しあわせ日記
幸せを感じる
幸せになるためには、幸せを感じられるようになることが肝心です。
幸せなことがあっても、幸せをもっていても、恵まれた環境にいても、幸せを感じられなければ、その人は幸せではありません。
いいことがあった時、望みが叶った時などには、「いいなぁ」「よかった」「うれしい」などと素直に思えると、それなりに幸せな気もちになれるでしょう。
続けて、「幸せだなぁ」と思うことができると、幸福感がより確かに感じられます。
幸せを素直に感じ、素直に表現できるようになれたら、と思います。
『幸福を感じるのには童心とか、無心とか、
素直さとか言うものが必要である』 武者小路実篤
日常的に幸せになるためには、自分の生活の中で幸せを感じられるようになることが大事です。そのためには、小さな幸せを感じられるようになることが必要でしょう。
また、自分がもっている幸せを感じることや感謝することが習慣なれば、一日の中で何度かは幸せな気もちになれるでしょう。
このような日常的な幸せを感じられるようになれば、「今は幸せ」とも思えるようになれるのではないでしょうか。
『幸福の秘訣はこういうことだ。
あなたの幸せをできるかぎり幅広く探せ』 ラッセル
自分の幸せを知ることも役に立つことです。
自分の好きなものを知り、それを広げたり、深めたりして楽しめるようになれたらいいでしょう。
自分のやりたいことをやるのも幸せになる方法の一つです。その際に、やりたいことがやれる幸せを感じることができるようになれたらいいでしょう。
たくさんある幸せの中から自分が望む幸福感を感じられるようになれたらいいのではないでしょうか。
なかなか幸せを感じられないという人は、感受性(幸せを感じる能力)が足りないのかもしれません。
そういう人は、一日の中に幸せを感じる時間を持ち、幸せを感じる練習(たとえば、ハッピー・ウォーキング)をしてみてはどうでしょうか。
「幸せを数える」「幸せをつなぐ」というようなことができるようになれば、幸せな気分を持続できるようにもなれるでしょう。
このような努力によって幸せを感じられる心を育てていけたらいいのではないでしょうか。
『自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ』 茨木のり子
◇『『「幸せ脳」は自分でつくる』 久恒辰博
◇『『「幸せ脳」をつくる50の習慣』 久恒辰博
もう一つおすすめしたいのは、“充実感”を感じて生活することです。
自分なりの目標や目的をもって生活することを心がけ、一日の終わりにその日を振り返ることを習慣にできるといいのです。
そうすれば、「きょうも(それなりに)よくやった」と思い、充実感(という良質な幸せ)を感じられるでしょう。
『わたしは、人間のほんとうの幸せとは
「充実感のある生き方」だと思っています』 相田みつを
充実感のある生活を積み重ねることが、大きな幸せにも結びつくのだと思います。
幸福感の価値を知り、自分の楽しみや自分の幸せになる方法をたくさんもつことで、自分の生活の中で幸せをたくさん感じられるようになれたらいいのではないでしょうか。