読書日記

  挫折力を培う

 PHP7月号の特集は『人生、何度でも立ち上がれる』。
 冨山和彦さん(経営共創基盤代表取締役)は、
 人生には挫折はつきもの、挫折してもしかたがない、と考えたほうが生きやすくなります。

 挫折力を培っていれば、不遇な環境に置かれても潰されずに生きぬいていけます。
 挫折力は免疫力でもあります。何度も転んでいれば、大きな失敗に出くわしても痛手が少なくてすむ。
 柔道でたとえるなら「受け身」がうまくなるからです。
 よりよく(幸せに)生きていこうと、何かを求めて努力していれば、失敗や挫折をすることがあるのは当然のことなのでしょう。
 失敗をした際に、「人生にはつきもの」「当たり前」「しかたがない」のように受け入れる考え方ができると、少しはラクになるのではないでしょうか。

 挫折力とは、挫折をできるだけ小さく済ませる力。
 そのためには、失敗の衝撃を少しでも軽くできる力。
 つらい環境に潰されて“人生の挫折”にしないように耐える力。
 いつまでも落ち込んでいないで、早めに立ち直る力。
 一つの挫折をいい経験として、次に活かせる力(獲得免疫不幸を幸せに変える)。

 『柔道の基本は受身
  受身とは ころぶ練習 まける練習 人の前にぶざまに恥をさらす稽古
  受身が身につけば達人 まけることの尊さがわかるから』 相田みつを

 挫折力を培うことで、自分の幸せに向かって力強く生きていけるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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