読書日記

  何が大切かを判断する

 『あなたの人生を変えるシンプルな10のステップ』(アーサー・カリンドロ)より、
 「人生をシンプルにしたい」。こうつぶやく人はたくさんいるでしょう。たいていの人は人生の余分な部分を切り捨て、もっとシンプルにしたほうが得るところが多いはずです。
 人生にどれくらいの荷物を抱え込んでいますか? 何かに病みつきになっていて、本当にやるべきことがお留守になっていませんか? 本当は必要がないのにしがみついているものは、どれだけありますか?

 自分にとって何が大切か、大切でないか判断することを日常の一部にしてはどうでしょう?
 ごちゃごちゃした生活は、人生でいちばん何がほしいのか、必要なのかをわかりにくくさせてしまいます。
 今を楽しめない、充足感がないという人は、生活がごちゃごちゃしているからかもしれません。
 そのために、余分なことに時間とエネルギーを費やし、本当に大切なものを大切にできていないのではないでしょうか。
 そうだとしたら、生活・生き方をシンプルすることを考えてみるといいのでしょう。

 たとえば、やっていることリストをつくり、これは大切か、大切でないかを判断できるといいのでしょう。
 また、何かにとらわれていないかを探ってみるのもいいでしょう。とらわれているのは、「モア・イズ・ベター」という思い込みかもしれません。
 そして、何かをあきらめることが(時間・お金・心などの)余裕を生むのだと思います。

 生活の中の余分な部分を切り捨て、心を大切にして生きられるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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