読書日記

  小さな幸福感を力に

 『新・幸福論』(五木寛之)より、
 私たちは、日常のなかで自分の好きなこと、そのことが自分にとってすごく気持ちがいいとか、自分が幸福感を感じることをもっと大事にしなくてはいけない。
 そんな小さな幸福感もまた、こんなきびしい時代に私たちの生きる力になっていくのではないかと思うのです。
 生きていくためにも、幸せになるためにも、幸福感が大事なのだと思います。
 幸せはたくさんあり(その一つのヒントが好きなもの(事・人・物))、いろんな幸福感があります(快感もその一つ)。

 幸せには、大きな幸せもあれば、中ぐらいの幸せ小さな幸せもあります。
 日常生活の中で度々幸せを感じられるようになるためには、小さな幸せを大切にできるようになることが重要でしょう。

 小さな幸せでも、その幸福感には小さくはない価値があります。
 苦しいことが多くでも、幸せを感じられる時間があれば、それが生きる力になるのです。
 意識的に「幸せを力に」と考え、さらなる幸せにつなげられるようになれると、なおいいでしょう。



   

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新・幸福論』五木寛之

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