しあわせ日記
できるだけ不幸にならない
幸せになるためには、できるだけ不幸にならないようにすることも大事です。
『不幸の原因は、一部は社会制度の中に、
一部は個人の心理の中にある』 ラツセル
幸不幸は、環境などの現実の問題と、自分の心の問題によります。
ですから、幸せになるためには、現実を変えるアプローチと自分(の心)を変えるアプローチがあります(トップダウンかボトムアップか)。
ただし、不幸になるような現実問題はそう簡単に解決するものではなく、また最終的には幸不幸は心の問題です。
「危険な世の中を歩くために靴をはく」ように、自分を変えたほうがいいのではないでしょうか。
心の免疫力(不幸にならない心の力)をアップして
幸せに暮らそう
自分を変えるためには、考え方を変えることからだと思います。
考え方を変えれば、感じ方が変わり、自分の望みも変わり、行動も変わってくるでしょう。
幸せになりたいのなら、幸せになる考え方を身につけていくことが大事だと思います。
不幸な気もちになるのは、自分が不幸になる考え方をしているから。
“くよくよ”“イライラ”しやすい、傷つきやすい、落ち込みやすいなどは、性格というよりも、不幸になる考え方のクセがあるから。
というのが幸せになる考え方の基本的な考え方です。
できるだけ不幸な気もちにならないためには、幸せになる考え方を心がけることです。
たとえば、悪いことも「こういうこともある」と現実を受け入れ、小さいことや考えてもしかたがないことはできるだけ受け流し、切り替えるというようなことができるようになれるといいでしょう。
人それぞれにいろんな不幸になる考え方のクセがあると思います。
たとえば、比較の考え方、悲観的な考え方、優柔不断の考え方、後悔の考え方、人にイライラする考え方、人の目を気につする考え方、求め過ぎの考え方、言い訳の考え方、嫉妬の考え方・・・他にもいろんな不幸になる考え方があると思います。
まずは(不幸になる考え方をして)不幸な気もちになりやすいのは、「性格というよりも、考え方のクセ。クセは直すことができる」という考えをもつことです。
そして、「私にはこういう不幸になる考え方をするクセがある」と自覚できるといいのです。
自分の不幸になる考え方のクセを自覚できれば、「あ、またこのクセだ」と気づきやすくなります。
気づいた時に、「クセなんだからしょうがない」「まぁいいか」「悪いクセは気づいてストップすればいい」などと考えることで、その考えをストップし、切り替えられるといいのです。悪いクセが出るたびに、何度でも。
実際には、心を変える(自分を育てる)アプローチと、現実を変える(目標をもって努力する)アプローチの両方をしていくのがいいのだと思います。