読書日記

  理性的な魂の特徴

 『自省録』(マルクス・アウレーリウス)より、
 理性的な魂の特徴。自己をながめ、自己を分析し、意のままに自己を形成し、自己の結ぶ実を自ら収穫し、(中略)人生の終止符がいずこにおかれようとも自己固有の目的を達成する。
 更に理性的魂の特徴には、隣人を愛すること、真実、つつしみ、なににも優って自己を尊ぶこと等がある。
 理性的な魂とは、幸せになれる心でもあると思います。
 幸せになれる心を得るための第一は、自分を知ることでしょう。中でも、自分の幸せを知ることが大事です。
 また、自分の心(感情望み考え方(のクセ))をよく知り(自己心理分析は有益か?)、幸せになれる考え方行動ができる自分になれるといいのでしょう。

 人生の目的は人それぞれだと思いますが、それは自分の幸せにつながるものであるはずです。
 そこで、自ら幸せになれることをして幸せに感じられるようになるといいのでしょう。

 その他にも、幸せになれる心の特徴はいろいろあると思います。
 たとえば、まわりの人(も含めていろんなもの)を愛する心、真実や真理を重んじる心、つつしみ深く謙虚な心、自尊心自分を大切にする心、・・・。
 そういう幸せになれる理性的魂を養っていけるようになるといいのではないでしょうか。



   

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