しあわせ日記
1月11日(日)幸せの青い鳥
幸せになるためには、幸せを感じられるようになることが必要だと思います。
どんなに幸せなことがあっても、どんなにを幸せをもっていても、どんなに幸せな状況にいても、本人が幸せを感じていなければ、その人は幸せではありません。
逆に、人がどう思おうと、本人が幸せを感じているのなら、その人は幸せです。
人が幸せを感じられることはたくさんあります。
「幸せはたくさんある」と思えれば、それだけ幸せになりやすいでしょう。
生活の中でいろんな幸せを感じて暮らせるようになれたらいいのではないでしょうか。
また同時に、夢や愛などによって大きな幸せを感じられるように、目標をもって努力できたら、と思います。
今、童話『幸せの魔法』の原稿をまとめているのですが、この童話のテーマは「幸せ」です。中でも、「幸せを感じる」ことがいちばんのテーマになっています。
主人公の12歳の少年・コータは、“ハオハオの森”への旅の中で、自分が幸せを感じられないことに気づき、“幸せを感じられる魔法”を白いフクロウに教えてもらいます。帰り道で少しずつ幸せを感じられるようになっていきます。
今のところ、「1.コータの旅立ち」「2.“ハオハオの森”を目指して」「3.幸せリンゴ配給所」までができています。
この童話を出版することも、私の今年の目標の一つです。
『青い鳥』(メーテルリンク)では、幸せの青い鳥を探し回ったチルチルとミチルの兄妹は、家に帰って部屋にあった鳥かごの中に“幸せの青い鳥”を見つけます。
「幸せの青い鳥は、幸せに暮らす習慣」ではないか、と私は考えています。
1月12日(月)まず考え方を変える
人生の中には、いいこともあれば、悪いこともあります。
生活の中にも、いいこともあれば、悪いこともあります。
いいことがあった時に、どのくらい幸せを感じられるかは、人によって違います。小さないいことがあっても喜べ幸せを感じられる人もいれば、大きないいことがあっても自分の幸せに気づかなかったり幸せをあまり感じられない人もいます。
悪いことがあった時に、どのくらいイヤな思いをするかも人によって違います。小さいイヤなことは「まぁいいか」などと軽く受け流せる人もいれば、長い間“くよくよ”“イライラ”してしまう人もいます。大きい不幸な出来事によってどのくらい不幸な思いをし、どのくらいで立ち直れるかも人によってかなり違うでしょう。
同じことがあっても、幸不幸の感じ方は人によって違います。
その差はなんでしょうか?
性格でしょうか、(心の)強さでしょうか、(幸せになる)能力でしょうか、・・・。
そういうものは、物事の受けとめ方と考え方によるところが大きいのではないでしょうか。
幸せになるためには、まず「考え方を変える」ことからではないかと、思います。
1月13日(火)今を愉しむ
きのう、「生活の中には、いいこともあれば、悪いこともある」と書きましたが、実生活では特にいいこともなければ悪いこともない時間が長い(ほとんど?)という人が多いのではないでしょうか。
でも、実際には何かをしているはずです。寝ているとか、ボーッとしているなどという時にも何かはしているわけです。
幸せに暮らすためには、今していることをどういう気もちでやれるかが大きいのではないでしょうか。
今やっていることに集中していれば、イヤなことは忘れられます(不幸なことを考えなくてすみます)。
今やっていることを少しでも愉しめれば、けっこう幸せに暮らせるでしょう。
今やっていることを愉しむための心がけや工夫ができたら、と思います。
仕事でも、家事でも、勉強でも、工夫をすれば少しは愉しめることがあるのではないでしょうか。
通勤・通学・買い物などの移動時間を愉しむ方法はいろいろあるでしょう。歩いている時も、電車やバスに乗っている時も、何か愉しめることができるのではないでしょうか。
食事の時間や入浴の時間を愉しむのは容易でしょう。
寝るのが楽しみという人はけっこういます。夢の中まではわかりませんが、幸せな気分で眠りにつくことができたら、と思います。
自由な時間を愉しめるのは当たり前のはずです。今できるやりたいことをやればいいのでしょう。
こう考えると、今やっていることを愉しめるようになれば、それだけで十分に幸せに暮らせるようになれるような気がしてきます。
1月14日(水)やりたいことをやる
きのう、「自由な時間にはやりたいことをやればいい」と書きましたが、やりたいことやる時間を今よりも増やすこともできるのではないでしょうか。
やりたいことをやる時間が増えれば、それだけ幸せに過ごしやすいでしょう。
また、それだけ、やらなくてもいいことをやる時間や、やりたくないことをやる時間が減ることにもなるのではないでしょうか。
やりたいことは探せばいろいろあると思います。
また、やりたい仕事とか、やりたい家事とか、やりたい勉強とかも、探せばあるのではないでしょうか。やらなくてはならないことが、やりたいことだとしたら、それはとても幸せなことだと思います。
生活の中で何をやるかは、選べることも多いと思います。
すぐには難しいかもしれませんが、生活の中でやりたいことをやる時間を、できる範囲で、少しずつ増やしていけたら、と思います。
1月15日(木)心の焦点
「心の焦点」を何を合わせているかが、その人の幸不幸を大きく左右すると思います。
「心の焦点」とは、何をして、何を見て、何を考えているかということです。
たとえば、道を歩いている時に、何を見ているでしょうか。
道や足元を見る、道の少し先を見る、建物を見る、なんとなく前を見ている、・・・。
自分の前を歩いている人を見る、前から歩いてくる人を見る、あたりにいる人を見る、・・・。
草木の花や緑を見る、動物を見る、空を見る、・・・。
その他にも、いろんなものを見ていると思います。でも、人によってよく見るものはけっこう違うのではないでしょうか。
また、何を見てどんなことを考えているでしょうか。
そして、どんな気もちになっているでしょうか。それは、何を見てどう考えているかによって、大きく変わるでしょう。
それが、その人の歩いている時の気分(小さい幸不幸)を左右しているのではないかと思います。
私は、道を歩いている時には、たいてい幸せな気分になれます。ハッピーウォーキングが習慣になっているからです。
生活の中で何かをしている時にも同じことが言えると思います。
何をして何を見て何を考えているか。それによってどういう気もちで過ごしているかが違うでしょう。
仕事でも、人づきあいでも、遊びでも、その時に何に焦点を当てて、それもそのどういう面に焦点を当てて、どんなふうに考えているかによって、感じ方が変わります。同じ事をしても、たいして何も感じないか、幸せを感じられるか、イヤな気もちになったり不幸に陥ったりするか。
人生でも、何に心の焦点を当てて生きるかによって、幸不幸が大きく変わるのだと思います。
「不幸を数えて暮らすより、幸せを数えて暮らそう」
1月16日(金)生き方を選ぶ
幸せになるためには、そういう生き方を選ぶことも重要だと思います。
仕事や結婚(相手)のような大きな選択以外にも、様々な選択をする場面があるでしょう。
そういう選択の一つ一つの積み重ねによって、様々な生き方を選ぶことができます。
自分が幸せになるための選択ができたら、と思います。
でも、人生の選択がすべてではないと思います。
「どういう人生を選んでも、それなりに幸せに暮らすことはできる」と思うのです。
幸せに暮らせないとしたら、それは選択の問題より、選択以降の努力や、現在の心がけや、そして自分の幸せになる能力の問題のほうが大きいと思います。
もちろん、選択によって人生が変わり、経験することが変わります。選択による差が生じるでしょうが(実際にはそれは誰にもわからない)、その人の生活はそれほど変わるものではないでしょう。
また、どういう人生を選んでも、一時的に不幸になることはあるでしょう。
幸せに暮らせる人はどちらを選択しても幸せになれ、不幸になりやすい人はどちらを選択しても不幸になるのではないでしょうか。
少なくとも、選択した生き方の中で幸せになる努力をすれば、より幸せに暮らすことはできるでしょう。
「どういう人生を選んでも、それなりに幸せに暮らすことはできる」と思えるようになれば、それだけ自由に人生を選べるようになるのではないでしょうか。
自分が望む生き方ができるのは、とても幸せなことだと思います。
1月17日(土)将来の幸せ
幸せになるためには、「今(の幸せ)を大切にする」ことが大事だと思いますが、将来の幸せも考えたほうがいいことは言うまでもありません。
「将来の幸せ」が期待できる生き方ができたほうがいいでしょう。
「夢」は「(将来の)幸せの目標」です。その目標に向かって努力することで、将来の幸せが期待できます。
それだけでなく、夢をもって生きる過程を愉しむことも十分に可能だと思います。
(大きな)夢をもつことにこだわらなくていいと思います。
自分にもてる夢や目標でいいのです。
そのことで、生活の中に少しでも、ワクワク・ドキドキできるような時間をもてたらいいのではないでしょうか。
そのためには、自分の幸せになる方法を実践する習慣がもてたら、と思います。近い将来に幸せを感じられるような、何かをやれるようになればいいのです。
大きな夢から小さな幸せになる方法まで、いろんな将来の幸せを期待できる生き方ができたら、と思います。
1月18日(日)人の幸せは自分の幸せ
「自分の幸せ」がいちばん大事なのは確かです。
でも、自分の幸せを追求していくと、いつか「人の幸せ」を考えるようになるのではないかと思います。
「人を幸せにする」ことが善か偽善かなどというのは抜きにして、人を幸せにする幸せはいいもの(良質な幸せ)だと思います。
自分がしたことで人が喜んでくれたり、人の役に立てたりすることは、とても幸せなことなのです。
幸せにしたい人はたくさん広げることができます。人を幸せにするチャンスはたくさんあります。同じ人を何度幸せにしてもいいのです。
人を幸せにすることが自分の幸せと思えるようになると、自分の幸せになる方法が格段に増えるのです。
人を幸せにする幸せは、質的にも量的にも高いおすすめの幸せです。
幸せになりたい人は、「人の幸せ」を自分の幸せと思えるようになれたら、と思います。(その方法は、「実践講座」「愛について」をご覧ください)
1月19日(月)自分を育てる
「幸せになるにはどうしたらいいでしょうか?」と聞かれたら、
「自分を育てる」ことを、まず第一に挙げるでしょう。
自分が変わらなければ、どんな生き方をしても、幸不幸はあまり変わらないのではないでしょうか。
自分を育てて(自分の幸せになる能力を向上させて)いけば、それに従って、少しずつ幸せになっていける、といつも書いています。
そのためには、自分の(生活の中で)役に立つ「幸せになる考え方」や「幸せになる方法」を一つ一つ身につけていけばいいということでしょうか。
「自分を育てよう」と思うことで、物事に対する見方が変わることが大きいと思います。
「イヤな気もちになることは、(自分を育てる/幸せになる考え方をする)いいきっかけ」「すべての事はいい経験」「不幸は幸せに変えることができる」。
このような考え方ができるようになると、心の姿勢が変わり、不幸なことから受ける感じ方も変わります。
そんな自分が少しは強くなれたと思えるようになるでしょう。
「自分を育てる」ことについては、2月に「幸せになる方法実践講座」(メルマガ『しあわせのトキオ通信』連載)で書きますので、改めて考え直してみようと思っています。
1月20日(火)幸せになる習慣
「幸せの青い鳥は、幸せに暮らす習慣」ではないか、と私は考えています。
「幸せになるための習慣」については、以前に書きましたが、改めてまとめ直してみました。
幸せを感じる習慣、愉しむ習慣、
気分よく生活する習慣、健康生活の習慣、
自分の幸せになる方法を考え、実践する習慣、
幸せになる考え方を心がける習慣、
夢や目標をもって努力する習慣、
人の幸せを考え、実践する習慣、
自分を育てる(学ぶ)習慣、・・・
習慣はつくることができます。はじめは意識して心がけます。それを続ければ、だんだん慣れてきます。習慣になれば、自然にできるようになります。
今年のはじめに、習慣を変えるためには「慣れる」のと「愉しむ」のがいい、と書きました。
このような習慣を続けることは、上達にもつながり、幸せになる能力が向上するでしょう。
幸せになる習慣をつくれば、その習慣が自分を育ててくれるのだと思います。
自分(の心)が成長するに従って、幸せに暮らせるようになれるのではないでしょうか。
(この日記のつづき)
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