しあわせ日記

9月21日(土)心の三大要素
 「心」ってなんでしょうか?
 いろんなとらえ方があると思いますが、ここでは、「感情」「望み」「思考」の三要素を考えることで、幸せになるためのヒントを探してみようと思います。

 本来なら、「感情−欲望−思考」とするところだと思います。
 私的には、「気もち−望み−考え(方)」としたいところですが。
 ここの用語としては、「感情−望み−思考」とすることにします。

 先にネタばらしをしてしまうと、「感情−望み−思考」は「ハオハオ、ホープホープ、ハウハウ」に通じるのです。
 この3つをコントロールし、うまく連携することで、幸せになる心の働きにもっていこうということです。

ハオハオ (感情)  ホープホープ (望み)  ハウハウ (思考)

 物事をどう感じるか、どんな望みをもつか、どうしたらいいか(を考えること)が大事なのです。
 (ちなみに私は、3羽のフクロウの名前を「ハオ」と「ホープ」と「ハウ」と呼んでいます)

 幸せになるためには、心の三要素をどのように働かせたらいいのでしょうか?



9月22日(日)幸福感を望む (感情→望み)
 「人間(動物)は快感と苦痛に動かされている」とも言えそうです。
 快感を得るために何かをし、苦痛から逃れるために何かをしたり何かをしないようにしたりします。

 お腹がすくのも食べ物がおいしいのも、眠くなるのも寝るのが気もちいいのも、ケガや病気をすると痛いのも、健康だと気分がいいのも、ひとりだと寂しいのも人を好きになるのもセックスが気もちいいのも、・・・。
 人間&人類が存続するために必要なことは、足りないと不満などの不快感を感じ、満たす時には快感を感じるようになっています。
 神様がそう作ったのかもしれません。たぶん動物はみんな、快感を望み、不快感や苦痛を望まないようになっているのでしょう。

 人間には幸福感と不幸感というものがあります。(動物には快感と苦痛はあっても幸福感も不幸感もないと思います)
 人が幸せを望み、不幸を望まないのは当然のことです。
 自分が幸せを感じられることをし、不幸を感じることがないようにして生きるというのが、望ましい生き方ではないでしょうか。

 望みをもって生きることが大切なのだと思います。
 その望みは幸福感に結びつくものがいいと思います。
 幸せはたくさんあり、何が自分にとって幸せかは人それぞれです。自分で選べばいいのです。その基準は自分の幸福感(の予感)でいいのです。
 自分が幸せを感じられそうな望み(希望)をもつことが重要なのだと思います。
 それがうまくできずに幸せになれない人も多いような気がします。



9月23日(月)幸せへの第一歩 (望み→感情)
 自分が望んでいることが実現すると、幸せを感じられます。
 そのために自分が努力した場合には、その分喜びも大きいはずです。

 望んでいることが実現しないからと、不満を感じてしまうのは、不幸になる考え方をしているからだと思います。
 そこには、望みすぎや求めすぎがあるのかもしれません。
 かと言って、欲を無くす、望みをもたないというのはよくないと思います。望みがないというのは幸せなことではありません。

 私は、「○○たらいいな」と、いっぱい望みをもっていいと思っています。
 その望みが実現したら、(好!好!と)素直に喜び、実現しなくても「(ハオハオ、)○○たらいいな」と軽く思えばいいのです。(「ではどうしたら?」とつなげられれば、なおいいでしょう)

 望みをもつということは、自ら幸せになるための第一歩だと思うのです。
 今不幸だから望みをもてないという人は、現実を受け入れることが第一歩で、望みをもつことが第二歩だと思います。
 次の一歩は、・・・(つづく)。



9月24日(火)望み・考え・実践 (望み→思考)
 「○○たらいいな」という望みがあるのなら、次は「では、どうしたら?」と考えればいいのです。
 ただ望んでいるだけは、めったに実現しないでしょう。

 その前に、望みがないと話になりません。ただ不満を抱いていたり、不幸を嘆いたり、落ち込んだりしているだけでは幸せにはなれません。
 自分がどうしたいかという望みをもって、それに向けて努力しなければ、現状は変わらないでしょう。

 いろんな望みがあり、それを実現するための方法も様々ですから一概には言えませんが、考え続けることが大切なのは確かです。
 実現したい望みがあるのなら、「○○たらいいな。ではどうしたら?」としょっちゅう考え、その時々にできることをすればいいのです。それが望みの実現に着実に近づく方法です。

 いくら考えてもなかなかいい方法が思いつかないこともあります。
 それでも考え続けることが大切なのです。そういう時には、3Hの考え方の三段活用のような考え方が役に立つと思います。

 どれだけ望み、どれだけ考え・実践するかが、望みの実現には大事なのだと思います。
 もちろん能力にもよりますが、能力もどれだけ望み・考え・実践したかによって向上するのだと思います。望まない人、考えない人、実践しない人は、望みが実現しないし、能力も向上しません。

 と言っても、実現できそうだと思えない望みをもつのは、自分を苦しめることになるだけです。そこは考えなくてはいけません。(つづく)



9月25日(水)望みをもてる思考 (思考→望み)
 自分に合った望みをもつことが大切です。
 自分に合わない望みをもっても、つらい思いをするだけです。望みがあっても心が明るくならなかったり、どうせ実現できないと思ってしまったり、やる気もわかずに努力が続かなくなって落ち込んだりしてしまうことになります。
 ですが、望みがもてないと幸せになるための努力もできないし、当然の結果として望みが叶うこともありません。
 自分に合う望みをもてるような考え方を工夫することが大事だと思います。

 まず、その望みが叶った時を考えるとワクワク・ドキドキしたり幸せな気分になれたりして、魅力(幸せの予感)を感じられることが大切です。そのためには想像力もいると思います。想像力が足りない人は望みをもつのが難しいかもしれませんが、想像の工夫と努力を続ければ想像力も向上できます。

 次に、望みの実現の可能性を感じられることが大切です。自分が実現できないと思っていては、努力もつらいものになってしまうのではないでしょうか。悲観的な考えをしやすい人は望みをもつのが難しいでしょうが、そういう考え方のクセに気づければ考え方を変えることも可能だと思います。

 そして、望みの実現のための努力を続けられることが大切です。やる気がでない、そのことを考えられない、考えてもどうしたらいいかわからないなどで、実際に何も努力ができないようでは、いずれ挫折することになってしまうでしょう。でも、やる気を出す方法/うまくいく方法の考え方/行動力を高める方法/落ち込まない考え方などもいろいろ工夫できるはずです。

 いずれにしても、望みをもち、もち続けるためにはそれなりの思考力が必要なのだと思います。それも自分の幸福感に結びつく思考(幸せになる考え方)です。
 そういう考え方ができるようになるために努力することも大切なことだと思います。



9月26日(木)感情に流されない (感情→思考)
 感情は思考に大きな影響を与えます。

 人は感情に流されて考えていることがよくあります。
 イヤなことがあってもすぐに忘れられればいいのですが、悪い感情がおさまらないからついつい考え続けてしまい、“くよくよ”“イライラ”を続けてしまうことがあります。
 また、悪感情が悪い考えを生み、それが悪い行動に結びついてしまうこともあります。
 反対に、幸せの感情を力に次の幸せへ結びつけることも可能です。

 気分も思考に影響を与えます。
 気分が沈んでいる時には、なかなか前向きには考えられません。
 イライラしている時には、ちょっとしたことに頭にきてしまうことがあります。
 反対に、いい気分の時にはいい考えがしやすいと思います。

 悪い感情や悪い気分に流されないことが大切です。
 自分の悪い感情に気づいた時には、今考えていたことを一旦ストップして、できれば気分転換をしてから、幸せになる考え方を心がけることができたら、と思います。
 その前に悪い感情や悪い気分は、そのままに放っておかないで、早めに気分転換する(=気分よく生活する)習慣をつくれたら、と思います。



9月27日(金)まず考え方から (思考→感情)
 幸不幸は感じ方の問題が大きいのです。幸せ(の対象)があっても、幸せを感じられなければ意味がないと思います。反対に、現実はそのままでも心が幸せになれることは十分にあると思うのです。

 人が自分で心を動かせるのは「思考」です。
 考え方によって感情が変わります。
 さらに、行動を変えるのも(それによって、現実を変えるのも)、性格(多くは、考え方のクセ)を変えるのも、自分を変えるのも、生き方を変えるのも、考え方からだと思います。

 幸せになりたければ、不幸になる考え方やくよくよする考え方をしないように心がけ、幸せになる考え方ができるように心がければいいのです。
 それはそんなに急にはうまくできないでしょうが、一つ一つ、少しずつ変えていけばいいのだと思います。
 このHPでそのためのヒントを少しでも提供できたら、と思っています。

 考え方が変わればいろんなものが変わるのです。
 そのための努力をこのHP(私)と共に続けていって、みんなが幸せになっていけることを願っています。



9月28日(土)感情から行動へ (心→現実)
 心(主に考えと望み)が変われば、現実を考えることにつながります。
 そのためには行動が必要です。自分の望みを実現するための方法を考え、行動に移せばいいのです。
 ただ不満に思ったり現実を嘆いているだけでは、また、ただ考えているだけでも、現実は何も変わりません。

 何かを感じたら、何かを望み、そのためにどうしたらいいかを考え、そして動くことが大事なのです。(相田みつをさんも「動いてごらん」とおっしゃってます)
 「ハオハオ、ホープホープ、ハウハウ、ムーブムーブ」でしょうか。
 この流れを心がけ、実践できるようになると、現実が変わりやすくなるでしょう。

 どう感じ、どういう望みをもち、どうしたらいいかを考え、どう動くかが大切なのです。
 それもすべて幸せになることが目的のはずです。
 どう感じればより幸せになれるか、どういう望みをもてばより幸せになれるか、どう考えればより幸せになれるか、どう動けばより幸せになれるかということです。

 このような感情から行動までの流れが、すぐにそんなにうまくできるわけではないでしょうが、ちょっと心がけるだけでも、悩み苦しむ時間が少なくなり、けっこう行動が早くできるようになるでしょう。



9月29日(日)幸せサイクル (現実→心)
 現実を変えようと行動したあとに、それをどう心に受けとめるかも大事です。

 うまくいったら、素直に喜ぶのがいいでしょう。(思い通りにいくのは「当たり前」と思っていてはあまり喜べません)さらに、自分をほめることで少しは自信ももてるのではないでしょうか。その積み重ねが大きいのだと思います。小さな望みをいっぱいもって、一つ一つ実践していけばそれなりの自信をもつこともできるのだと思います。

 思い通りにいかないこともあります。そこで、どう考え、どう感じるかが重要です。確かに、ガッカリすることもあるでしょうが、それだけで終わらせてしまうのはよくないでしょう。
 ちょっとでもできたことを評価する、少しでも前進したことを喜ぶ、やったこと(努力や勇気など)をほめる、いい経験として何かを学ぶ、次のステップと考えるというようなことができればいいのだと思います。
 すぐに「自分はダメだ」などと考えて落ちこんでしまうのが、自分にとっていちばんよくないと思います。

 「いいことは好!好! 悪いことはハオハオ」です。さらに、
 「悪いことはハオハオ(好好なこともあるんじゃない?)
  で、どうしたい?(ホープホープ) ○○たらいいな。
  ではどうしたら?(ハウハウ→ムーブムーブ)」とつなげていけばいいのです。

 これだと相当に前向きな感じがするかもしれません。
 ところが、人生/世の中にはどうにもならないこともあります。でも、「一事が万事」ではありません。一つ悪い事があっても、他にいい事があればいいのではないでしょうか。問題を抱えていてもそれなりに幸せに暮らすことは可能だと思います。

 「悪いことはハオハオ。(これはしかたがない)
  他にも幸せはあるんじゃない?(ホープホープ) ○○たらいいな。
  ではどうしたら?(ハウハウ)」でいいのです。

 やはり、自分に合った望みをもつことが重要なのだと思います。
 悪いことがあってちょっと落ちこむことがあっても、何か望みをもって、それを目指せば、それで心が明るいほうを向けるのです。そうすれば現実が明るいほうに変わる可能性もあるのです。
 立ち止まったまま下を向いていても、心が暗くなるだけで、現実も変わらないでしょう。

 心が幸せに向かって動いていればいいのだと思います。
 「ハオハオ、ホープホープ、ハウハウ(、ムーブムーブ)」の流れとそのサイクル(循環過程)を意識できれば、心を幸せに向かって動かせることもけっこうあると思います。



9月30日(月)現実と心
 幸せになるためには、「現実」を幸せなものに変える方法と、「心(の働き)」を幸せなものに変える方法があると思います。
 幸せになるためには、「現実」と「心」のどちらが大切なのでしょうか?

 その前に、変えやすいのはどちらでしょうか?
 「現実」の中には、変えられることと変えられないことがあります。
 変えられるのなら、「現実」を変えればいいでしょう。現実が幸せなものに変われば、心も幸せに変わるはずですから。
 でも、現実を変えるためにも、心の働きが重要なことはこれまでに書いてきました。

 「現実」をそう簡単には変えられない場合には、どうしたらいいでしょうか?
 そのために、「不幸だ」「幸せになれない」などと嘆いているだけではよくないでしょう。
 すぐには現実を変えられない時にまず大事なのは、その「現実」を受け入れることだと思います。そうしないと、心が幸せのほうになかなか向かえないでしょう。

 次は、その現実を変える努力を続けるか、もしくは、その現実はそのままに他のことに幸せを求めるかです。その現実を変えることは一つの幸せになる方法でしょうが、他にも幸せになる方法はたくさんあるのです。
 ですから、その現実を変える努力を続けつつも、他の幸せを求めればいいのです。

 幸せには、すでにもっている幸せもその気になれば簡単に手に入れられる幸せもたくさんあります。それらは、「心(主に考え方)」を変えればすぐに得ることができます。それだけである程度は幸せに暮らせるようになれるでしょう。
 不幸になりやすい人には、不幸になる考え方のクセがあるのだと思います。不幸になる考え方をしないようにし、幸せになる考え方ができるようになるためには、努力と時間が必要でしょう。

 幸せになるためには、「現実」を変えることも「心」を変えることも、どちらも大切なのだと思います。
 正直言うと、現実を変えなくても心を変えれば幸せになれると思うのですが、それだけですませるためには相当に心を育てなければならないでしょう。
 やはりふつうの人は心を育てながら、自分が変えられる現実を変えていくのが良さそうです。

 でも、心が変われば、自然に行動も変わり、それによって現実も変わっていくのだと思います。
 現実を幸せなものに変えるためにも、まず心の働きを幸せなものに変えていくことが大事だと思います。
 そのために役立つと思うのが、
「ハオハオ、ホープホープ、ハウハウ(、ムーブムーブ)」という3H(+M)の考え方です。

 と言っても、この考え方がいつもスムーズにはできないでしょう。
 ハオハオ(受け入れること)に時間がかかる時も、ホープホープ(希望をもてるまで)に時間がかかることも、ハウハウ(どうしたらいいか考えるの)に時間がかかることもあります。

 私は問題を考える時によく、「まだハオハオが足りないのではないか?」「いいホープホープができていないのではないか?」「まだハウハウが足りないのではないか?」と考えることがあります。

 この考え方を実践することで、心の働きの足りない部分を足して、次のステップに進めるように心がけることで、心も現実も幸せの方向に進めるのではないかと思っています。

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