しあわせ日記
心の運動
健康はそれ自体が幸せなだけでなく、他の多くの幸せの基礎となるものです。健康だから得られる幸せがたくさんあるのです。
健康維持に大切なのは、栄養・休養・運動の三つです。
健康は、身体の健康だけでなく、心の健康も重要です。
心の健康のためには、心の栄養・休養・運動が大切です。
ここでは、心の運動について考え直してみます。
心の運動の第一は、感情を動かすことです。
感情は長い間動かさないと、感じる能力(感受性)が低下していきます。幸せを感じることが少ない人は、だんだん幸せを感じにくくなるのです。
反対に、幸せを感じる心がけを続ければ、幸せを感じる能力を磨いていくことができます。
心の運動の第二は、希望をもつことです。希望を抱けると心の中が明るくなり、少しは元気も湧いてきます。
希望がもてないのは、希望をもとうとしていないか、希望をもつ能力が足りないからでしょう。希望をもつ能力は希望がもてる考え方を心がけることで向上させることができます。
自分の希望が見つからない人は、まず自分の望みを知ることが必要なのかもしれません。
自分の希望が明確にある人は、「○○たらいいな(ではどうしたら?)」と思えば、心に希望が湧くでしょう。
心の運動の第三は、思考を働かせることです。
物事をあまり考えない人は、だんだん思考力が低下してしまいます。
目の前の問題をよく考える時間をもつことで、思考力を維持・向上できるといいでしょう。たとえば、仕事の問題、夢や目標の問題、人間関係の問題、自分の問題、生きる上での問題など。
物事をじっくりと、問題によっては広く、あるいは深く考えるようにするといいでしょう。
自分の心を健全で強くするために、心の運動を心がけ、それが習慣になるといいのではないでしょうか。