しあわせ日記
とらわれない幸せ
苦悩の原因、不幸の原因は、心が何かにとらわれているからかもしれません。
人はいろんなものにとらわれて、悩み苦しんだり、不幸(な気もち)になったりします。
心がとらわれているのは、何かへの「欲」かもしれません(執着心)。
お金、高価な物、地位・名誉、愛、様々な快感・・・。
このような欲があることは決して悪いことではありません。欲にとらわれて(執着しすぎて)大切なものを見失ってしまうことがよくないのです。
自分にとって何が大切かを判断し、一つの幸せにとらわれないことが大事でしょう。
心がとらわれているのは、「過去」かもしれません。
過ぎたことでくよくよしたり、「忘れなれない」と悩んだりするのがそうです。
一つの不幸にとらわれないことが大事です。
心がとらわれているのは、「感情」かもしれません。
怒り、嫉妬、悔しさ、恐怖心、不安、寂しさなどの否定的感情が強くなると、自分の考えや行動が流されたり振り回されたりしてしまいます。
心がとらわれているのは、「自分の考え」かもしれません。
「こうしなくてはいけない」「こうあるべきだ」というような思い込み、あるいは常識や人の目(誰かからの評価・世間体)のようなものに心がとらわれているために、出口が見つからなくなっているのかもしれません。
他にも、細かいこと、努力の結果、「役に立つ」こと、先入観・偏見、固定観念、習慣など、とらわれないほうがいいものがいろいろあるでしょう。
いちばん難しいのは、自分が何にとらわれているかに気づけること・わかることだと思います。
上手くいかない時、悩んだ時に、「自分は今何かにとらわれているのではないか?(それは何かへの欲か? 過去か? 強い悪感情か? 何か思い込みか?常識か?人の目か?)」などと自問できるようになれるといいのではないでしょうか(一つのことにとらわれないための幸せになる考え方)。
その際に忘れてはならないのが“素直な心”なのかもしれません。
とらわれのない心で人生をもっと楽しめるようになるといいのではないでしょうか。