しあわせ日記
病は気から
「病気は気のもちようで、あまり苦にやんでいると重くなりがちで、気にしないほうが軽くすむというたとえ。病気に負けず、気を強くもてということ」
病気になった時、マイナス思考は苦しみを増し、病気が治るのを遅らせることが多いようです。マイナス思考が病気を悪化させることもあるのです。
その前に、「なんで私だけが……」などと嘆いても、よけいにつらくなるだけです。
まずは、「こういうこともある」「病気になってしまったことはしかたがない」などと、現実を受け入れる(いい意味で“あきらめる”)ことで、少しでも心を落ちつけることが大事でしょう。
病気を苦にしたり、気に病んだりすることが、自分の心の中で病気を大きくしてしまいます。
病気になったことは、現実は現実として受け入れた上で、病気の回復に向かうしっかりした対応を心がけることが、第一に大事でしょう。
「病は気から」、まずは少しでも元気を出す工夫ができるといいのではないでしょうか。
身体の健康のためには、休養・栄養・運動が大切です。心の健康のためにも、休養・栄養・運動が大切だと思います。心の健康は身体の健康に影響を与えます。
心の栄養をとるためには、今を楽しみ、少しでも幸せを感じることだと思います。
心の休養のためには、できるだけ心静かな時間をもつことができるといいのではないでしょうか。
心の運動のためには、感情を好い方向に動かせるようなことができるといいでしょう。
不幸な感情は体に悪く(たとえば、怒りは毒、心配は毒)、幸せな感情は体にいい(たとえば、幸福は良薬)ようです。
病気の時でも、幸せを感じて過ごすことが、苦痛を緩和し、病気の回復を早めることにつながるのではないでしょうか。