しあわせ日記

  不幸

 幸せになるためには、できるだけ不幸にならないことも大事です。
 幸不幸は考え方しだいであり、不幸のほとんどは自分が創り出している、とも考えられます。不幸を自分で創り出さないように幸せになる考え方を心がけることが大事だと思います。

 と言っても、人生には不幸な出来事は必ずあります。愛する人との別れ、失敗や挫折、天災や事故、病気、死・・・いろいろなことが起り得るのです。
 一つの不幸で人生を不幸にしてしまう人もいます。

 『苦しみは人間を強くするか、それともうち砕くかである。
  その人が自分のうちに持っている素質に応じて、どちらかになる』 ヒルティ

 不幸は悪循環になってしまうこともあります。不幸を大きく(不幸な気もちを強く、長く)しないためには、一時的な不幸な気もちをそのまま鵜呑みにしないで、うまく不幸に対処するが大事です。

 まずは現実を受け入れることからです。それによって、不幸な気もちを小さくし、立ち直る心の準備ができます。
 どんなにつらい不幸でも、今の現実からスタートするしかないのです。現実を否定しているうちは、今の現実を変えていくことはできません。
 不幸な現実を心が受け入れられると、心に希望が生まれ、前に進む気もちにもなれるでしょう。希望を目標に変えて、その達成に向けて努力を始められるといいでしょう。

 過去の不幸は、今を大切に生きることで自然に忘れられるといいでしょう。
 でも、自分にとって大きい不幸はなかなか忘れられるものではありません。
 そういうことは、時間をかけてでも不幸を幸せに変えることができるといいでしょう。

いいように考えよう

 不幸を経験することで幸せになりやすくなる人もいます。
 たとえば、無い不幸を知り、有る幸せに気づいた人、不幸でない幸せを知った人。
 不幸によって飢える経験をすることで幸せを感じやすくなる人もいます。
 また、「あの時に比べたら、今はまだマシ」と考え、不幸になりにくくなる人もいます。

すべてのことはいい経験   すべてのことは好好

 「不幸があるから幸せがある」「不幸な出来事は幸せに向かう出発点」「不幸は幸せ(の元)」などと考えられるようになるといいのではないでしょうか。



   

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