考えたり、人のことを悪く悪く考えたり、・・・。

 また、物事を悪く考えることがクセになって人も多いように思います。
 どうせなら、いいように考えるクセのほうがいいと思います。

 ここで、「いい」とか「悪い」とかは、「正しい」か「正しくない」かではありません。「いい」「悪い」は自分の気もちの問題です。いい気もちになれる・ラクになれるのが「いい考え」、イヤな気もちになる・苦しくなるのが「悪い考え」です。

 正しく、強く、はやく、立派に、やさしく、カッコよく、・・・これらの考えが自分を苦しめてしまうこともあるんです。
 「まぁいいか」「あとでいいや」「こんなもんでもいいんじゃない」「なるようになる」「ハオハオ」などのちょっといいかげんな考え方のほうがラクなことが多々あります。

 あった出来事をいいように考え、これからのこともいいようにいいように考え、自分のこともいいところばかりを考え、人のことも勝手にいいように考える、なんて超楽観的になれればいいのですが、ふつうの人はそうはいきません。
 せめて「悪く悪く考えている」ことにはやく気づき、ストップをかけ、幸せになる考え方を心がけたいものです。

好!好!



9月18日(土)小さなこと
 「小さなことにくよくよしない」というのは、幸せに暮らすためにいちばん重要なことのような気がします。そして、どのくらいのことまでを「小さいこと」と考えられるかも大きいと思います。

 このホームページ、この日記の中でも、小さいことにくよくよしない方法をたくさん考えてきたつもりです。それらの中から、自分に合った方法を見つけて1つ1つ身につけられたらいいと思います。

 私が、特にオススメするとしたら、「1年たったら忘れてしまうこと?」です。このように考えられれば、多くのことが小さなことだと気づくことができます。
 また、「一時の事」と考えて、その時をなんとかラクに過ごす工夫(例えば、ハオハオ)をするのも現実的な方法だと思います。
 もう少し前向きなら、「いい経験」と考えられたらいいと思います。

 いちばんいい方法は、最初から(ハオハオと)気にもとめないことではないでしょうか。
 もう1つ別の方法としては、夢や目標をもって生きることだと思います。自分がやりたい大事なことがあるなら、小さなことにかかわっているヒマはありません。



9月19日(日)自覚
 私は、幸福の基本は、主観的/現在/自覚だと考えています。
 自分が、今、幸せだと自覚できることが大事ということです。
 だから、自分の今の幸せを大切にし、幸せに暮らそうと心がけています。

 自分の持っている幸せ、自分が出会った幸せに気づかない人が多いように思います。ほとんどの人は、「今の幸せを大切にしよう」「幸せに暮らそう」などと意識していないのだと思います。

 幸せを自覚できるためには自分の幸せに気づく能力が必要だと思います。
 幸せを自覚するための方法はいろいろあると思いますが、「幸せだなぁ」「好!好!」のような言葉が口グセになることが、いちばん有効な方法のような気がします。

 私は、自分の幸せを自覚することがよくあります。私がよく使う「幸せになる呪文」の1つめは「今は幸せ」です。「基本的に幸せ」と考えられれば、今は幸せと感じられます。

 恵まれているのに、それを幸せと自覚できないのはもったいないと思いませんか?
 生きている人はすべて、恵まれていることがたくさんあるはずです。
 もっと幸せを自覚して生きられるようになれたらいいな、と思います。



9月20日(月)幸せになりたいなら
 幸せになりたいなら、幸せになる考え方を心がけることがいちばんです。
 私たちの気もちは自分の考えることに大きく左右されています。
 同じ事があっても、幸せになる考え方ができるか、不幸になる考え方をしてしまうかによって、大きな違いができてしまいます。

 「幸せになる考え方」などと言っても、特別なことでも難しいことでもありません。ただ、こういう考え方をするのとこういう考え方をするのではどっちが今の自分にとって幸せか(気もちがラクか)ということだけです。

 考え方だけを変えれば幸せになれるのか? と疑問をもつ人もいるかと思います。
 幸せになる考え方ができるようになれば、それだけ幸せな気分で過ごせる時間が増えます。それが幸せになることだと思います。
 また、幸せになる考え方ができれば、自分の行動も変わります。幸せになる行動ができるようになると思います。まわりの人との関係もよくなると思います。

 誰もが心の中では「幸せになりたい」という思いを抱いています。だったら、もっと本気になって・・・と、私は思うのですが。


   

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