読書日記

  足るを知り、進歩の道を歩む

 PHP12月号の特集は『悩みから抜け出す 心がぶれない生き方』。
 榎木孝明さん(俳優)は、
 物質的な欲望、あるいは、金銭的な欲望というのはキリがありません。
 しかし、日本には古来「足るを知る」思想があったはずです。今を満ち足りたものとし、幸せを感じる思想です。
 便利さや快適さを追求するのではなく、精神の成長や豊かさに軸を置く。そうすることで、個人も社会全体も、別の進歩の道を歩んでいけるように思います。
 幸せになるために、物やお金を求めている人は多いでしょう。ある程度の物やお金が手に入っても、さらに求め続ける人も多いのでしょう。「もっと、もっと」と求めていてはキリがありません。

 何かを手に入れても、それを幸せに感じられなければあまり価値がありません。一時的に幸せを感じられても、それを忘れてしまってはないのと変わらなくなってしまいます。
 今自分がもっているもの(物・人・事)を幸せに感じられるようになれば、たいていの人は幸せになれるのではないでしょうか。
 そのためには、「足るを知る」思想をもてるといいのでしょう。もしくは、感謝の習慣をつくれるといいでしょう。

 そして、物質的なものによる便利さや快適さを求めるよりも、自己の成長による心の豊かさを求めることで幸せになれるといいのでしょう。
 自分を育てる努力を続ければ、自身の成長(幸せになる能力の向上)とともに、少しずつ幸せに暮らせるようになっていけるのだと思います。


   

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