第11講 自分を育てるためには 行動を変える

 自分を育てて、幸せになるためには、「行動を変える」ことも必要でしょう。
 幸せになれるような行動ができるようになれば、それだけ幸せに暮らせるようになれるでしょう。

 行動を変えるためには、まず「自分の望み」を知ることからだと思います。
 自分が、何を、どうしたいかという望みが明確になれば、その望みを叶えるための行動を心がけることができます。

 自分の望みの第一は、「自分は何をしたいか?」です。
 自分のやりたいことはよく考えればわかるのではないでしょうか。(やりたいことを探すヒント

 やりたいと思っても、そう簡単にはできないことも多いでしょう。できるだけ、やれるように努力したほうがいいでしょう。

 それでも、(今の)自分にはできないこともあります。それはしかたがありません。
 でも、今の自分にできるやりたいことが他にあるはずです。あきらめずに探し続けることが大切です。

 自分の望みの第二は、「どんなふうにやりたいか?」です。
 何かをやる時に、どういうふうにやりたいか(特に、どういう気もちでやりたいか?)をはっきりさせるといいでしょう。
 現在やっていること(それほどやりたくないこと)でも、少しでもいい(愉しめる/ラクにできる/幸せな)やり方があるのではないでしょうか。
 自分がやりたいようにやる努力ができるといいでしょう。

 「自分は何をしたいか?」「どんなふうにやりたいか?」を考える時間をもち、どうしたら自分が望むように行動できるかを一所懸命に考えてみてはどうでしょうか。

 やりたいことが一つでもできるようになり、やることが少しでもやりたいようにできるようになれば、行動が幸せになものに変わるはずです。
 やりたいことを選べるようになれば、人生の選択も変わり、生き方も変わるのではないでしょうか。

 自分の望みを知り、少しでも望ましい行動ができるようになれたら、と思います。


   

第11項 自分を育てる

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