しあわせ日記
幸福度指標
「幸福度に関する研究会」(内閣府)が発表した 「幸福度指標試案・概要」(pdf形式)より、
主観的幸福感を上位概念として経済社会状況、心身の健康、関係性を3本柱として指標化した。
主観的幸福感の指標に含まれるのは、主観的幸福感、理想の将来、将来の幸福感、人並み感、感情経験、世帯内幸福度格差である。
私が考える幸福度はあくまでも主観的なものです。
「どんなに幸せそうに見えても、本人が幸せを感じていなければ、その人は幸せではない」のです。
「どんなに恵まれた環境に暮らしていても、本人が「自分は幸せ」と思えなければ、その人は幸せではない」のです。
自分が幸せを感じることが肝心なのです。
また、「自分は幸せ」という自覚がもてるようになるといいのです。
「幸福度に関する研究会」(内閣府)が発表した 「幸福度指標試案・その1」(pdf形式)より、
「幸福度指標」とは、個々人が感じる「幸福感」とそれを支える様々な要因を、地域、時系列で比較可能にした物差しであり、評価のためのツールである。
幸福度を決定する各指標について考えてみました。
主観的幸福感
基本的ニーズ・居住
子育て・教育
雇用・仕事
身体的健康
精神的健康
ライフスタイル
家族・地域とのつながり
自然・環境
年齢と幸福度
「幸福度に関する研究会」(内閣府)が発表した 「幸福度指標試案・その1」(pdf形式)より、
「幸福度指標」作成の意味があるとすれば、それは「幸せ」に光を当てることによって、これまで政策などにおいて焦点化されてこなかった「個々人がどういう気持ちで暮らしているのか」に着目することにある。
その人が幸せかどうかは、当人の幸福感が大事です。
もちろん、幸福感を生みやすい環境(まわりの人、所属する組織、地域、社会、国など)というもあると思います。
でも、そういう環境の中でどのくらい幸せを感じられるかは、その人の幸せになる能力によるでしょう。
「幸福感=環境×幸せを感じる能力」という式が成り立つのではないかと思います。
幸せな環境になればそれだけ幸せを感じやすくなりますが、幸せを感じる能力がゼロの人は幸福感を得ることはできません。幸せを感じる能力がマイナスの(不幸になる能力が高い?)人はどんな環境にいても、不幸を感じることになるでしょう。
幸せになる能力には、自分が望む幸せを求めて行動する能力も含まれます。
たとえば、自分が幸せになれることをする能力、自分の夢やもって生きる能力、人を愛する能力などです。
また、できるだけ不幸にならない能力や不幸を幸せに変える能力も、幸せになる能力だと思います。(不幸でない幸せというのもある)
幸福度を高めるためには、環境をより幸せなものに変えることも役に立つと思いますが、それよりも個々人の幸せになる能力を向上させるほうが有効だと思います。
ただし、それは国(教育・学校)の問題ではなく、それぞれの人が自身で自分を育てる努力をすることが大事なのだと思います。
そのためには、まず「幸せになろう。(そのために努力しよう)」と決意し、自分の心(特に、幸福感)を大切にして生きられるようになることではないでしょうか。