しあわせ日記
3月1日(木)「ハオハオ」
私が実際にいちばんよく使い、私にとっていちばん役に立つ幸せになる方法が「ハオハオ」です。この日記の中にも頻繁にでてくると思います。
最初は物事を受け入れるために使い始めたのですが、最近ではいいことを「好!好!」と見つけられることも多くなってきています。
なんと言っても「ハオハオ」のいいところは、まず簡単なこと。
それでいて、けっこう役に立つ(心にいい影響がある)こと。
なおかつ、適用範囲が広く、様々なケースに使えること。
「ハオハオ」は私の心の口グセになっているのですが、最近は「ハオハオ」の使いすぎにはちょっと気をつけようと思っています。いくつか理由はありますが、それはハオハオとして、必要な時にうまく「ハオハオ」が使えればいいのだと思います。
「ハオハオ」には、様々なケースでいろんな使い方があります。私には得意なパターンもいくつかあります。そういう「ハオハオ」の使い方を紹介しながら、さらにプラスアルファを見つけることができたらいいな、と思っています。
「ハオハオ」という言葉を使うことに抵抗がある人もいると思います。「ハオハオ」の考え方のいいところだけでも、参考になるのではないかと思います。
3月2日(金)「まぁいいか」
「ハオハオ」のいちばんの意味は現実を受け入れることです。
「こういうこともある」「うまくいかないこともある」「こういう人もいる」「世の中にはイヤなヤツもいる」「自分にはこういう時にイヤな気持ちになるクセがある」「わからないこともある」のような意味です。
「現実は現実」「当たり前」「しょうがない」「今はしかたがない」というような意味もあります。
「ハオハオと受け入れて」などとよく書いているとおりです。
最近、私が使う時には、「まぁいいか」「そのままでもいいんじゃない」「今は××でもいい」のような「いい」という意味も多いような気がします。「(いやな感じがした)ハオハオ、まぁいいか」のように続けることもあります。
何かイヤなことがあった時、何かを考えてイヤに気もちになった時、その事を考えてもさらにイヤな気もちになってしまうことが多いと思います。特に不幸になる考え方をしてしまいがちな人は。
そんな時に「ハオハオ(、まぁいいか)」と軽く済ますことができるのとできないのでは大きな違いだと思います。
ちょっとぐらいのことなら「ハオハオ」と受け入れて軽く済ますことは、慣れればすぐにできるようになれます。小さなことを考えてイヤな気分で過ごす時間があったら、もっと幸せなことを考えていい気分で過ごせたら、と思います。
3月3日(土)「幸せだなぁ」
「ハオハオ」は中国語の「好好」(いーぞ、いーぞ)です。
いいことがあった時には「好!好!」と喜びます。
「ハオハオ」と心の中で言うことで幸せな感じがしてきます。
ちょっとでもいい感じがした時に、「ハオハオ」と心の中で言ってから、(その理由を思いついて)幸せを発見できることもあります。
「ハオハオ」は幸せを見つけて感じるきっかけになるということです。
いいこと・幸せなことがあっても、それに気づかなければそのまま無意識に流れていってしまいます。「ハオハオ」と言うことで、はっきり気づくことができます。
さらに「ハオハオ、よかった」「ハオハオ、幸せだなぁ」などと続ければ、幸福感がより確かになります。「好!好!」だけでも、逆に「よかった」「幸せだなぁ」だけでもいいと思います。それが口グセになれば幸せをいっぱい感じられるようになれます。
人生、楽ありゃ苦もあるさ、いいこともあれば悪いこともあります。
「いいことは好!好!(幸せだなぁ) よくないことはハオハオ」
でいいんじゃないか、と思っています。
3月4日(日)どっちでもハオハオ
生きていく中ではたくさんの選択があります。人生は選択の連続と言えるかもしれません。人生の選択とでもいうような重大なこともあります。
選択であれこれと迷い、なかなか決断ができないで、悩ましい思いをしてしまうことがあります。
そんな時、私はよく「○○もよし、□□もよし」という考え方をします。
最近では、「あっちもハオハオ、こっちもハオハオ」と考えよう、とします。なかなか「よし」とは言えないけど、「ハオハオ」と言えることはあります。
迷うからには、どっちにもいいことがあるはず。そのいい所を(好!好!と)考え、問題のある所は(ハオハオと)受け入れることができれば、どっちでもハオハオと考えられるようになります。また、「いい経験ができればいい」と考えられるようになると、思い切った選択ができるようになります。
それに実は結果は比較できないのです。私たちが経験できるのは1つの選択の結果だけですから。
だから、自分が後悔しなければいいんです。
そのためには、自分が(選んだ道で)幸せに暮らせればいいんです。
どっちを選んでも幸せになる能力がある人・自分を育てようとしている人は、きっと幸せになれると思うのです。
私は意識して「あっちもハオハオ、こっちもハオハオ」と考えるようになってから、けっこうラクに選択ができるようになったと実感しています。また、その選択の中には「今のままでもハオハオ」「もうちょっと先に決断してもハオハオ」という選択肢もよく入ります。
ある程度考えたのなら、そこでフッと力を抜いて、「どっちでもいいんじゃないの」と考えたほうが(悩み続けるより)いいのではないでしょうか。
3月5日(月)人も自分もハオハオ
世の中にはいろんな人がいます。そして、自分がいます。(当たり前?)
人との関わりで不幸になる考え方をしてしまうことがあります。人に不満を持ったり怒ったり、人と意見や考えが合わずに反感をもったり、人と自分を比較して落ち込んだり、・・・。
そんな時に役に立つのが「人は人、自分は自分」という考え方です。
でも、「人は人、自分は自分」と言うのは簡単ですが、実際にそう考えられるかどうかは意外に難しいんじゃないかと思います。
そこで、私がするのが「人はハオハオ、自分もハオハオ」という考え方です。「ハオハオ」が身についてくると、人に対しても自分に対しても「ハオハオ」とけっこう考えられるようになります。
「人と意見が違って、困っている」より、
「人が自分と意見が違ってもハオハオ。自分には自分の意見がある」
それが相手の問題なら相手に任す、自分の問題なら自分で決める、どっちの問題でもなければ意見が違っても問題ない。
「あの人は○○。それに比べて自分は××」より、
「あの人の○○はハオハオ。自分は自分でそれなりにハオハオじゃないか」
「相手が○○してくれないから、自分は××な気もちになる」より、
「相手が○○してくれないけど(ハオハオ)、自分は自分を大切にしよう」
「無神経な人もいる(ハオハオ)。自分は人にやさしくしよう」
「要領がいい人がいる(ハオハオ)。自分は不器用でも自分の道を行こう」
「いろんな生き方をする人がいる。自分は自分の生き方をしよう」
世の中にはいろんな人がいます。でも、自分は自分でいい、と思えることがすごく大切だと思うのです。
「自分は自分」と思えるようになるためには、こちらも参考になると思います。
3月6日(火)ハオハオとやり過ごす
イヤな気もちになった時、つらい時、イヤな相手といっしょの時、気まずい時など、なんとかしたくてもどうにもならないことがあります。
そんな時には、その場をなんとかやり過ごせればいいんじゃないか、「ハオハオ」を心の中で使って少しでもラクにやり過ごすことができたら、と思うのです。
イヤな事があっても(心の中でハオハオ)、人がイヤなことを言っても(ハオハオ)、ドキドキしてしまっても(ハオハオ)、イヤな気もちがしても(ハオハオ)、ちょっと不幸になる考えをしてしまっても(ハオハオでストップ)・・・。
そうしているうちに、時は過ぎていきます。
「なんとかしなくちゃいけない」とあせったり、感情に振り回されて後悔するようなことをしてしまったり、自分を責めたり落ち込んだりするよりも、「イヤな思いをするのは一時の事」「つらいのは一時の事」「我慢するのは一時の事」など“一時の事”と考えて、なんとかやり過ごすことを考えたほうがいいように思います。
もちろん、うまく対処する方法やその場を逃れる方法が思いついたら、やればいいんです。「ハオハオ」を使って少しでも気がラクになれば、そういう方法も浮かびやすいのではないかと思います。
「ハオハオとやり過ごす」のは、心を閉ざすことではありません。
余計なことを考えずに、「ハオハオ」と現実を1つ1つ受け入れればいいのです。
そのほうがその場の対処も落ち着いてできるような気がします。
そして、イヤな時が過ぎ去ったらその分、それ以外の時には何かを愉しもう、とすることが大切です。それがイヤな事を忘れる方法でもあり、イヤな事があってもそれなりに幸せに暮らす方法でもあります。
3月7日(水)話をよく聞く
「ハオハオ」は人の話をよく聞く時にも使うことができます。
相談事、大事な話、深刻な話、イヤな感じがする話などを聞く時に、心の中で「ハオハオ」と言いながら聞くことで、“よく聞く”ことができます。
ここで“よく聞く”とは、ちゃんと話を聞くのはもちろんですが、聞いている自分の心が安定していることがまず第一です。このような話題の時には、感情的になりやすい人は特にですが、誰でもなかなか落ち着いて聞くのは難しいものです。
また、相手にも自分がよく聞いていることが伝わることが大切なんじゃないかと思います。相手の話の途中で口を挟んだり、すぐに自分の意見を押しつけようとしてしまったりしがちです。
要は、自分と相手の心を大切にすることが大事なんじゃないかと思うのです。
『話を聞かない男 地図が読めない女』という本がベストセラーになっていますが、本当に“話を聞かない男”が多いようです。そのために相手が不満を感じたり、関係が悪くなってしまうことも多いのではないでしょうか。
人の話を親身になって聞くことは、相手を幸せにする方法のひとつです。
人の話を“よく聞く”ことは意外に難しいものです。
精神科医とかカウンセラーとか専門家でない人は、とにかく聞くことが第一。余計なことを言う必要はないんじやないか、とも思うのですが(それがなかなかできないんです)。
人の話をよく聞いたほうがいいと思うときには、「ハオハオ」を使ってみてはいかがでしょうか。きっといい効果があるんじゃないかと思います。
3月8日(木)自分を育てる
自育の方法として「自省」を挙げました。自分を省みる時間を持って、イヤな気もちになった時を想い返してみることで、自分の不幸になる考え方のクセなどを知ることが、自分を育てることにつながるということです。
イヤな出来事を考え直す時にも「ハオハオ」を使うことができます。イヤな出来事も、自分を育てるいい材料になります。1つ1つの自分の経験から幸せになる(不幸にならない)ヒントや方法を見つけていけば、着実に幸せになる能力を向上させることができます。それがいちばんの幸せへの道ではないかと思います。
ただし、「自省」もそうやさしいことではありません。ヘタな反省は自分を苦しめるだけです。「ハオハオ」を使うことで少しでもラクに自省ができたら、と思います。
自育のトレーニングと「ハオハオ」の練習として、人生相談を読むことをおすすめします。これも真剣に親身になって考えるとけっこう厳しい訓練です。私でも「ハオハオ」を使わないと感情が大きく揺れてしまいます。
でも、このトレーニングを続ければ必ず力がつきます。
私などはよく平然と黙っているので、人からは沈着冷静でしっかりしているように思われるようです。内心はいろいろ感じたり考えたりしてしまうほうなのですが、危なくなると心の中で「ハオハオ」となだめているので、外に出ないのだと思います。
外見、平然とできるように内心をコントロールできるようになったということも、それなりに成長できたんじゃないかと、いいように考えることにしましょう。
好!好!
3月9日(金)ハオハオじゃない?
私は「ハオハオ」が心の口グセになっていて、とりあえず「ハオハオ」と言ってから、その意味を考えることもあります。いろんな意味に使える「ハオハオ」の新たな発見ができることがあります。それが少しずつたまってきて、ここに書いてきたようないろんな使い方にもつながっています。
まずはとにかく、イヤな感じがしたら「ハオハオ」と心の中で言ってみればいいのです。その意味は、「こういうこともある」「こういう人もいる」「現実は現実」「まぁいいか」など、いろいろ考えられます。
別に言葉を考えなくてもそんな感じがして心の中にいい影響があればいいんです。
もう少し幸せ思考をしたいと思うのなら、「もしかしたら、これもいいんじゃないの?」って考えみると、イヤな感じがした事にも何かいいことを見つけられることがあります。自分のイヤな気もちになる考え方のクセに気づけるとか、何か学べることがあるとか、災い転じて福となす方法が見つかるとか、人間関係が悪くなっても自分の時間が増えてやりたいことができるようになるとか、何か新しいことを始めるいいきっかけになるとか、・・・。
「自分を育てよう」という人生目標がある人にとっては、「いい経験」と考えられるはずだと思います。
私は、このようなイヤな事からいいことを見つけることを、「ハオ好」と呼びます。
もちろん、いい感じがした時には、「好!好!」と素直に喜べたら、と思います。
いい事でもイヤな事でも、「ハオハオじゃないの?」って考えてみると、「これもハオハオかな」って思えることがいっぱいあります。また、新たな幸せや「ハオハオ」の使い方が見つかることもあります。
私でもまだ、「ハオハオ」がだんだん強力になってきているような気がします。技を開発したり磨いているというような感じでしょうか。私の場合には、一生つきあうっていくと思いますので、これからももっと「ハオハオ」が役に立ってさらに幸せに暮らせるようになれたらいいな、って思っています。
さて、こう「ハオハオ」ばかり続けて書いてくると、ちょっとあやしい感じがしちゃうんじゃないか、なんて思ってしまいました。はじめてこのホームページに来た人だったら、なんだこれは、「ハオハオ、ハオハオ」っておかしいんじゃないの、あやしい宗教か? などと思われても無理はないかもしれません。
だから、「ハオハオ」は心の中だけで使うことにしましょうね。そうすれば、人にはわからないし、自分の心にいい影響があればそれでいいんですから。
ハオハオ
ハオ好!
好!好!
3月10日(土)ハオハオから始めよう
人生にはいい事もあるけど悪い事もあります。
誰にでも苦手や欠点はあります。
誰でも失敗することはあります。
世の中にはいい人もいるけどイヤなヤツもいます。
人には出会いがあるけど別れもあります。
生きていく上では悩みや問題はつきものです。
人生には大きな不幸な出来事も何度かはあります。
こういうことはある意味、当たり前。
でも、自分が実際に出遭ってしまった時には、なかなかそう考えることはできません。
そこで、「ハオハオじゃないか?」と自問できれば、「こういうこともある」と考えられることもあるのではないでしょうか。
不幸な事・大きな問題に直面した時に、どう対処するかによって幸不幸は大きく左右されてしまいます。
自ら不幸を大きくしてしまう人も多いような気がします。不幸を嘆くだけで(幸せになる努力をしないで)時間を過ごしてしまったり、投げやりになってよくないことをしてしまったり。
一方、不幸なことは自分の中で最小限に留め、幸せに向かって努力できる人もいます。不幸を「いい経験」にして将来の幸せにつなげる人もいます。
不幸な事・大きな問題に直面した時こそ、「今が大事なんだ」と思うのです。
不幸な事に遭った直後に、幸せになる考え方をするのは難しいことだとは思います。
そんな時には、「3Hの考え方」をおすすめします。
まず、「ハオハオ」と現実を受け入れることからです。そこから始めることで、幸せに向かって心が動き出せるような気がします。
人生にはいろんな事があり、様々な問題にも直面します。
私は、何か大きな問題について考える時には、「ハオハオから始めよう」と、最近よく考えています。
ハオハオの広場 ハオハオの森もよろしく