読書日記

  先入観・偏見をはずす

 『きっと、うまくいくよ』(伊藤守)より、
 誰にでも先入観や、偏見があります。
 人生の醍醐味とは、自分が知らない間に持ってしまった先入観や、偏見から自分を解放していくことにあります。

 自分なりの考え方、解釈、それはとても価値のあるものです。
 次は、それをはずす能力を持つ番です。
 人はそれぞれの価値観や考え方によって物事を見ており、そのために同じ事でも人によって受け取り方や感じ方がけっこう違うのだと思います。

 物事や人を悪く考えやすい先入観や未熟な思い込み、偏ったこだわりやとらわれなどがある人は、不幸になる考え方をしやすく、イヤな気もちで過ごす時間が長くなり、悩むことも多くなるでしょう。

 自分のイヤな気もちに気づいた時に、「身勝手な考えをしていないか?」「何かにとらわれていないか?」「求め過ぎではないか?」「不幸になる考え方をしていないか?」などと自問できるようになれたらいいのではないでしょうか。
 さらに、思い込みにとらわれず考え直すことができるようになれたら、なおいいでしょう。

 自分なりの考え方や価値観を身につけることは、自分の幸せを確立していくことであり、大事なことだと思います。
 ただし、それが間違っていたり偏っていたりして、自分を不幸にするものだとしたら、取り除いたほうがいいでしょう。
 そのためには、自分の不幸になる考え方に気づき、幸せになる考え方を心がけることだと思います。

 先入観や偏見から自分を解放するためには、私心にとらわれない心が大切なのではないかと思います。
 また、「こうでなければならない」「こうしなくては」「こうあるべきだ」のような固定観念に縛られない柔軟な信念をもつことができたらいいのではないでしょうか。



   

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