読書日記

  智恵は穏やかな心に

 『過去にくよくよこだわるな』(リチャード・カールソン)より、
 健全な心理を取り戻すコツは「がんばること」ではなく「手放すこと」にある。
 分析思考を手放し、頭をスッキリさせてみよう。
 そうして心を鎮めると、自然に考えがまとまり、次はどうするべきかが見えてくる。内なる深い智恵は穏やかな心に宿る。

 不安定で頭が混乱しているときは、自分が今そんな状態にあると認識し、ただ気持ちが鎮まるのを待つしかない。
 リラックスして自分の智恵が働きだすのを信じること。それには、信念と謙虚と忍耐力が必要だ。
 考えすぎると頭が混乱します。力を入りすぎると疲れます。
 心の状態が悪いときには、いい考えをすることは難しいのでしょう。
 そんなときには、いったん思考を手放し(考えないように心がけ)、心を鎮めることができればいいのでしょう。

 心が安定して穏やかな状態なら、いい考え(智恵)が生まれやすいのでしょう。
 アイデアが作られる過程でも、一所懸命に考えたあとの孵化段階として、そのことを考えないようにして無意識の心にまかせるのがいいそうです。

 いい考えをするためには、どういう心の状態がいいのか悪いのかを知る。
 心の状態が悪いときには、いい状態に戻せるように心がける。
 このようなことができるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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