しあわせ日記

  幸せになる能力を向上させる

 何かをするためには、それを為すための能力が必要です。
 幸せになるためには「幸せになる能力」が必要、ということです。

 幸せになろうと思っても幸せになれない人は、(今はまだ)幸せになる能力が足りない、と考えることができます。
 能力は努力をすれば向上させることができます。幸せになる能力も同じです。

 幸せになる能力を向上させることを「自分を育てる」と呼んでいます。
 自分を育てるためには、自省する時間をもち自分(の感情や考え方や習慣・クセなど)を知り、不幸になる考え方や行動を改め、幸せになれる考え方行動に変えていくことだと思います。

 自分を育てるキーワードは「少しずつ」です。そんなに急に、すごく幸せにはなれないでしょう。
 でも、自分を育てる心がけを続ければ、「1年前に比べたら、少しは幸せに暮らせるようになれた」と、きっと思えるでしょう。

 そうすれば、「(これからも)自分を育てていけば、少しずつ幸せに暮らせるようになっていける」とも思えるでしょう。
 このように、自分の将来の幸せを信じて生きられるようになれたら、とても幸せなのではないでしょうか。

  『われわれは、知恵を発達させ、人格を高め、
   より豊かで幸福で価値ある人生を送るために学ぶべきだ』 スマイルズ

 「幸せになる能力」はその人の人間力・人格と言ってもいいかもしれません。
 そして、それがその人の幸不幸を大きく左右するのだと思います。
 どこへ行っても、環境が変わっても、自分が変わらない限り、その人の幸不幸はあまり変わらないのではないでしょうか。

  『どこに行っても自分と道連れ』 ジョン・カバット・ジン

 自分を育てるためには、日頃の努力が大事です。
 その努力は、幸せという成果となって日々感じられるものです。
 自育を愉しむことができるようになれたら、と思います。

 「自分を育てる(幸せになる能力を向上させる)」ことは、着実な“幸せになる方法”だと思います。
 生涯少しずつ幸せになっていけるのがいちばん幸せな生き方ではないか、とも思っています。



   

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