しあわせ日記

2月6日(月) 「モア・イズ・ベター」を捨てる

 『お金のことでくよくよするな!』(リチャード・カールソン)より
 「モア」は「ベター」ではないことを、もう一度かみしめよう。

 生活のレベルを上げつづけると、「もっと、もっと」のパターンにはまり込み、ランニング・マシンに乗ってスピードを上げていくのと同じになる。
 幸せになるためには、ある程度のお金や物が必要でしょう。
 でも、お金や物がたくさんあればそれだけ幸せになれるというわけではありません。
 そんなことはわかっているはずなのに、「もっと、もっと」のパターンにはまり込んで、いつまでたっても幸せになれない人もけっこういるように思います。

 幸せになるためには、“物の豊かさ”よりも“心の豊かさ”が大切なのではないでしょうか。
 自分の物欲にブレーキをかけて、収入の範囲内か、それを下回るレベルで生活をすると、「心の平安」というべつのタイプの豊かさを発見するにちがいない。心が平穏でリラックスした状態というのは、人生の最高の贈りものの一つだと私は思う。
 (物)欲が強いのは、本当は心の中に満ち足りないものがあって、それを紛らわすためなのかもしれません。
 または、人と比べて、劣等感を感じたくない、もしくは、優越感を味わいたいからかもしれません。

  『比較する見方にとらわれるブタは
    「もっと」を求めつづける』 小泉吉宏

 要は、本当の自分の幸せがわかっていないのではないでしょうか。
 自分が本当に幸せを感じられることを追求していけば、それが物やお金ではないことが自ずとわかるでしょう。(自分の幸せ・生き方について考え直す

 現在の日本に暮らすたいていの人は、物質的な豊かさは今のままでも、心の豊かさを育てることで、「今は幸せ」と思えるようになれる、と思います。

 「今は幸せ。でももう少し幸せになれたらいいな。ではどうしたら?」

 という心の姿勢で、少しずつ幸せになっていけたらいいのではないでしょうか。



   

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