読書日記

　　いい睡眠

　『「幸せ脳」は自分でつくる』（久恒辰博）より、

　いい睡眠は、幸せな毎日を送るための第一歩なのです。

　ぐっすりと熟睡できた朝は、誰でも幸せを感じているはずです。そのためにも、延ばせることはさておいて、早く寝ることにしましょう。
　「たとえば、今日はこんな幸せなひとときがあったし、朝から充実した一日だった」など、前向きに一日を振り返り、床についてみてください。

　脳は、休養させなければ、うまく働くことができません。よく休養し、脳が幸せを感じているとき、最大限の力を発揮するのです。
　睡眠不足だと気分がすぐれないでしょう。朝から気分が悪いと、その日に悪影響を及ぼすことにもなりがちです。

　眠ること自体が心地好く、よく眠れた朝は爽快です。
　「寝ることが幸せ」という人もけっこういると思います。

　いい睡眠のためには、幸せな気分で眠りにつくことができるといいでしょう。
　悩みや問題があっても、「（一度寝てから）明日考えよう」と決心すれば、少しは眠りやすいでしょう。
　それに、寝ると記憶が整理されるそうです。実際に、朝起きたらすんなり答えが出た、という経験がある人は多いのではないでしょうか。

　ちゃんと睡眠がとれない状況が続くと、身体の調子も心の調子も悪くなるでしょう。
　不眠に悩む人もいると思いますが、少しでも心身を休めるような自分なりの工夫ができたら、と思います。

　よく眠る方法の一つは、一日を充実して過ごすことだと思います。
　そのためには、自分なりの目標をもって生活し、その日を振り返って、「きょうもよくやった」と思えれば、充実感を感じられるでしょう。

　　『あたかもよく過ごした一日が、安らかな眠りをもたらすように、
　　　よく生きられた一生は、安らかな死をもたらす』　レオナルド・ダ・ビンチ

　充実した一日は、充実感という幸せと、幸せな眠りをもたらすでしょう。
　そして、充実した日々を重ねることが、充実した人生・幸せな人生にもつながるのではないでしょうか。



　　　

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『「幸せ脳」は自分でつくる』久恒辰博

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