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1 今日一日の枠の中で生きよ 2 最悪の事態に心で対処する 3 シンプルな考え方の習慣 4 心の中から悩みを追い出すには 5 避けられない運命には従え 6 自分が考えるようになる 7 恩知らずを気にしない方法 8 運命がレモンをくれたら、レモネードを作ろう 9 他人に興味を持つ 10 非難に傷つかないために 11 今日だけは |
過去と未来を鉄の扉で閉ざせ。今日一日の枠の中で生きよう。息絶えた昨日とまだ生まれていない明日を心から閉め出して、今日一日だけを精一杯に生きよう、ということです。
次の四つの段階を踏めば、悩みの九割を追い払うことができる。これはいい方法だと思います。
一、悩んでいる事柄を詳しく書き記す。
二、それについて自分にできることを書き記す。
三、どうするかを決断する。
四、その決断をただちに実行する。
(ガレン・リッチフィールド)
忙しい状態でいること。悩みをかかえた人間は、絶望感に打ち負けないために、身を粉にして活動しなければならない。悩みやつらいことを忘れるために「忙しくする」というのは、一つの方法だと思います。
過ぎたことを忘れるために「新しいことを始める」という方法があります。ここでの「新しいこと」とは、自分の夢や目標となるものや習い事や趣味のような、長い期間継続してできることです。どうせ忙しくするのなら、何かやりたいことをやれたら、と思います。
何か新しいことを始め、それに打ち込み、できるだけ愉しみ、夢中になることができれば、過去のイヤな出来事も忘れられるのではないでしょうか。
ものごとをあるがままの姿で受け入れよ。起こった事を受け入れることが不幸な結果を克服する第一歩である。まさに、その通り! 受け入れること(ハオハオ)が第一歩です。
ウィリアム・ジェームズ
周囲の条件だけで人間の幸福や不幸が決まるわけではない。私たちの感情を左右するのは、周囲の条件に対する反応のしかたである。これもその通り。
われわれの人生とは、われわれの思考が作り上げるものにほかならない。考えることによって気もちや気分が変わります。
(マルクス・アウレリウス)
そうなのだ、愉快な考え方をすれば、私たちは愉快になるだろう。惨めなことを考え始めたら、惨めになる一方であろう。恐ろしいことを思い浮かべれば、恐ろしくてたまらなくなるはずだ。病的なことを考えれば、病気になるに違いない。失敗するのを気にしたら、間違いなく失敗してしまう。自分ばかりかわいがるならば、他人からは敬遠され、皆が寄りつかなくなるだろう。
幸福を発見したいと願うなら、感謝(してくれない)とか恩知らずなどと考えずに、与えるという内面の喜びのために与えるべきである。そうありたいものです。
もし私たちの子供が恩知らずだとしたら、非難をだれに向ければよいか? 自分に向けるべきかもしれない。私たちが他人に感謝することを教え込まなかったとしたら、子供たちに感謝してもらえるはずがないではないか。そういう考え方もありますね。
運命がレモンをくれたら、それでレモネードを作る努力をしよう。人間の最大の特長は「経験から学べる」ことではないでしょうか。
賢い人はレモンを手にして自問する。「この不運からどんな教訓を学ぶべきだろう? どうしたら周囲の状況がよくなるであろう? どうすればこのレモンをレモネードに変えられるだろうか?」
一生を費やして人間とその潜在能力を研究した偉大な心理学者アルフレッド・アドラーによれば、人間の驚嘆すべき特質の一つは「マイナスをプラスに変える」能力である。
他人に興味を持つことによって自分自身を忘れよう。毎日、だれかの顔に喜びの微笑が浮かぶような善行を心がけよう。人はたいてい自分のことを考えて不幸になります。
不当な非難は、しばしば擬装された賛辞であることを忘れてはならない。死んだ犬を蹴飛ばすものはいないことを思い出そう。人から非難・悪口・カゲ口・悪い噂などをされるのは、自分の問題よりも相手の問題のほうが大きいのではないでしょうか。それが不当なものならなおさらです。
最善を尽くそう。そのあとは古傘をかざして、非難の雨が首筋から流れ落ちるのを防げばよい。
一、今日だけは、幸福でいよう。このようなことを毎日実践できたら、幸せになれるでしょう。
二、今日だけは、自分の家族も仕事も運も、あるがままに受け入れて、自分をそれに合わせよう。
三、今日だけは、身体に気をつけよう。運動をし、身体を大切にし、栄養を取ろう。
四、今日だけは、自分の精神を鍛えよう。
五、今日だけは、だれかに親切をほどこし、気づかれないようにしよう。
六、今日だけは、愛想よくしよう。
七、今日だけは、今日一日だけを生き抜くことにして、人生のあらゆる問題に同時に取り組むことをやめよう。
八、今日だけは、一日の計画を立てよう。
九、今日だけは、たった一人で静かにくつろぐ時間を三十分だけ生み出そう。
十、今日だけは、恐れないようにしよう。特に幸福になることを恐れたり、美しいものを楽しむことを恐れたり、愛することを恐れたり、私の愛する人が私を愛していると信じることを恐れないようにしよう。
(シビル・F・パートリッジ)
職場を離れた今だけは仕事のことは忘れよう、イヤな人といっしょでない今だけはその人のことを考えるのはよそう、ご飯を食べている時だけは味わって食べよう、ちょっと一息ついた今だけはやすらかに過ごそう、好きなことをしている今だけは熱中しよう、休日の今日だけは楽しく過ごそう、・・・。
今だけは「そのことを忘れよう」「考えるはよそう」「今のことに集中しよう」「楽しく過ごそう」というような考え方です。