しあわせ日記

9月21日(日)秋の楽しみ
 今年はまだ残暑が続いていますが、秋の気配は十分に感じられるようになりました。
 今までに、「冬の楽しみ」「春の楽しみ」「夏の楽しみ」と書きましたので、最後に「秋の楽しみ」も考えてみたいと思います。

 「秋」は、いい季節ですよね。
 秋がいちばん好き、という人も多いのではないでしょうか。

 「秋」と言えば、食欲の秋、芸術の秋、行楽の秋、スポーツの秋、読書の秋、・・・と楽しみもいろいろとありそうです。

 日本には四季があります。その時々の季節を楽しめるようになれたら、より幸せに暮らせるようになれるのではないでしょうか。



9月22日(月)秋の星座
 「冬の星座」「春の星座」「夏の星座」にひき続き、「秋の星座」も覚えて楽しみたいと思います。

 ということで、まず「秋に見られる星座」(ぐんま天文台)を見ますと、・・・。
 とりあえずは、秋の四辺形(ペガスス座)を見つけることにしましょう。北極星とカシオペア座との位置関係で簡単に見つけられそうです。
 ペガスス座のまわりのアンドロメダ座、くじら座、みずがめ座まで覚えれば、秋の星座もマスターという感じでしょうか。

 秋の夜と言えば、「中秋の名月(十五夜)」もありますが、今年は9月11日でした。
 また、今年は「火星大接近」で、9月9日には「月と火星」が並んで見えました。

 今年は梅雨の時期からずっと晴れの日が少ないのですが、星空を見ながら秋の夜の散歩を楽しめたらいいな、と思います。



9月23日(火)秋の食べ物
 「秋の食べ物」は、いろいろありますね。
 「食欲の秋」「天高く馬肥ゆる秋」ですから。

 まずは、「秋刀魚(サンマ)」でしょうか。サンマと言えば、そのまま焼いて、しょう油をかけて食べるに限るでしょう。やっぱり、大根おろしがほしいですね。

 果物なら、イメージとしては「柿」ですが、「栗」もいいですね。「栗ご飯」なんかもいいですね。
 野菜は、おイモ(さつまいも)でしょうか。焼きイモは冬の感じもしますから、「ふかしイモ」のほうが秋らしいかもしれません。
 秋はキノコの季節ですね。代表は「松茸」ですか。(私はそれほど好きではありませんが)
 秋の食べ物として、「銀杏(ぎんなん)」も入れておきたいですね。お酒のつまみにいいです。

 他にも各分野でいろいろありますが、とりあえず代表的な秋の食べ物だけをあげてみました。
 秋の味覚と出会えた時には、しっかりと味わいたいと思います。



9月24日(水)秋の花
 「春の花」もいいですが、「秋の花」もいいですね。

 秋の花と言えば、「秋桜(コスモス)」と「」を思い出します。
 コスモスは私がいちばん好きな花です。(実は、コスモスなんです→)
 「彼岸花=曼珠沙華(マンジュシャゲ)」も今の季節でしょう。(お彼岸ですから)

 「金木犀(きんもくせい)」は、香りがいいですね。

 野の花では、花らしくはないですが、「すすき」と「セイタカアワダチソウ」(よく見かける雑草)ですね。

 最近は、散歩をしていると、花をたくさん見かけます。
 庭に植えたものよりも、鉢植えの花のほうが多いのではないでしょうか。
 また、道路わきに(たぶん自治体が)植えてある花もけっこうあります。

 花を楽しめる、心のゆとりをもって生活できたら、と思います。



9月25日(木)秋の虫
 秋ならではと言えば、「虫の声」ですね。
 (他には、夏の「セミの声」ぐらい?)

 ということで、とりあえずは「虫の声」の歌から。

 ♪あれ松虫が、鳴いている
ちんちろちんちろ、ちんちろりん
あれ鈴虫も、鳴きだした
りんりんりんりん、りいんりん
秋の夜長を、鳴き通す
ああおもしろい、虫のこえ

 ♪きりきりきりきり、きりぎりす
がちゃがちゃがちゃがちゃ、くつわ虫
あとから馬おい、おいついて
ちょんちょんちょんちょん、すいっちょん
秋の夜長を、鳴き通す
ああおもしろい、虫のこえ 

 最近よく聞くのは、「スズムシ」と「コオロギ」ですね。
 「クツワムシ」と「スイッチョ(ン)[=ウマオイムシ]」は、昔はけっこういました。
 「キリギリス」って、“キリキリキリキリ”なんて鳴きましたっけ?
 “ちんちろりん”と鳴く「マツムシ」は記憶にないですね。
  (「マツモムシ」は水の中にいるヤツですね)

 ところで、「バッタ」は鳴くんでしたっけ?

 「秋の鳥」も調べたのですが、これという秋の鳥が見つかりませんでした。
 渡り鳥は、夏に来るか、冬に来ますし。
 「春告鳥(うぐいす)」はいますが、「秋告鳥」はいませんし。

 「耳をすませば」聞こえてくるものがあります。
 時には、耳をすませて、ふだん気づかなかった出会いを楽しんでみるのもいいのではないでしょうか。



9月26日(金)紅葉
 「行楽の秋」は、どこへ行ってもいい季節なのでしょうが、“秋ならでは”は「紅葉」でしょう。
 ということで、きょうは「紅葉(もみじ)」(作詞・高野辰之)の歌から。

 ♪秋の夕日に照る山紅葉、
濃いも薄いも数ある中に、
松をいろどる楓や蔦は、
山のふもとの裾模様。

♪渓(たに)の流れに散り浮く紅葉、
波にゆられて離れて寄って、
赤や黄色の色様々に、
水の上にも織る錦。 

 「楓(かえで)」というのは、落葉樹の総称だそうです。カエデ科の植物はあります。
 代表的なのは、「イロハモミジ」です。

 「♪蔦のからまるチャペルで・・・」ということで、
 「蔦(つた)」はブドウ科で蔓(つる)の植物です。

 私が紅葉で思い出すのは、「ななかまど」ですね。

 紅葉の美しい写真があるページがありました。「紅葉写真館」さんと「平林寺」さんです。
 全国の紅葉スポットについては、「全国紅葉名所カタログ」などはいかがでしょうか。

 きれいな紅葉を見ると、「秋だなぁ(好好)」と思います。



9月27日(土)文化の秋?
 「読書の秋」「芸術の秋」「文化の秋」などと言われますが、なぜなのでしょうか?
 読書も芸術も文化も、季節は関係なさそうですが。

 私は本を読むのが好きですが、近頃はだいぶ量が減っています。
 最近は、童話もしくはそれらしきものばかりですね。読んだのは、『青い鳥』(メーテルリンク)、『アンデルセン童話』、『銀河鉄道の夜』他(宮沢賢治)、『走れメロス』(太宰治)、『我利馬の船出』(灰谷健次郎)、『高丘親王航海記』(澁澤龍彦)、『イリュージョン』(リチャード・バック)、『アルケミスト』(パウロ・コエーリョ)、『チーズはどこへ消えた?』(スペンサー・ジョンソン)と書くと、けっこう読んでますね。

 「♪秋の日の 図書館の ノートとインクの匂い」
 そう言えば最近、図書館に行ってないですね。

 「芸術」と言えるような趣味はないですが、しいて言えば「音楽鑑賞」でしょうか。
 と言っても、CDはほとんど増えてません。
 BGMは、やはりクラシックですね。それも、「田園」とか「四季」とかモーツアルトとか、ごくスタンダードなものが多いです。
 あとは、リラクゼーション音楽?でしょうか。「feel」「image」「pure」「flow」など。

 「文化の秋」と言われるのは、11月3日に「文化の日」があるから?
 では、なんで「文化」の日?
 もともと、11月3日は「明治節(=明治天皇の誕生日)」。
 「明治」と言えば「文明開化」、略して「文化」ということらしいです。

 実は、暑くもなく、寒くもなく、何をやるにもいい季節なので、特にシーズンがないものは、「秋にしちゃえ」ということだったりして。
 それだけ「秋」はいい季節ということなのでしょう。
「むかしから秋はいちばんからだもこころもひきしまって、勉強のできる時だといってあるのです」『風の又三郎』(宮沢賢治)より、先生のセリフ。


9月28日(日)スポーツの秋
 「スポーツの秋」というのは、「体育の日」(10月の第2月曜)があるからでしょうか?
 「体育の日」はもともとは10月10日でした。10月10日は東京オリンピックの開会式の日だったからですね。

 「運動会」や「体育祭」は、昔から秋だったのでしょうか。
 最近では、「運動会」「体育祭」を春にやる学校も増えているそうですが。

 「スポーツ」と言ってもいろいろあり、その目的も違うと思います。
 たとえば、競技スポーツかレジャースポーツか。それは、勝敗重視か楽しみ重視かとも言えるかもしれません。
 たとえば、身体の健康のためか心の健康のためか。
 たとえば、鍛えるかほぐすか。スポーツは鍛えるだけでなく、身体のコリをほぐしたり、ストレス発散やリラクゼーションのような心をほぐすこともあります。
 もちろん、これらの両方を兼ねてということもあるでしょう。

 スポーツは「習慣」だと思います。
 習慣がある人はやるし、ない人はやらない。でも、やっていた人がやらなくなることもあるし、やらなかった人がやり始めることもあります。

 ちなみに、私は中学の時から現在までずっとバスケットボールをやっています。いつまでできるかわかりませんが、できるだけ続けていきたいと思っています。

 「スポーツ」は、心身の健康のためにとてもいいことだと思います。
 心身の健康は、幸せに暮らすためにはとても大事なことです。
 歩くことや体操のような運動でも何でもいいと思います。心身の健康にいい、自分に合った運動の習慣をもつことをおすすめしたいと思います。



9月29日(月)祭り
 お祭りのシーズンは夏かなぁ、という気もするのですが、「秋祭り」も多いのではないでしょうか。
 「日本の祭りリンク集」とかを見ると、一年中日本のどこかで祭りがあるようです。

 「文化祭」や「学園祭」はやはり秋が多いのでしょう。

 祭りには、いろんな関わり方があります。
 たとえば、見て楽しむ、参加してのって楽しむ、つくって盛り上げて楽しむ。

 「人生は祭り」という言葉を思い出しました。
 Googleで検索してみると、231件も出てきました。
 その10番めぐらいに、「「29歳のクリスマス」のお言葉」のページがありました。
「人生は祭りなんだよ」(長掘)
「一生、祭りをしているわけにはいかないの」(典子)
 世の中には「祭り」のために生きているような人もいます。
 「祭り」は「晴れの日」です。「“ハレ”の日と“ケ”の日」という考え方があります。ハレの日は特別な日で、ケの日はふだんの日です。

 特別の日にはそれを大いに楽しんで幸せな日を過ごし、ふだんの日はそこそこ幸せに過ごせたら、いいのでしょう。悪い日もそれなりに過ごす、というのも加えておきましょうか。

 ケの日だけでは、ちょっと物足りない(寂しい?)ような気がします。
 たまには、晴れの日に参加したり、晴れの日をつくれるように努力できたら、と思います。



9月30日(火)ちいさい秋みつけた
 秋晴れの日は、清々しくていいですね。
 本当にいい季節だなぁ、と思います。

 秋の楽しみについて書いてきましたが、ちょうどネタ切れのようですので、
 最後は、「ちいさい秋みつけた」(サトウハチロー作詞)の歌で。

 ♪ 誰かさんが 誰かさんが 誰かさんが みつけた
ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋 みつけた
めかくし鬼さん 手のなる方へ
すましたお耳に かすかにしみた
よんでる口笛 もずの声
ちいさい秋 ちいさい秋 ちいさい秋 みつけた 

 たとえ小さくとも、季節の楽しみをたくさん見つけて暮らせるようになれたら、と思います。

耳をすましてごらん 何かが聞こえてくるよ
目を凝らしてごらん よく見えてくるよ
味わって食べてごらん 豊かな味がするよ

心をすましてごらん 幸せに気づけるよ
心を凝らしてごらん 幸せがよくわかるよ
心で味わってごらん 幸せが豊かに感じられるよ


   

この日記のつづき

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