読書日記

  努力の結果にとらわれない

 PHP3月号の『明日への思い』は、山田太一さん(脚本家)。
 どんなに努力をしても、必死になって頑張っても、どうにもならないことがある。物事がうまくいかない人に対して、「うまくいかないのは君の努力が足りないからだ」と責めてしまう。努力しないからダメだというその考え方が、不当にたくさんの人を傷つけているように私は思うのです。
 だからといって、諦めたり投げ出したりしていいというわけではありません。努力をすることはもちろん大事なことです。ただし、その結果がどうであろうと、その人の価値は何ら変わることはない。ただ、自らを責めてはいけないということです。
 何か価値あるものを目指して努力するのはいいことです。
 その結果として求めるものを得られることがあり、努力しただけの喜びや幸せを感じられるでしょう。
 努力しないで得られるものは限られており、得られたとしてもそんなに幸せは感じられないのではないでしょうか。
 努力の習慣のある人とない人では得られる幸せの差は大きいと思います。

 ただし、努力してもうまくいかないこともあります。
 そういう時に、「君の努力が足りないからだ」と責める人もいるかもしれません。
 そんな時には、まず、「こういうこともある」「こんな人もいる」と現実を受け入れることで、少しでも心をラクにできるといいでしょう。

 つらい時に自分を責めるのは自分で自分をいじめているようなものです。
 つらい時には、「自分を助けよう」と、自分の心を支え落ち込まないように心がけることができるようになれるといいでしょう。

 自分で自分を責めてしまうのは、努力に結果を求めすぎてしまうからでしょう。
 「人生、自分の思い通りにいかないこともある」「努力しても悪い結果になることはある」という当たり前のことを思い出すことです。
 また、結果が悪くても、自分が努力したことは認めてあげることです。
 さらには、今回のことを反省し、「いい経験」として、次に活かせると、なおいいでしょう。

 「努力しても悪い結果になることはある」からと、努力をやめてしまうのは自分のためによくありません。
 努力の結果にとらわれずに、「目標達成への努力の過程を愉しもう」と考えられるといいでしょう。
 努力は工夫しだいで愉しむことは可能だと思います。
 また、「結果」と「過程を愉しむ」は両立すると思います。

 夢をもって生きることは幸せになる方法の一つです。
 夢をもつことは、今の幸せです。夢をもっている今が幸せなのです。
 いろんな楽しみや喜びを感じつつ、日々充実感をもって、イキイキと生きられるようになるといいのではないでしょうか。



   

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