しあわせ日記

9月11日(木)現実問題の解決を目指す
 現実問題の解決を目指すのは、当たり前のことです。
 誰もがふつうに考えることです。

 現実問題の解決を目指すヒントは、「問題解決を考える」(特に、2.〜9.)をお読みください。
 また、個別の問題に関しては、「悩みのヒント」を探していただければ、と思います。(該当するものが見つからない場合には、リクエストしていただければ、できるだけ応えていきたいと思っています)

 現実問題の中には、解決できない問題もあります。
 すぐには解決できない問題、完全には解決できない問題、解決には困難や危険が伴う問題、・・・、解決が不可能な問題。
 簡単に解決できる問題なら、悩む必要もないし、(その問題に関して)このHPを読む必要もないでしょう。ですから、どうしてもこのHPでは、簡単には解決ができない問題を前提として書いてある部分が多くなっています。(それをもの足りないと思う人もたくさんいます)

 現実問題の解決を簡単にあきらめてしまうのはよくありません。
 でも、現実問題が解決しないと幸せになれないと思い込んでしまうのもよくないと思います。
 そこで、現実問題が解決していなくても、心の問題を解消することで、それなりに幸せに暮らせるようになれたら、と思います。
 それは、現実問題の解決に時間がかかる場合にも、役に立ちます。現実問題の解決を目指して努力しながらも、それなりに幸せに暮らすことができるようになれたら、と思います。



9月12日(金)心の問題の解消を目指す
 悩みや問題があっても、そのことで自分が苦しまないように、心の問題を解消できれば、現実問題はそのまま放っておいてもいい場合が多いでしょう。(問題化しない
 その分の時間とパワーを幸せになるために使うことができます。

 私たちの時間とパワーは限られています。
 それを問題解決のために使ったほうがいいか、幸せになるために使ったほうがいいかということです。
 多くの時間を、悩ましい気もちを過ごすか、幸せな気分で過ごすかとということでもあります。
 「問題を解決したい」と「幸せになりたい」のどちらを優先するかでもあります。

 もちろん、その現実問題によります。
 自分にとって重大な問題やふつうに解決できる問題なら、現実問題の解決を目指せばいいでしょう。
 でも、解決できない問題に時間とパワーを使うのはもったいないでしょう。
 また、放っておいても問題ない問題も多いでしょう。多くの問題は、時間が自然に解消してくれます。

 放っておけないのは、心(感情)の問題が大きい場合が多いのではないでしょうか。
 そういう心の問題を、幸せになる考え方を心がけることで解消できれば、多くの現実問題は放っておくことができます。
 悩みや問題があってもそれなりに幸せに暮らすことはできると思うのです。



9月13日(土)現実問題はしぼる
 すべての現実問題を問題化しないわけにはいきません。
 解決可能と思える重大な問題には、しっかりと取り組んで、解決を目指したほうがいいでしょう。
 ただし、一度にいくつもの大きい問題に取り組もうとするのはやめたほうがいいでしょう。
 実際には、「一つ一つ考える」にしても、同時に取り組める大きい問題は、せいぜい2つぐらいではないでしょうか。
 問題化する現実問題は、できるだけしぼったほうがいいでしょう。

 問題をしぼるのなら、できれば幸せになるための問題を選択できたら、と思います。せっかく努力して解決しても、不幸にならないだけではもったいないのではないでしょうか。
 幸せになるための問題には、夢や目標の達成のようなものや、人を幸せにするようなものであれば、望ましいと思います。

 もう一つの観点は、「自分を育てる」ということです。
 その問題に取り組むことによって、自分が成長できて、将来に幸せに暮らすために役立てばいいのではないでしょうか。

 問題化しない(この問題には今は取り組まない)問題については、できるだけ考えないようにし、悩み苦しまないようにすることが大切です。それも心の問題の一つです。

 たとえば、人間関係が悪い相手がいたとしても、それを問題化して関係を良くしようと努力するか、それよりも自分の夢や目標の達成に向けて努力するか、自分の大切な人と幸せに過ごすために努力するか、と考えるとどうでしょうか。
 他に大きい問題がなければ、この中の2つの努力はできるかもしれません。でも、本当は一つのことに集中できたほうがいいのではないでしょうか。3つを欲張るのは、いい結果にならないのではないでしょうか。

 人それぞれに様々な問題があるので、一概には言えませんが、自分が幸せになれる大きい現実問題をしぼって選択して、努力したほうがいいのではないでしょうか。
 少なくとも、すぐに解決できない現実問題があるからと言って、その問題に悩んでしまって幸せに暮らせなくなってしまうようではよくないでしょう。



9月14日(日)現実対応+心の対策
 現実問題の解決を目指しても、完全に解決することはなかなかできないことが多いでしょう。
 現実問題がある程度改善したら、それで良しとし、あとは自分の心の問題として、あまり苦しまないように心がけることで済ませることができたら、と思います。
 完全解決を求めると。それができない自分にイライラしたり、自分を責めたりして、自分を苦しめることにもなってしまいます。

 ひどい状況が少しでも改善されれば、良しとする。
 自分が受ける被害が少しでも減れば、良しとする。
 できないことがそれなりにできるようになれば、良しとする。

 現実問題は、耐えられるぐらいになればいい。多少の我慢も必要なのではないでしょうか。
 現実問題の解決と心の問題の解消の併用によって、それなりに幸せに暮らせるようになればいいのでしょう。
 現実対応と心の対策によって、現実問題がある程度残ったままでも放っておき、できた時間を自分が幸せになるために使えるようになれれば、と思います。

 心の能力が高まれば、それだけ現実対応はしなくてすむようになれ、それだけ自分がやりたいことができ、幸せに暮らせるようになれるのだと思います。



9月15日(月)生活を大切に
 現実問題を解決して心の問題も消滅するのがいちばんですが、そうできない問題だから悩んでしまうのでしょう。
 「現実問題が解決しない限り、不幸が続く(幸せになれない)」と思い込んでいたら、なかなか幸せにはなれないでしょう。
 現実問題はたいていあるでしょうし、なかなか解決できない問題もあるし、解決が不可能な問題もあります。

 一つの悩みや問題が、生活全体に悪影響を与えないようにすることが大切だと思います。
 生きる上での問題は、長時間考えれば解決するというものは少ないでしょう。
 一日の多くの時間を悩み苦しんでいては、とても幸せには暮らせません。
 心の苦痛が続くと、心身にダメージを与え、さらに生活に悪影響を与えてしまうこともあります。
 また、悪い感情のままで考えると、悪い考えをしやすくなり、悪い行動をしてしまったりして問題解決が余計に難しくなってしまうことにもなりかねません。

 悩みや問題があってもそれなりに幸せに暮らせるように心がけることが大切だと思います。
 解決できない問題は慢性的な問題としてうまくつきあうことを心がけたほうがいいでしょう。
 また、悩みがある時ほど、生活の中に幸せを感じる時間をもつことが必要なのではないでしょうか。
 そのようなために、幸せになる考え方を心がけて生活することが大事なのだと思います。



9月16日(火)分類・整理
 幸せになる考え方はたくさんあります。
 いろんな幸せになる考え方があります。
 このHPの中には、(「○○○」という)幸せになる考え方がいろんな所に書いてあります。
 それらをうまく分類・整理していくというのが、大きな課題です。

 幸せになる考え方はたくさんありますが、すべてを覚える必要はありません。
 自分の問題に役立つ幸せになる考え方を見つけていただけたら、と思います。
 また、実際に使わなければ幸せになる考え方は身につきません。
 そういう意味で、問題によって分類するという方法が一つ考えられます。

 幸せになる考え方には、いろんな種類があります。
 ラクになれる考え方、受け入れる考え方、不幸になる考え方をストップする考え方、問題化しない考え方、問題解決のための考え方、希望をもつ考え方、いいことを始める考え方、・・・。
 このような、幸せになる考え方の類型による分類も考えられます。

 ということで、分類を考えながら、幸せになる考え方を考え直して、できればうまく整理していく方法を見つけられたら、と思っています。



9月17日(水)問題による分類
 「幸せになる考え方」の分類を考える上で、今までの分類を見直します。

 「生きるヒント」では次の6つに分類しています。
 「人生・生き方」「人間関係」「仕事」「夢・目標」「自分とのつきあい」「幸せになるためには」

 『くよくよしない考え方』の1〜8章は、次のとおりです。
  1章 小さいことでくよくよしないために
  2章 人のことでイライラしないために
  3章 決断に迷ってくよくよしないために
  4章 過ぎたことでくよくよしないために
  5章 まだ先のことでくよくよしないために
  6章 人間関係でくよくよしないために
  7章 自分のことでくよくよしないために
  8章 生きることにくよくよしないために

 ということで、問題による分類としては、
「人間関係の問題」「仕事の問題」「夢・目標の問題」「自分の問題」「生き方の問題」
 のような分類ができます。
 それぞれに細分が必要かもしれません。(特に、人間関係、自分の問題)

「現在の問題」「過去の問題」「将来の問題」
 という分類もあります。
「小さい問題」「大きい問題」
 という分類もあります。

 このような分類を組み合わせると、いいのかもしれません。
 たとえば、「人間関係」の「過去」の「大きい」問題とか、
 「人間関係」の「現在」の「小さい」問題とか、
 「夢や目標」の「将来」の「大きい」問題とか、
 「自分」の「現在」の「大きい」問題とか、・・・

 さらに、他の分類を考えてから、組み合わせとそのアクセス・参照のしかたも考えてみようと思います。



9月18日(木)考え方による分類
 (幸せになる)考え方による分類を考えてみました。

・受け入れる考え方
「こういうこともある」「こういう時もある」「しかたがない」
「こんな人もいる」「この人はこういう人」
「このままでもいい」「まぁいいか」「(今は/ここは)そのままでいいよ」

・不幸になる考え方に気づく考え方
「1年たったら忘れてしまうこと?」「本当? 絶対?」
「本当に大切なのは?」「なんになる?」「言い訳にしていない?」
「不幸になる考え方(をしていないか)?」

・不幸になる考え方のクセを自覚する考え方
「私には、こういう悪い考え方のクセがある」「私には、こういう時にくよくよするクセがある」

・不幸になる考え方から抜け出す考え方
「そうじゃない(間違った/悪い/不幸になる考え方)かもしれない」
「比較は不幸になる考え方」「またこのクセだ」
「こんなことで“くよくよ”“イライラ”するのはもったいない」
「こんな人のためにイライラするのは損だ」
「きのうのことでくよくよしているヒマはない」「今を大切にしよう」
「こんなことを考えるより、やりたいことがあるのではないか?」
「(こんなことを考えてしまうのは、悪い)気分のせい」
「相手の問題」「傷つくのは相手の思うツボ」「そんな自分にはなりたくない」
「(今できる)幸せになる考え方は?」

・不幸になる考え方をストップする考え方
「考え方の悪いクセは気づいてストップすればいい」
「考えてもしかたがないことを考えるのはやめよう」
「いっしょにいない時にはイヤな人のことを考えるのはやめよう」
「余計なことを考えるのはよそう」
「あとで考えよう」「今だけは」「堂々巡りはやめよう」「不幸になる考え方はストップしよう」

・いいことを始める考え方
「悪い気分に気づいたら、何かいいことを始めよう」
「過ぎたことを忘れるために、何かいいことを始めよう」
「いいことをしよう」「とにかくやってみよう」「(少しでも)幸せになれることをしよう」
「気分を変えよう」「気分転換をしよう」「不安は注意信号

・今後の方針となる考え方
「不幸を数えて暮らすより、幸せを数えて暮らそう」
「問題化しないのがいちばん」「誠実がいちばん」「これからどうするかがいちばん大事」
「それなりにつきあえばいい」「まともに相手をするのはよそう」
人は人、自分は自分」「ひとり相撲はやめよう」
「やりたいことをやるために、ことわろう」「カゲ口は黙殺すればいい」
「今自分にできるやりたいことを探して、とりあえず一つやってみよう」「やれるように考えよう」
「小さな出会いを大切に、育てよう」「今を大切にしよう」
「柳に風流のしなやかな強さを身につけよう」「自分を育てよう」

・前向きな考え方
「いい経験にしよう」「いい経験をするつもりでやってみよう」「(イヤな人は)いい練習相手」
「○○たらいいな。ではどうしたら?」「まず自分から」「このぐらいは大丈夫」「くるならこい」

・覚悟する考え方/割り切った考え方
「なるようになる」「その時はその時」「明日があるさ」「一時の事」「××は覚悟しよう」

・問題解決のための考え方
「現実は現実。○○たらいいな。ではどうしたら?」
「一つ一つ考えよう」「それはそれ、これはこれ」「休み休み考えよう」

・選択・決断のための考え方
「○○もよし、□□もよし」「堂々巡りはやめよう」「選択がすべてではない」

 分類名のつけ方、個々の分類など、けっこう難しいですね。
 「ラクになれる考え方」「今を大切にする考え方」などの分類はうまくできませんでした。

 このような分類のしかたが実際に役に立つかどうかは、幸せになる考え方の身につけ方をもっと考えてから判断することにします。



9月19日(金)幸せになる考え方の流れ
 幸せになる考え方の流れは、ざっとこんな感じでしょうか。

 イヤな感じがした時には、まず受け入れる考え方をし、少しでも心を落ちつかせる。
 できる時には、(「まぁいいか」などと)そのまま受け流して終わりにする。

 気もちがおさまらない時には、不幸になる考え方に気づく考え方をする。
 それが自分のクセだと気づいた時には、不幸になる考え方のクセを自覚する考え方をする。
 不幸になる考え方から抜け出す考え方を心がける。

 問題化しない場合や今を大切にする場合には、不幸になる考え方をストップする考え方をし、できればいいことを始める考え方をする。

 今後の方針となる考え方前向きな考え方覚悟する考え方/割り切った考え方などを心がける。

 重大な問題については、問題解決のための考え方選択・決断のための考え方などを心がける。

 幸せになる考え方の流れは、その問題によっても違うでしょうし、その人によっても違うと思います。各問題に対して、自分なりの役に立つ幸せになる考え方を工夫すればいいのだと思います。
 それが自分の生活の中で自然にできるように身につけていければ、と思います。
 そのために役立つ、「幸せになる考え方のコーナー」を作っていきたいと思っています。



9月20日(土)私の幸せになる考え方
 幸せになる考え方について、私はこんなふうに思っています。
 イヤな気もちになるのは、自分が不幸になる考え方をしているから。
 幸せになる考え方をすれば、少なくとも今よりは気もちをいいほうに変えることができる。
 探し続ければ、役に立つ幸せになる考え方は、きっと見つかる。

 すぐにできないのは、まだ自分が未熟だ(幸せになる(考え方の)能力が足りない)から。
 自分を育てて(幸せになる(考え方の)能力を向上させて)いけば、少しずつ幸せに暮らせるようになれる。
 私の場合、イヤな気もちになった時は、幸せになる考え方を見つけるチャンスでもあります。そういう時に、心に効く言葉が見つかれば、大きな収穫です。
 最近は、イヤな気もちになることが少ないので、新しい幸せになる考え方を見つけることが少なくなっています。
 その理由の一つは、すでにたくさんの幸せになる考え方を身につけていること。中でも「ハオハオ」は強力です。
 もう一つの理由は、イヤなことが起こるような生活環境にいないことでしょうか。

 私は長年、幸せになる考え方を心がけてきました。幸せになる考え方を心がけることが習慣になっています。
 自分なりの幸せになる考え方が少しずつ身についてきました。それだけ、幸せに暮らせるようになってきました。
 これからも幸せになる考え方を見つけて、身につけていきたいと思っています。

 また、それらの幸せになる考え方をこのHPなどで紹介するとともに、読者の方が幸せになる考え方を身につけていくための方法も提案できたら、と思っています。

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