読書日記

  あきらめの早い人間にならない

 『あなたの人生を変えるシンプルな10のステップ』(アーサー・カリンドロ)より、
 人生で最悪の選択とは、「あきらめの早い人間になる」ことです。
 大きな問題にぶつかるとすぐに逃げ出してしまうことがあります。いったん挫折を味わうと、もう一度やってみようとはせずに、自分には無理だと片付けてちまうこともあります。

 たしかに、希望を持ち続けたからといって必ずしも勝利につながるというわけではありません。
 しかしながら、あきらめの早い人間には決してならないことが成功の確率をぐんと上げる近道であることは確かです。
 何か(幸せ)を求めることをあきらめてしまう、夢や目標をあきらめてしまう、愛することをあきらめてしまう、不幸から抜け出すことをあきらめてしまう、幸せになることをあきらめてしまう・・・このようなあきらめが早い人は、幸せになりにくく、不幸になりやすいでしょう。

 時と場合と事によっては逃げてしまうのもしかたがないと思いますが、逃げないほうが自分のためにいいことが多いでしょう。
 また、いつまでも逃げたままでいないほうがいいでしょう。

 一度の挫折で、いつまでも落ち込まないへこたれないようにしたほうがいいでしょう。
 挫折に対して幸せになる考え方ができると、なおいいでしょう。

 あきらめてしまえば確率はゼロです。あきらめなければ(幸せになれる)可能性はあるのです。
 可能性があれば、希望をもって生きることができるのです。
 希望があるのと、夢も希望もないのとでは、大きな違いではないでしょうか。



   

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