3月のテーマ 「健康について」
3月は「健康」をテーマに、いろいろと考えてみたいと思います。
第1回 健康は幸せ[3/3]
第2回 健康って、どういうこと?[3/10]
第3回 心と体の関係[3/17]
第4回 健康法[3/24]
第1回 健康は幸せ
「健康は幸せ」と考えられる人は多いと思います。
でも、「自分は今健康で幸せだなぁ」と思える人は少ないと思います。
・ 健康だから得ることができる幸せがたくさんあります。
・ 病気やケガをすると、健全な生活ができなくなります。
・ 病気やケガには、痛み・苦しみ・不快などが伴います。
・ 健康に不安があると、明日の幸せが見えにくくなります。
・ 健康に問題があると、幸せになる考えと行動の妨げになります。
健康の幸せ・大切さは、失ってみないとなかなか気づくことができません。
健康には、体の健康だけでなく、心の健康もあります。心も病気になったり、傷ついたり、不調になることがあります。
心の健康は直接幸せにつながっています。体の健康に多少問題があっても、心が健康ならたくさんの幸せを感じることが可能です。心が不健康な時には、なかなか幸せを感じることはできません。
心の健康のバロメーターは、幸福感なのかもしれません。
健康は、人間の最大の幸せの1つだと思います。
第2回 健康って、どういうこと?
"健康"という言葉はみんなが知っていますが、健康ってどういうことでしょうか?
心身に調子の悪いところがないことでしょうか。心身の調子がいいことでしょうか。
健康について、いろいろな観点があると思います。
(1)何かができること、能力があること
日常生活ができる健康。特に支障がなく日常生活ができれば健康と言えるのかもしれません。体や心に部分的に問題があったとしても、ふつうに生活できるなら健康と言えるでしょう。その人なりの健康があると思います。
特別なことができる健康。仕事ができる健康、遊べる健康、スポーツができる健康、社会活動ができる健康、など。基本的な健康だけでなく、能力を持っている健康があると思います。
幸せを感じられる健康。これは主に心の健康・能力が大きいと思います。
(2)病気になりにくい強さ、苦しみにくい強さ
外部要因(環境から受けるもの・出来事など)に対する抵抗力のようなもの。負荷に耐えられる強さ。同じ条件で同じことがあっても、耐えられる人と耐えられない人がいるとしたら、そのことに関しては耐えられる人のほうが強くて健康だと言えます。
ダメージの受けにくさと回復力の早さも健康の要素だと思います。
痛みに強い人と弱い人がいます。ちょっと具合が悪いだけで大騒ぎする人も、ちょっとくらい調子が悪くてもふつうに生活できる人もいます。
心の痛み・悩みに弱い人は不幸になりやすい。心の強い人は幸せになりやすい。
(3)元気なこと、活動的なこと
特に心身に問題がなく健康と言えるが、健康的な生活をしているとは言えない人がいると思います。これは、やはり心の健康が大きいと思います。何かをやりたいと思える気もちがないと本当の健康とは言いずらいと思います。
基本的な健康を活かして幸せを感じられるように生活できることが、真の健康ではないかと思います。
第3回 心と体の関係
心と体には密接な関係があります。それは、いろいろなことからわかります。
体調が悪いと、人は不機嫌になってしまいます。
体を動かすことで気分が改善されることがあります。体操・ストレッチ、歩く(特に、自然の中)、深呼吸、等々。
体の一部を刺激することで気もちよくなることもあります。マッサージ、指圧など。
元気そうに体を動かすと、少しは元気な気分になれるように思います。
心配事のために胃かいようになる、ということはよく知られています。
心の緊張は、体の症状として表れることがあります。
ストレスは、多分に心理的なものが働いています。
イライラやストレスのために、食べすぎ・飲みすぎなどで、体調を悪くしてしまうことがあります。
「長寿の秘訣は?」と聞かれ、「クヨクヨしないこと」と答えるお年寄りを度々目にしたことがあります。
笑うと免疫力が向上する、怒ると体内に毒がつくられる、という実験結果があるといいます。
擬薬効果があることは、実験で明らかになっています。医者から薬として、副作用がなく病状に関係ない薬を渡されます。それを知らない患者は、信じて服用するために、病状が改善されることがあります。先日もあるテレビ番組で、乗物酔いの薬(擬薬)の効果があることを実験で証明していました。
「病は気から」「気の持ちよう」などとも言われます。
自分の心と体の関係を知ることは、心身の健康を保つために役立つと思います。
気分が悪い時には、ヘタに考えすぎるより、体を動かしたり・何かをするほうがいい場合があります。体操する、散歩する、入浴する、音楽を聴く、等々。
少し体調が悪い時には、ふさぎこむよりは、気もちや考え方を変えてみるのも1つの手です。
健康的な心で健康な生活をしていれば、健康をそこなうことは少ないと思います。
◇心の免疫力をアップして幸せに暮らそう!
第4回 健康法
"健康法"と名のつくものがたくさんあります。
「これが自分の健康法だ」と言えるものがあることは、いいことだと思います。「自分には役に立つ」と信じていれば、その方法はたいていは効くと思います。やったこともない・効果を感じたこともないのに信じ込んでしまうのはどうかと思います。試して、効果があることを実感しながら、確信を深めていくのが、本当の信じることだと思います。
だから、私が書いている幸せになる方法なども簡単に信じ込まずに、自分で実践してみて役に立つかどうか試してみてください。(「ハオハオ」が役に立ったというご感想がいちばん多い)
健康法って、なんのためにするのでしょうか?
健康になって、または健康を維持して、いろいろなことをするためではないでしょうか。ただ健康であっても、その健康を活かして何かをしないと、宝の持ち腐れのような気がします。
また、健康法を実施するためにムリをしたり、つらい我慢を続けるのはよくないし、長続きもしないと思います。健康に気をつかいすぎて生活を楽しめないのも、問題があります。
健康法を、楽しんでやれたり、気もちよくやれたらいいと思います。
私の健康法は、歩くこと・バスケット・気分よく生活すること・等々。
体の健康法を実践する人はいても、心の健康法を実践する人は少ないと思います。
私は、気分よく生活することを心がけています。簡単そうですが、これがうまくできる人はそうはいません。
私は心のトレーニングも時々しているつもりです。自分を育てる、幸せになる能力を向上させるなど。方法については、幸せになる方法実践講座や幸せになる能力養成講座を読んでください。
心が強くなれば、それだけ幸せに暮らせるようになると思います。
健康を活かして、幸せになることをするのが大切だと思います。
健康な生活とは、幸せな生活のことだと思います。
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