しあわせ日記

7月1日(土)幸せの呪文
 私が「ハオハオ」の次に使う幸せになる方法が、「幸せになる呪文」です。
 最近の私の場合には、

   「今は幸せ。将来はなるようになる。
      私には夢がある。みんなが幸せになれますように。
        すべてのことはいい経験」

 このように心の中で、ひと言ひと言、はっきりと言います。
 “呪文”などと言うとちょっと宗教めいた感じがするかもしれませんが、要は幸せになるために大切なことを確認しているようなものです。

 幸せの呪文の第一の目的は、「幸せを感じる」ためです。
 「今は幸せ」と言えば、今が幸せな理由はいくらでも思いつきます。
 「将来はなるようになる」と言うことで、心を落ち着け安心することができます。
 「私には夢がある」と、夢を持っている幸せを確認します。
 「みんなが幸せになれますように」で、やさしい気もちになれます。
 「すべてのことはいい経験」と考えることで、心が前向きになれます。

 1日の中に何回かでも、確実に幸せを感じる時間があることは、実感として大きいと思います。あくまでも、1つの幸せになる方法として試してみることをおすすめします。私にとっては、すごく効果のある方法です。



7月2日(日)考えるヒント
 私が使っている幸せの呪文は、5つの「幸せになる方法」を短く簡単にしたものです。5つの幸せになる方法は、私が考える時の基本となっています。物事を考えるヒントとしてもよく使います。

 幸せの呪文は、今の自分(の考え)に足りないものは何か? 何が大切なのかを思い出すためにも使います。
 「今は幸せ」幸せを感じることが今は大切なのではないか?
 「将来はなるようになる」将来(の幸せ)を信じることが大切なのではないか?
 「私には夢がある」今大切なのは自分の夢について考え・行動することではないか?
 「みんなが幸せになれますように」人の幸せを考えることが大切なのではないか?
 「すべてのことはいい経験」いい経験にできるように考えることが大切なのではないか?

 幸せに暮らそう、と思ってもなかなかそれを実践するのは難しいものです。
 幸せを意識する習慣がない、幸せになる考え方がうまくできない、幸せになるために何をしたらいいかわからない、ということがあると思います。
 幸せの呪文で、幸せを意識することができます。幸せになる考え方のヒントとして使えます。とりあえず、幸せの呪文から始めて次の幸せになる方法につなげることができます。

 “幸せの呪文”という言葉に抵抗のある人は、“幸せのヒント”だと思ってください。5つの幸せのヒントをどう活かすことができるか、もう少し考えてみたいと思います。



7月3日(月)今は幸せ
 「今は幸せ」と心から思うことで、実際に幸せを感じられることが重要です。
 幸せはたくさんあります。今が幸せな理由はすぐに見つけられるはずです。
 それは小さい幸せでかまいません。少しでも幸せを感じられればいいのです。「基本的に幸せ」だと考えられれば、「今は幸せ」と思うことができると思います。

 「今あなたは幸せですか?」と聞かれたら、「幸せ」と答える人はけっこう多いと思います。でも、「その今の幸せを毎日感じていますか?」と聞かれたら、「はい」と答えられる人はそれほど多くないように思います。「今は幸せ」と考えられるだけでなく、「今は幸せ」と幸せを実感できることが重要なのです。

 「今は幸せ」と幸せを感じることは、心の休息と栄養になります。悩みや大きな問題などで心が消耗しやすい時こそ、心の休息と栄養が必要だと思います。
 瞬間だけでいいのです。悩みがあっても今だけは、すがすがしい朝の空気を吸いながら歩いている今だけは、ご飯を食べている時だけは、ちょっと一息ついた今だけは、好きなことをしている今だけは、夜ひとりになった時だけは、眠りに入ろうとする今だけは、・・・。

 「今は幸せ」と、ほとんどの時にそう思うことができ、幸せを感じられるようになれれば、相当に幸せに暮らせるようになります。それが幸せの呪文のように習慣になればなおさらです。
 でもさらに私は、「今は幸せ。でももう少し幸せになれたらいいな」という姿勢で、いつもいたいと思っています。



7月4日(火)なるようになる
 私は元来、過去・過ぎたことを気にしすぎるより、将来・先のことを考えすぎて苦しむことのほうが多いようです。「なるようになる」と思えるようになって、ずいぶんラクになれたと思っています。

 きょう、すごい夕立ちにあいました。
 「雨が降ったら濡れればいいさ」なんていうのも好きなのですが、最近の私の場合には「雨が降れば傘をさす」のほうでしょうか。
 きょうも、いつもバッグの中に入れっぱなしの折り畳み傘を取り出してさしました。「備えあれば憂いなし」ということですか。でも本当にすごい夕立ちだったので、足元はだいぶ濡れました。まぁ短い距離なので「濡れればいいさ」と思いましたが。

 なぜ「なるようになる」と思えるのか?
 私の場合には、将来に何か問題があってもその時々に幸せになる心がけを一生懸命にやる(であろう)自分を信じられる。その頃には今よりも幸せになる能力も向上しているはず、現に今も日々それを目指して生活している。このようなことが大きいのだと思います。

 私は、特に心配していることがなくても、「将来はなるようになる」と想うと心が落ち着きます。将来を心配している自分が常にどこかにいるのかもしれません。
 私にとっては、1日の中で何回か使う幸せの呪文で「将来はなるようになる」と想えることは、けっこう大きいような気がします。



7月5日(水)夢がある
 「自分には夢がある」と想うことで、幸せを感じることができます。
 「夢があるから」と、いろんな幸せになる考えをすることもできます。
 夢を持っていても、それを幸せだと感じられないのはもったいないと思います。

 幸せを感じられないのはなぜでしょうか?
 夢を持っていることは幸せなことだと気づいていないのでしょうか。それを忘れて生活しているのでしょうか。それなら、幸せの呪文として「自分には夢がある」と想うようにすれば幸せを感じられます。
 本当の自分の夢ではないからでしょうか。見栄やカッコだけの夢、お金や名声だけを求めた夢、人の意向に従った夢、本当にやりたいことではない夢、絶対に不可能だと思っている夢、・・・。持っていることが幸せだと思えるのが、本当の自分の夢ではないでしょうか。

 幸せを感じられないもう1つの理由は、現実に夢に向かって前進しているかどうか、だと思います。少しずつでも前進していれば、その過程で喜びや充実感も感じられるし、夢の実現の可能性も感じられます。何もしないで「私には夢がある」と言っていても、その夢は心の中でだんだんしぼんで“叶わぬ夢”になってしまいます。“叶わぬ夢”を持っていると、幸せを感じられないだけでなく、不幸を感じる元になってしまいかねません。

 私には、「幸せ」がテーマのライフワークがあり、その中にいくつかの夢があります。こんなに素晴らしい夢は自分にとっては他にはないのではないか、とさえ思っています。
 私は、「幸せ」についていろいろ考え、自分で試し、このホームページなどに書きます。それが日課というか習慣になっています。もちろん喜んでやっています。

 私は、幸せの呪文で「私には夢がある」と幸せを感じたのに続けて、この日記に書く内容など「幸せ」について考えます。幸せの呪文は、夢について考え始めるきっかけになります。夢についてそれだけ多く考え努力すれば、それだけ夢の実現に近づけるのだと思っています(他の要素もいろいろあって、なかなかうまくいかないこともありますが。それはそれで、ハオハオです)。

ところで今年の目標はどうしたの?      Zz...



7月6日(木)幸せにしたい人がいる
 私の最近の幸せの呪文では4つめは、「みんなが幸せになりますように」です。これは少しずつ変わってきて、今はこうなっています。今はこれがいちばん幸せを感じらるのではないかと思っています。またいつどのように変わるかわかりませんが。

 一般的には、「自分には幸せにしたい人がいる」がいいのではないか、と思っています。「幸せにしたい人がいるから」と、いろいな幸せになる考えをすることができます。
 「誰々を幸せにできたらいいな」や「誰々が幸せになりますように」でもいいと思います。それを唱えることで、やさしい気もちなどの幸せを感じられればいいのです。

 具体的に幸せにしたい人がいない場合にも、「誰かを幸せにできたらいいな」「社会の役に立てたらいいな」「お客さんに喜んでもらえたらいいな」のようなことでもいいと思います。また、幸せの呪文からこの4つめを抜いてもかまいません。(きのう書き忘れましたが、今は自分の夢がない人は3つめをパスしてもかまいません)

 私の場合には、夢と人を幸せにすることがリンクしています。私の夢には「人を幸せにする」ことも含まれています。でもあくまでも、それは自分の幸せのためだと思っています。人を幸せにする幸せを感じることができるからです。

 「人を幸せにする」などと書くと、宗教的とか偽善的とか感じてしまう人もいると思います。単に、愛する人(好きな人、大切な人)のことを考えることだと思ってください。イヤな人のことや悩ましい問題について考えるより、ずっと気もちがいいはずです。無意識にイヤなことを考えてしまいがちな時、意識していいことを考える時間を少しでもいいから持つようにしよう、というのが幸せの呪文の目的の1つです。



7月7日(金)いい経験
 「いい経験」という考えは、生活の中で実際に役に立つことがよくあります。

 過去の事を思い出してイヤな気もちになっている時には、「いい経験と考えよう」と思うことができれば、いつまでも悩み苦しまなくてすみます。何かを学べることもあるはずです。

 現在何か問題や悩みがあっても、「これもいい経験になる」と思えれば、少しはラクになれます。プラスの面が見えてくることもあります。はじめての事や慣れない場では違和感があるものですが、それも「いい経験」にはなるはずです。

 これからの事を考える時にも、「いい経験にできるように」と考えれば、前向きな考え方ができます。何かを始めるのをためらう時も「いい経験をするつもりでやってみよう」と、トラブルや失敗を恐れずにチャレンジできます。

 私は幸せの呪文の中では「すべてのことはいい経験」と言います。「いい経験」だと思えないとしたら、それは自分がまだ未熟だから、だと考えます。
 私には「自分を育てる(幸せになる能力を向上させる)」という人生の目標があります。そのためには「すべてのことはいい経験」になるはずです。





7月8日(土)自分の幸せの呪文
 あなたも、自分の幸せの呪文を持ちませんか?

 5つのうち、どれかを抜いて3つでも4つでもかまいません。
 今、夢を持っていない人は、「夢がある」の部分を除いても問題ありません。また、「幸せに暮らせるようになる」や「自分を育てる」などを人生目標・夢として持つのもいいと思います。
 今、幸せにしたい人がいない人は、「幸せにしたい人がいる」の部分をなくしても問題ありません。また、人間関係をよくしたい相手がいるのなら、その人の幸せを祈り、人間関係をよくする方法をやってみるのもいいと思います。

 自分に合った言い方を工夫してみてください。たとえば、
 「今は幸せ」を、自分が今いちばん幸せなことを感じられる表現にする。
 「なるようになる」を、「きっと幸せになれる」など将来の幸せを信じる言葉にする。
 「夢がある」を、自分の夢が叶うことを具体的にイメージする。
 「幸せにしたい人がいる」を、「誰々を幸せにできたらいいな」のように特定の人を対象にする。

 5つの「幸せになる方法」に関係なく、自分が幸せを感じられる言葉、心が落ち着ける言葉、希望が持てる言葉、愛を感じられる言葉、大切なことを思い出せる言葉など、自分の幸せに役立つ言葉を入れたほうがいいと思います。

 少しずつ自分に合った言い方、その時期に合った言い方に変えていけばいいと思います。その時の自分に役立つ幸せの呪文をつくって実践してみてはどうかと思います。



7月9日(日)使い役立てる
 幸せの呪文を使うのは、1日に1回でも、2・3回でもいいと思います。
 通勤・通学途中の歩いている時や電車の中など、ちょっとした時間にできます。それでもそれが習慣になれば、1日に数回は幸せを感じられ、大切なことを思い出すことができます。幸せに暮らせるようになるために役立つと思います。

 悩んでいる時、困った時などに思い出して、考えるヒントとして使うこともできます。少なくとも少しはラクに考えられるようになると思います。また、考え方を根本から変えるような考えが浮かんでくることもあります。

 幸せの呪文のもう1つの効果は、自分に信じさせることだと思います。「今は幸せ」とか「なるようになる」とか「夢がある(叶いますように)」とか「人が幸せになりますように」とか「いい経験になる」とかいうことは考えることはできても、心のどこかでそれを疑ってしまうことがあるような気がします。繰り返し自分に言い聞かせることで、心の底から信じられるようになります。心理学でいう“潜在意識”にしみていく、ということでしょうか。だんだん疑いなく「今は幸せ」とか感じられるようになります。

 幸せの呪文は、方法としては簡単です。でも、それを現実に使い、役立てられるようになるとその効果は大きいと思います。また、1つ1つを拡げ・深めていくといろいろな幸せの可能性があると思います。

 とにかく自分で試してみて、自分なりにアレンジしながら、工夫してみることをおすすめします。生活の中で使い、自分の幸せに役立てることが、幸せの呪文の役割です。



7月10日(月)ご自由にどうぞ
 「幸せの呪文」について書いてきましたが、違和感や抵抗感のある人がいると思います。私でも人がこんなことを書いていたらそう感じるかもしれません。もっとも私の場合には人の言うことをそのまま鵜呑みにするのはイヤな“あまのじゃく”な性格が大きいとは思いますが。

 幸せになるための方法としては、効果があればそれでいい、と思うのですが。
 効果があるかないかは、自分で試してみるしかないと思います。

 口に出して言うわけではないので、人の目を気にすることはないと思います。
 幸せの呪文はひとり密かに使うものだと思っています。

 「幸せの呪文」のような形にこだわる必要もなく、「今は幸せ」「なるようになる」「夢がある」「幸せにしたい人がいる」「いい経験」のような考えのうちの1つでも、生活の中で使えて役に立つ時が少しでもあればいいと思います。

 などと、人を説得するような書き方をしてくると、自分でも違和感が出てきてしまうことがあります。このホームページのポリシーとしては、(時々説得口調になりますが)決して押しつけるつもりはありません。このホームページに来た人が、自分に合う幸せのヒントや方法が1つでも見つかって実際に役に立てればいいな、と願っています。
 そういう中の1つとして「幸せの呪文」を紹介しただけなので、使っても使わなくてもかまいません、どうぞご自由に。

こんなことでいいのだろうか?