読書日記
負け・失敗を力にする
PHP7月号の特集は『もうクヨクヨ悩まない――「強い自分」になるヒント』。
佐藤康光さん(将棋棋士)は、
自分にとって大きい経験は、やはり「負け」の痛みなのである。「負け」が自分を強くしてくれた。
失敗こそ力だ。自分の中に何か修正できる要素があることはありがたい。なぜなら、それがあるうちは、まだまだ強くなれるということなのだから。
負けや失敗には何かしら原因があるのでしょう。
その中から修正できる部分を見つけ、自分を改善していくことで強くなれるのでしょう。
といっても、負けや失敗には苦痛があり、それに負けてダメになってしまう人もいます。
「いい経験にしよう」というしっかりとした心構えをもつことが大事なのだと思います。
負けた悔しさをバネに頑張ることができると、なおいいのでしょう。
また、吉田沙保里さん(女子レスリング選手)は、
負けたときには冷静になって自分の足りないところを探す。それを次の試合に活かすことです。そういう意味では、客観的に自分を見ることが強さにつながるのかもしれません。
自分の敗北や失敗から自分の足りないところを見つけるためには、自分を客観的に見られる冷静さも必要なのでしょう。
そのためには、まず失敗という現実を受け入れることで、心を落ちつけられるといいでしょう。
また、大きい失敗の場合には、落ち込んだりしないような心の対策も必要かもしれません。
負けや失敗を経験しない人は、本当の強さを身につけることはできないのではないでしょうか。
自分を強くするためには、チャレンジし続けることも大事なのでしょう。