しあわせ日記
9月1日(月)7周年記念日
きょうは、「幸せのホームページ」の7周年記念日です。
いつのまにか、7年ですか。
「長かったような、短かったような」感じが、本当にします。
探してみたら、97/1/6のHPが見つかりました。
それも、「ALL」と「NEW」の2つあります。
もう1つ「幸せのホームページご案内」というページがあります。
この3つのページを合体すると、今のトップページになるんですね。
ということで、久しぶりにトップページを変更しました。(気づきませんでしたか?)
1つコーナーが増えたのです。「幸せになる考え方」ですが、まだ工事中です。
で、その工事をこの日記の中でやることにします。
明日から、「幸せになる考え方」についてまとめていこうと思います。
と、8年目が始まりましたが、ずっと続けていくつもりですので、末永いおつきあいを、よろしくお願いいたします。
本多時生
9月2日(火)幸せになる考え方
「幸せになる考え方」をまとめていこうと思います。
大きく分けて、次の4つにしようかと思っています。
1.幸せになる考え方ができるように心がける
幸せになる考え方とは?
考え方を変えれば、○○が変わる
幸せになる考え方の見つけ方
2.幸せになる考え方(/不幸になる考え方)の例
以下のような材料を分類整理する
「幸せになる考え方」
メルマガ『不幸になる考え方/幸せになる考え方』
『くよくよしない考え方』
3.重大なことに関する幸せになる考え方
「自分」についての幸せになる考え方
「人」に対する幸せになる考え方
「夢や目標」に関する幸せになる考え方
「愛(人を幸せすること)」に関する幸せになる考え方
「人生」についての幸せになる考え方
「幸せ」についての幸せになる考え方
4.幸せになる考え方の身につけ方
「考え方を変える」
「心の運転」「心の三要素」
「自分を変える」
「なりたい自分」「強くなりたい」「自分を変えることができない」
「自分を育てる」
まだどんなふうになるか、はっきりしませんが、少しずつまとめていこうと思います。
9月3日(水)幸せになる考え方とは?
「幸せになる考え方」にもいろいろあります。
生きる指針となるような「長期に渡って役立つ幸せになる考え方」もありますが、「今できる幸せになる考え方」というのもあります。
私がこのHPでよく使っている「幸せになる考え方」という言葉は、「今自分にできる(少しでも)幸せ向きに気もちを変えられる考え方」です。
これについては、メルマガ『不幸になる考え方/幸せになる考え方』の創刊号に、次のように書きました。
「不幸」にも大きい不幸から小さい不幸までいろいろあります。
このエッセイでは、ちょっとイヤな気もちになることは、小さい不幸と考えます。自分がイヤな気もちになった時に考えていたことは、「不幸になる考え方」ということです。
その反対に、自分の感情を少しでもいいほうに変えられる考え方が「幸せになる考え方」です。
不幸な時に、ガラっと幸せな気もちに変えることはそうはできないでしょう。
つらい時には、少しでもラクになれるように。沈んでいる時には、少しでも元気になれるように。絶望しそうな時には、少しでも希望がもてるように。心が少し落ちついた時には、ちょっと気分よくなれるように。できれば、幸せな気もちになれるように。
このようにできる考え方が「幸せになる考え方」ということです。
「幸せになる考え方」のポイントは、「今自分にできる」と「少しでも幸せ向きに気もちを変えられる」です。
前向きな考え方ができて心が元気になれるのなら、それに超したことはありません。
でも、誰でも前向きになれない時はあります。そんな時に、前向きな考え方をしようとしてもつらくなるだけです。
また、正しい考え方や立派な考え方ができない時もあります。これについては、『くよくよしない考え方』に次のように書きました。
くよくよしない考え方としては正しさよりも自分の気もちを大切にしたほうがいいのです。いくら正しい考え方でも、その時の自分に合った現実的なものでなければ役に立ちません。正しい考え方が、かえって自分を苦しめてしまうこともあるのです。
自分ではどうしようもないことがあります。自分にはできないこと、変えようのないこと、人のこと、社会のこと・・・。理想としてはできたほうがいい、他の(力のある)人ならできるかもしれないが、今の自分には無理なことを要求しても、ただつらい思いをするだけです。すぐにはできないことを今の自分に求めるのも同様です。
一つの(幸せになる)考え方で、急に幸せな気もちになれることは少ないでしょう。完全にイヤな気もちを解消することができないことも多いでしょう。
急に幸せになる考え方ができないからと言って、イライラしたりあきらめたりするのは、自分のためによくないでしょう。
少しでも心が落ちついたりラクになれたりすれば、それで多少のことは我慢できるでしょうし、次の幸せになる考え方もしやくなるでしょう。
前向きな考え方や正しい立派な考え方ができる時は、悩むこともないので幸せになる考え方も必要ないでしょう。
もしそういう考え方がなかなかできない時には、「今自分にできる」「少しでも幸せ向きに気もちを変えられる」幸せになる考え方を心がけることができるようになれたら、と思います。
9月4日(木)考え方が変われば
以前に、「考え方が変われば○○が変わる」というのを書きましたが、まず第一は「考え方が変われば、感じ方が変わる」ということです。
考え方を「幸せになる考え方」に変えれば、幸せ方向に感情を変えられるということです。
「考え方が変われば○○が変わる」ことは、もっといろいろあると思います。
悪い感情の時に、幸せになる考え方をすれば、心が落ちついたりラクになれたりします。
感情が回復すれば、より幸せになる考え方がしやすくなります。悪感情が強い時には幸せになる考え方(特に、前向きな考え方)をするのは難しいのです。
心が落ちつけば、希望をもつ考え方もできるようになるでしょうし、元気ややる気や勇気を出す考え方も可能でしょう。それが幸せになる行動に結びつくのではないでしょうか。
自分の思い通りにならないことがあって、落ち込んでしまったら、努力ができなくなってしまいます。それでは、さらに幸せになれなくなってしまうでしょう。
幸せになる考え方を心がけて、いい心(の姿勢)をキープできれば、努力を続けられるでしょう。それは、いい結果に結びつきやすいでしょう。
一気に、すごく幸せになる考え方をするのは難しいですが、時間をかけて幸せになる考え方を重ねていけば、少しずつ幸せになっていけるのだと思います。
現在、不幸な人は、不幸になる考え方をしているのです。不幸になる考え方がクセ・習性になっているのかもしれません。
不幸になる考え方をストップするようにし、その時にできる幸せになる考え方を心がけるようにすれば、不幸な時間が減って幸せに過ごせる時間が増えていくと思います。
9月5日(金)幸せになる考え方の身につけ方
幸せになる考え方を身につけるためには、日頃から幸せになる考え方を心がけるようにすることです。
幸せになる考え方を心がけたほうがいい時は、自分がイヤな気もちになった時です。
自分のイヤな気もちに気づいた時には、まず「不幸になる考え方(をしているのではないか)?」と自問します。
その答えは、必ず「YES」です。
続けて、「では、今の幸せになる考え方は?」と考えるように心がければ、少しずつ幸せになる考え方でできるようになれるでしょう。
自分がイヤな気もちになった時にしている考えは、必ず不幸になる考え方です。
その時には、イヤな気もちを少しでもいい方向に変えることができる幸せになる考え方が必ずあります。
イヤな気もちになるのには、それなりの原因や理由があります。
でも、「イヤな気もちを大きくしたり、続けてしまうのは、自分の(不幸になる)考え方のせいです。
このようなことをわかった上で、「(今自分にできる)幸せになる考え方は(どのようなものか)?」と考えれば、自分の心にいい効果がある幸せになる考え方が必ずあるはずです。
幸せになる考え方を身につける方法は、「不幸になる考え方? YES。では幸せになる考え方は?」だけでもいいのです。
その積み重ねで、少しずつ幸せになる考え方ができるようになれるでしょう。
9月6日(土)自分の心に効く言葉
ここでの「幸せになる考え方」の「考え方」とは、「(心の中で)言葉にできる具体的なもの」です。
ですから、いつも「○○○」と書くようにしています。
人の心(感情)は、自分が使う言葉(口に出して言うものと心の中で言うもの)によって変わります。
「○○○」と(心の中で)言うことで、少しでも心にいい影響があるのが幸せになる考え方で、悪い影響があるのが不幸になる考え方です。
言葉の使い方・言い方は人それぞれです。
自分に合った言葉のほうが、自分の心によく効きます。
生きていく中ではいろんな問題があり、それは人それぞれです。
同じような問題でもそれぞれに微妙に違いますし、その人の状況や環境や性格や心の成熟度などによって、役に立つ幸せになる考え方は違うでしょう。
ですから、自分の問題に対して、自分の心に役立つ幸せになる考え方を身につけていくことが大事です。
そのためには、自分の問題に対する自分なりの幸せのなる考え方(具体的な言葉)を工夫しながら、一つ一つ身につけていくのがいいのです。
私は、「幸せになる考え方」を指圧のツボのようなものだと考えています。
とにかく試してみて効果があったものを採用していけばいいということです。あれこれ考えるよりも、思いついたものをいろいろ試してみるのがいいのです。
このHPでは、私が効果があると思う考え方をいろいろと紹介しています。
考え方・感じ方は人それぞれですから、合わないものもあると思います。
でも、考え方のツボのような、多くの人に共通する部分もけっこうあるのではないかとも思っています。
それらをヒントや参考にして、自分なりの幸せになる考え方を見つけていただけたら、と思っています。
9月7日(日)自分の不幸になる考え方に気づく
幸せになる考え方を身につけるためには、まず、自分の不幸になる考え方に気づけるようになることが重要です。
ついつい無意識のうちに不幸になる考え方をして、長い時間イヤな気分で過ごしてしまう人が多いのです。
自分の不幸になる考え方に気づけるようになるための第一の方法は、自分の悪感情や悪い気分に気づけるようになることだと思います。
イヤな気もちになった時には、だいたい不幸になる考え方をしています。幸せになる考え方をするチャンスと考えることもできるのではないでしょうか。
自分の悪感情や悪い気分に気づけるようになるためには、日頃から「気分よく生活しよう」「幸せに暮らそう」のような生活目標をもって、それを心がけるように努力することだと思います。(これもすぐには難しいかもしれませんが)
自分の不幸になる考え方に気づけるようになるもう一つの方法は、自分の不幸になる考え方のクセを知ることです。
「私にはこういうことでくよくよするクセがある」とちゃんと自覚すれば、「あ、またこのクセだ」と気づけることが多くなります。
自分の不幸になる考え方に気づいてストップできるようになるだけも、大きな前進だと思います。さらに、幸せになる考え方を心がけるようになれれば、なおいいでしょう。
自分の不幸になる考え方に気づけないと、幸せになる考え方もできないし、心(感情)をいいほうに変えることもなかなかできません。
自分の不幸になる考え方に気づいて、幸せになる考え方を心がける習慣を身につけることができたら、と思います。
9月8日(月)目標設定
自分のイヤな気もち・不幸になる考え方に気づいた時には、幸せになる考え方を心がければいいのですが、自分の得意な幸せになる考え方が身につくまでは、なかなかうまくは幸せになる考え方ができないでしょう。
また、今までに経験したことがないような事や問題に対して、幸せになる考え方を見つけることも難しいでしょう。
幸せになる考え方を見つけるためには、まず、自分が「どうしたいか?」という目標をうまく選ぶことが重要だと思います。
目標として、まず考えられるのは「現実問題の解決」と「心の問題の解消」があると思います。
現実問題を解決できれば、心の問題も解消するのではないでしょうか。
心の問題が解消すれば、現実問題はそのまま放っておくことができるかもしれません。
目標として、「気分よく過ごそう」「幸せに暮らそう」というような生活目標と、「自分を育てよう」という人生目標も考えられたら、と思います。
気分よく過ごすためには、幸せに暮らすためには、現実問題にどう対応したらいいか、心の問題をどうしたらいいか。
自分を育てるためには、現実問題にどう取り組めばいいか、心の問題にどう取り組めばいいか。
無理な目標を設定しても自分を苦しめるだけです。
ただラクなだけの目標を設定してばかりいては、進歩がありません。
「今できる」「幸せになれる」目標をうまく設定できるようになれたら、と思います。
9月9日(火)第一ステップ
幸せになる考え方で肝心なのは、「今自分にできる」考え方を見つけることです。
頭ではわかっていても、「今はそう思えない」ということもあります。特に、悪い感情が強い時にはそうでしょう。
また、いきなり現実問題を解決できたり、心の問題を解消できたりすることはめったにないでしょう。
そこで、第一ステップとして、「心を落ちつけよう」「少しでもラクになれる考え方をしよう」というような目標をもつことをおすすめします。
第一ステップの一つの方法は、「現実を受け入れる考え方」です。
「こういうこともある」「こんな人もいる」「(今は)しかたがない」「現実は現実」というような一言でも、自分が(心の中で)言えれば少しは心が落ちつきます。
まず「受け入れる」ことを心がけてみてはどうでしょうか。
第一ステップのもう一つの方法は、「心の力を抜く」ことだと思います。
ちょっと力を抜いて、考えることができるようになれたら、と思います。
第一ステップで、少しでも心に余裕をもってから、次のステップに移るような習慣を身につけることができたら、と思います。
9月10日(水)現実問題か?心の問題か?
第一ステップで、少し心が落ちついたら、方針を決めたほうがいいでしょう。
「現実問題の解決を目指す」か、「心の問題の解消を目指す」かです。
現実問題の解決を目指すことで、前向きな気もちになれたり、希望がもてるような行動に結びついたり、望ましい方向に現実が動き出せば、心の問題も自然に解消するでしょう。もちろん現実問題が解決すれば、それがベストです。
また、現実問題の解決を目指して、努力して行きづまったら、そこから心の問題の解消を目指すこともできると思います。
心の問題の解消を目指すことで、ある程度心がいい状態になれば、現実問題は放っておいてもいいかもしれません。私は問題化しないのがいちばんだと思います。問題化しなければ、問題解決に費やす時間とパワーを自分が幸せになるために使うことができます。
また、心の問題の解消を目指して、心がいい状態になって(十分に落ちついたり、平常に戻ったり、いい気分になったりして)から、現実問題の解決を目指したほうが、いい考えができるのではないでしょうか。
こう考えると、どちらを目指してもいいような気もします。途中で方針を切り替えればいいのです。
現実問題と心の問題は、反対方向ではなく、どちらも(幸せという)いい方向に向かうのが目的です。
(この日記のつづき)
ホームページ