しあわせ日記

2月2日(木) 言い訳とお金もうけは両立しない

 『お金のことでくよくよするな!』(リチャード・カールソン)より
 やる気を起こさせる言葉はいくつもあるが、その一つが「言い訳とお金もうけは両立しない」だ。

 いつも言い訳ばかりしている人は、自分の無限の可能性を制約している。そういう人が言い訳を考えると、それにしがみつき、ついには正当化して自分を守る武器にしてしまう。たいてい本人が自覚しないうちに起こるこの自己破滅的な癖は、思考パターンをわずかに変えるだけで直る。
 自覚はなくても、つい言い訳をしてしまうことがあるのではないでしょうか。
 何かをやろうかどうか考える時に、すぐにやれない理由を考えてしまう。
 何かができない時に、すぐにできない理由を考えてしまう。
 悪い事があった時に、すぐに自分に責任がないことを示そうとしてしまう。
 うまくいかないことがあるのは、すぐに誰かのせいや環境のせいだと考えてしまう。

 言い訳の言葉はいろいろあるでしょう。
 「忙しいから」「こういう問題があるから」「難しいから」「大変だから」「やる気がでないから」「疲れているから」「私は何も(悪いことは)していない」「私はこれだけやっている」「あの人が××だから」「組織(社会)が悪いから」「私は××だから」・・・。
 もちろん、それが正しいこともあるし、それが原因の一部ではあるのでしょう。

 自分が失敗やミスをした場合には、人に対する言い訳は、最小限にしておいたほうがいいと思います。
 長々とした言い訳は聞き苦しいし、その姿は見苦しいでしょう。
 自分の悪い所はまず謝罪する。反省と今後の心構えだけを相手に伝える。
 このような潔い姿が好感を与え、その後の誠実な行いが信頼を得るのだと思います。

 自分が幸せになるために気をつけたほうがいいのは、“自分に対する言い訳”だと思います。
 自分に対する言い訳を考えつくことで自分の心を守っているという側面もあると思いますが、自分が幸せになれることをしない、自分の幸せを制限してしまうことにもなりかねません。

 私には、すぐに言い訳を考えるクセがあります。
 人に対して言い訳することは少ないと思っています。ほとんどは自分に対する言い訳なのです。
 「私には言い訳を考えるクセがある」と自覚してからは、それに気づき、考えを切り替えられることが増えました。

 「やれない理由(言い訳)を考えるより、どうしたらやれるかを考えよう」
 「できない理由がわかったのなら、それをヒントにできる方法を考えよう」
 「言い訳を考えてしまうのは気分のせい。気分転換をしよう
 「いろんな原因はあるが、イヤな気もちになるのは自分(の考え方)のせい」
 「自分がわかっているのだからいい。人にどう思われてもいい」
 「言い訳を考える時間があるのなら、何かいいことを始めよう
 その時々で、いろんな幸せになる考え方が可能だと思います。

 言い訳を考えることに時間を費やしても、イヤな気分になるだけです。
 「言い訳とお金もうけは両立しない」「言い訳していても幸せにはなれない」などと考えて、言い訳から頭を切り替えられるようになれたらいいのではないでしょうか。



   

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