読書日記

  心の安らぎ

 『心がスーッとなる ブッタの言葉』(アルボムッレ・スマナサーラ)より、
 人間はいつまでたっても理解しようとしていないのですが、幸せの本当の意味は、心の安らぎです。心の安らぎとは何かといえば、心に悩み苦しみがなく、嫉妬、怒り、憎しみなどで心が病んでいない状態です。
 モノがあろうとなかろうと、心が病んでいれば、そこに幸せはありません。モノがなくても、心が病んでいなければ、幸せになることはできます。
 心の安らぎを幸せに思える人は少ないのでしょう。
 心が悪感情に支配されて長い間苦しんだ経験がない人にはわからないのかもしれません。
 不幸でない幸せというのもあるのです。

 幸せになれる環境や条件が整っていても、心が悪感情にとらわれていれば、その人は不幸です。大金持ちや大成功した人や素晴らしいパートナーに恵まれた人でも、不幸な人はたくさんいます。
 環境や条件に恵まれていなくても、心身の苦痛がなければ、それなりに幸せに暮らすことは可能だと思います。

 心の安らぎは、幸せな生活の基盤となるのだと思います。安らいだ心の状態で生活する中で、時々、幸せを感じられるといいのでしょう。
 穏やかな心静かな心シンプルマインド気分がよいなどでもいいのではないでしょうか。
 このような心の状態だと、心の余裕も生まれ、より幸せを感じやすく、幸せに暮らしやすいでしょう。



   

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