愚か者は人生の贈物がレモンであると知って、あきらめ顔で「私は負けた。これが運命だ。もはやチャンスはない」などと言い出す。そして世間に文句をつけ、自分を甘やかして放蕩の限りを尽くすようになる。人生には不運なことも不幸なこともあります。
けれども、賢い人はレモンを手にして自問する。
「この不運からどんな教訓を学ぶべきだろう? どうしたら周囲の状況がよくなるであろう? どうすればこのレモンをレモネードに変えられるだろうか?」
運命がレモンをくれたら、それでレモネードを造る努力をしよう。
次の日の日記 『道は開ける』デール・カーネギー ホームページ |