読書日記

  思いやりの心を養う

 『過去にくよくよこだわるな』(リチャード・カールソン)より、
 思いやりの心を養うことほど、人生の一大事への準備として重要なものはない。
 思いやりの心をもっと養うために必要なのは、今やっているのとまったく同じことを、少しだけ意識しながら実行するだけだ。
 ほんの少しだけ思いやりの気持ちを加えようという気持ちがあれば、あとはうまくいく。
 思いやりは私たちが持って生まれたもの。それを育成すれば、私たちは、平和で穏やかな心持ちになれる。
 “思いやり”の心を養うことは、人間として大事なことなのではないでしょうか。

 “思いやり”で、大きなことやを特別なことをやろうと思う必要はないのでしょう。
 ふだんのやっていることを“思いやり”を心がけてやれればいいのだと思います。

 はじめは意識してやらないとできないし、うまくできないことが多いでしょう。
 でも、そういう心がけを続ければ、少しずつ自然にできるようになり、一つ一つできることを増やしていけるのだと思います。

 やさしさや思いやりや感謝などの好い気もちで人と接することができるようになれたらいいのではないでしょうか。
 これらの気もちになれるだけでも自分にとって心地好いものだと思います。
 思いやりをもって暮らすことが習慣になれば、いちばんいいのでしょう。

 自分への思いやりも含めて、思いやりの心を育てることが、自分が穏やかな心で幸せに暮らすことにつながるのだと思います。



   

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