読書日記

  幸せになれる心

『老子』(小川環樹・訳注)をヒントに考える“幸せの道”。

幸せになる心の働きの適用範囲はとても広く、
 間が抜けているようだが小さな幸せも漏らさない

 (『老子』第73章「天網恢恢、疎而不失」)

 「○○たら、幸せになれる」という思いが強すぎると、「○○が得られない限り幸せになれない」「今は○○がないから不幸だ」のように思ってしまいがちです。
 幸せはたくさんあるのです。一つの幸せにとらわれずに、いろんな幸せ感じられるようになるといいでしょう。
 「幸せはたくさんある」と思える人は幸せになりやすいのです。

 『人間、関心を寄せるものが多ければ多いほど、ますます幸福になるチャンスが多くなる』とラッセルの『幸福論』にあります。関心興味の幅を広げることで、自分の幸せを広げることができるといいでしょう。

 真に幸せな人は、愚かに見えるほど素朴な心をもっているのです。
 だからこそ、小さな幸せでも素直に感じることができるのです。

 余裕のある広い心、素直な心くよくよイライラしない穏やかな心、とらわれない心、受け入れる心豊かな心など、幸せになれる心を育むことができるといいのではないでしょうか。



   

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