自分の楽しみをもつ
“自分の楽しみ”がはっきりわかっていると、それを楽しみに生活でき、その時には十分に楽しめます。
1日に1回の楽しみがあれば、その時を楽しみに過ごせ、その時は十分に楽しめ、次の日も楽しみになります。
週に1回の楽しみがあると、その日まで頑張れたり我慢できたりし、その日は十分に楽しめ、次の週も楽しみにできます。
年に数回の楽しみがあると、その日を楽しみに生活でき、その日々は十分に楽しめ、次回を楽しみに生活できます。
これが自分の楽しみだと思えれば、何でもいいのです。
食べる事や飲む事(食事/甘い物/ビール・お酒など)、趣味や娯楽や好きな事(音楽鑑賞・カラオケ/テレビ・ビデオ・ゲーム/風呂/旅行など)、家族や恋人や友人との関わり(遊ぶ/スキンシップ/会話/寝顔を見るなど)、生きもの・自然と親しむ(ペットを飼う/植物を育てる/山や海や川などに行く/散歩など)、くつろぐ事や休む事(ゆっくりする/ボーっとする/寝るなど)、・・・。
すごい事や立派な事である必要なんてありません。ごくふつうの事でいいのです。
“自分の楽しみ”は、自分の思いこみでいいのです。
「あれが楽しみ」と思えれば、それを「楽しみにする」ことができます。
「この楽しみがある」と思えば、生きる張りや甲斐のようなものも感じられるのではないでしょうか。
ちょっと大げさに書いてしまったような気もしますが、「これが楽しみ」と心から思えることが1つでもあれば、それだけでも幸せに暮らすためにけっこう役立つのです。
もちろん、自分の楽しみがいっぱいあれば、もっといいわけです。
生活の中に“自分の楽しみ”があるのとないのとでは大きな違いだと思います。