しあわせ日記
老年的超越
昨夜のNHKテレビ『クローズアップ現代』の「“百寿者” 知られざる世界 〜幸せな長生きのすすめ〜」より、
80〜90歳代を境に、それまでの価値観が転換する「老年的超越」
加齢に伴って、幸福感が高まる。
不安や否定的な感情が薄れ、穏やかで幸せな気もちに包まれる。
できないことが増えても、できることに喜びを見出す。
多幸感(ありとあらゆることに幸せを感じている)をもつ人もいる。
幸福度の年齢による変化は、世界的にはU字カーブだそうです(年齢と幸福度)。
歳をとるにつれて幸せになっていけるのは、なぜなのでしょうか。
将来の不安や死の恐れは、高齢になると歳をとるほど薄れていくのかもしれません。
否定的な感情が減り、あまり不幸にならないようになれるのも、幸せなことです。長寿の秘訣の一つに「くよくよしない」を挙げる人はけっこういます。
穏やかな心で気分よく生活する中で、幸せを感じられるようになるのは理想的だと思います。
そのためには、日常の小さな幸せを感じられるようになることが大事でしょう。
また、ないものではなく、あるもの(できないことではなく、できること/いない人ではなく、まわりにいる人)に楽しみや喜びや幸せを見出すことが肝心なのでしょう。
不幸を数えて暮らすより
幸せを数えて暮らそう
「老年的超越」に必要なのは、生きる知恵(幸せになる知恵)でしょうか? 達観や悟りのようなものでしょうか? あきらめでしょうか?
いずれにしても、自分が生きていく中で学び、自分を育てていくことで、少しずつ幸せに暮らせるようになっていけるといいのではないでしょうか。
歳をとることは
好好