読書日記
優雅な物腰
『幸福論』(アラン)より、
優雅な物腰とは、表現と動作の安らかな幸福である。それはだれをも傷つけることのないもの、だれをも不安にすることのないものだ。幸福になるためには、この種の美点をそなえることがきわめて大切である。
優しく品のある態度が身についている人は、きっと幸福なのでしょう。
それは刺激的な幸福ではなく、安らかな幸福を長時間維持できるのだと思います(
エキサイティングか平穏か
)。
また、優雅な物腰はまわりの人にもいい影響を及ぼすのでしょう。悪意や敵意を感じさせず、安心感や穏和な感じを受けるのではないでしょうか。
優雅な物腰を身につけるためには、「まず心から」でしょうか。
たとえば、
朗らかな心
、
穏やかな心
、
平安な心
、
安らいだ心
、
静かな心
、
平静な心
、
気分がよい
・・・。このようなソフトな幸福感は比較的継続しやすく、一日の中で長い時間感じられるものです。
また、人に対しては
やさしい心
、
思いやりの心
、
感謝の気もち
のような
好い気もちで人と接する
ことができるようになるといいでしょう。
反対に、
機嫌よく振る舞う
、
気分を変えて行動する
、
幸せな気分になるような態度で生活する
のような形から入る方法を心がけることで、優雅な物腰を身につけられるといいのではないでしょうか。
一時的に幸福になる方法はたくさんあります。でも、日常的に幸福に(暮らせるように)なるためには、ソフトな幸福感(持続しやすい幸せな気分)とそれに伴う幸せな態度を身につけることが大事でしょう。そういう生活の中で時折、
いろんな幸福感
を
感じられる
ようになれるといいのではないでしょうか。
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