読書日記

  心の力

 『心の疲れをいやす生き方』(オリソン・マーデン)より、
 私たちが考えることや感じることには、実際に何かを作り出すすばらしい力があると同時に、たいへんな破壊力もある。私たちの心のなかに巣食う破壊的な考え、他人に対するやさしさのない考え、辛辣な気分、他人のせいで負ったと思いこんでいる心の傷、そういったものはすべて、自分自身のところへ戻ってくるブーメランなのだ。
 幸せになる考え方が幸せな行動につながり、何か幸せを作り出すことがあります。
 また、希望が力になったり、感謝の気もちが力になったり、幸福感が生きる力になったりすることもあります。
 その一方、悔しさ嫉妬寂しさなどの悪感情が(いい)力になることもあります。

 反対に、不幸になる考え方は悪感情を生むだけでなく、不幸な行動につながり、不幸を作り出すことがあります(身勝手な考え)。
 悪感情悪い気分に流されて悪い考えや行動をしてしまい、さらなる不幸を作り出すことがあります(否定的な感情の害)。
 過去に負った心の傷が不幸を作り出すこともあります。

 心(考えることや感じることや望むこと)がその人の幸不幸を左右する、ということでしょう(考え方が変われば)。
 だとしたら、できるだけ幸せになる考え方を心がけ、少しでも幸せを感じる習慣をつくれるといいのではないでしょうか。
 そして、幸せを力に、さらに幸せになれるようになると、なおいいでしょう。



   

次の日の日記

最新の日記

心の疲れをいやす生き方』オリソン・マーデン

ホームページ