読書日記

  感情に振り回されない

 『死ぬときに後悔すること25』(大津秀一)より、
8 感情に振り回された一生を過ごしたこと
 感情に振り回され、特に否定的感情にとらわれたまま生涯を過ごせば、残るのは後悔ばかりである。冷静な心の先に、笑いを見出すことができれば、後悔は少ない。
 死を前にして自分の人生を振り返ったとき、どのような思いで生きてきたかを考え、否定的感情にとらわれていたことが多いのを後悔する人もいるのでしょう。
 たとえば、過去の悲しみや落胆、人に対する嫉妬や憎しみ、劣等感や自己嫌悪、将来への不安や怖れ・・・このような否定的感情にとらわれていたために、限られたエネルギーをムダに使ってしまったり、不幸な気もちで長い時間過ごしてしまったり・・・。

 また、人生の中で自分が犯してしまった悪事を後悔する人もいるのでしょう。たいていの悪事は何らかの悪感情に振り回されて、ついやってしまったことが多いのではないでしょうか。
 もう少し冷静な心で、悪いことをせずにすんだら、もっと平穏な生き方ができたのかもしれません。
 穏やかでやさしい気もちで(自分や人や社会に)いいことをすることができたら、もっと幸せな人生になったのではないでしょうか。

 心がけを続ければ感情はある程度コントロールできるようになれると思います。
 感情に振り回されないで生きられるようになれるといいでしょう。少なくとも、不幸の悪循環に陥ることのないように。
 笑いながら生きられるようになると、なおいいのでしょう。



   

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死ぬときに後悔すること25』大津秀一

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