読書日記

  五感を通じて刺激

 『「幸せ脳」は自分でつくる』(久恒辰博)より、

 「幸せの脳回路」は、視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚といった感覚、いわゆる五感を通じても効果的に刺激され、成長が促されます。

 お風呂に入って、「あー、気持ちいいな、今日も一日いい日だったなあ」と振り返ることで、「幸せの脳回路」が反復刺激され、ハッピー・ブレインが成長していくのです。
 幸せを感じる能力を育てるための第一の方法は、いろんなものを感じることなのでしょう。
 身体から感じる機能が五感あり、五感を通じていろんないい感じ・幸せな感じを得ることができるでしょう。

 私は、幸せを感じる練習を歩きながらしました。
 今ではハッピー・ウォーキングが習慣になっており、歩いている時にはだいたい幸せな気もちになれます。

 外を歩いていれば、いろんな草花や木々の緑が見られます。花を探しながら歩いてみると、街中にもこんなに花が咲いているのか、と驚くかもしれません。
 他にも、公園や山や川や空などの自然には美しいもの・心に感じるものがけっこうあると思います。
 街中で、ヒューマン・ウォッチングをするのもいいでしょう。カッコいい人やカワイイ人やステキな人を目にすることもあるでしょう。

 自然のある場所などで、耳を澄ましてみると、今まで気づかなかった様々な音に気づけるでしょう。鳥や虫の声、人の声、風の音など。
 好きな音楽を聴いたり、鼻歌をうたったりすれば、気分よくなれる人は多いでしょう。

 手触り・肌触りがいいものもあるでしょう。
 また、好きな人との触れ合いは心地好いものでしょう。
 時には、自分の身体のいろんな部分を(「ありがとう」と言いながら)なでてみる、なんていうのもいいのではないでしょうか。

 美味しいものを食べられるのが幸せと思える人は多いでしょう。食事以外でも、美味しい食べ物や飲み物がいっぱいあるのではないでしょうか。(私の場合、チョコレートとか)
 「味わおう」と意識すると、味覚をより愉しむことができるでしょう。

 香りのいいものを嗅いでみると、いい気もちになれるでしょう。(私の場合、コーヒーとか)

 五感を通していい感じがした時に、「いいなぁ」「幸せだなぁ」などと思うと、より幸せな感じが確かになるでしょう。
 一日の中で、いろんな幸せな感じを味わうことができたとしたら、「今日も一日幸せな日だったなぁ」と思えるのではないでしょうか。
 自分もそう思えたら、とても幸せではないか、と思いませんか?



   

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「幸せ脳」は自分でつくる』久恒辰博

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