読書日記

  とらわれのない心で人生を楽しむ

 『スローライフでいこう ゆったり暮らす8つの方法』(エクナット・イーシュワラン)より、
 とらわれのない心で人生を楽しむ――自覚をもって生きる――ためには、感覚器官を、自分の命令に従うよう訓練していかなければなりません。

 好き嫌いを減らしていこうとするなら、感覚器官からはじめるのが最適です。つまり、味わうもの、嗅ぐもの、見るもの、聴くもの、触るものに対する好き嫌いにまず取り組むのです。

 でも、そのためにいい食べ物や楽しい娯楽などをあきらめることはありません。ただ、有益なことを楽しみ、あとで後悔しそうなことを無視するだけでいいのです。
 人生の中には、いいこともあれば、悪いこともあります。
 世の中には、いい人もいれば、イヤな人もいます。
 私たちが暮らす世界には、いい感じがするものもあれば、イヤな感じがするものもあります。

 人生を楽しむため、幸せに暮らすためには、いいもの(事・人・物)を好感して楽しみ、悪いものは気にしないで済ますことができたらいいのではないでしょうか。
 イヤなものに出遭うたびに、感情を害して、それが変わることや無くなることを無意識に望み心を騒がせていては、生活を楽しむことも幸せに暮らすことも、とてもできないでしょう。

 好き嫌いは誰にでもありますが、嫌いなものは少ないほうがいいでしょう。
 自分のまわりに嫌いなものが多ければ、それだけ気分よく生活することは難しくなるでしょう。

 “嫌い”という思いを消し去ることは難しいでしょうが、自分の考え方を変えるように心がければ“嫌い”という気もちを小さくすることはできると思います。
 たとえば、嫌いな相手を良く考える/悪く考えないように心がける。
 相手を悪く考えることは、結局、自分に返ってくるのだと思います。

 “嫌い”を減らす訓練として、感覚器官から感じるものに対する受けとめ方を変えるようにしてみるといいのでしょう。
 五感からイヤな感じを受けた場合には、「イヤな感じがするのは、自分の考え方がよくない(自分がまだ未熟だ)から」と考え、考え方を工夫してみるといいでしょう。
 たとえば、人からイヤな臭いがした時、「人に臭いがあるのは当たり前(少なくともこういう人はいる)」「自分だってこういう臭いがする時はあるのではないか」「これが自分の臭いのだったら、こんなにイヤな気もちにはならないのではないか」「自分は臭いに過敏なのかもしれない」「臭いが多少気になっても苦にしないようになれたらいいな」・・・考え方を工夫してみることでイヤな気もちを小さくできることがあると思います。

 反対に、いい感じがした時には、素直に感じ、楽しめたり、味わえたりできるといいでしょう。
 幸せになるためには、五感を磨くことが大切だと思います。自分の好きなものを大切にすることは、幸せになる方法の一つです。
 感覚器官に意識を向ければ、感じられることがたくさんあるでしょう。五感を通じて脳を刺激することで、幸せを感じやすい“幸せ脳”“幸せの脳回路”を成長させることができるそうです。

 また、五感を働かせることは、意識を「今」に集中することであり、それがスローライフにもつながるのだと思います。



   

次の日の日記

スローライフでいこう』

ホームページ